プリティサミー

2013年03月15日 12:38

 3月9日の備忘録。

 バンダイチャンネルの動画配信の契約をしているのに、ほとんどなにも観ていないので体調も良くないし、魔女っ娘ものでも観て憂さを晴らそうと考える。

 そこで観たのが、テレビ版の「魔法少女プリティ・サミー」であった。実は、生放送はちょうど、わたしが本務大学に赴任した前後なのでまったく観ていない。ただし、ゼミ生とカラオケに行くとき、アニソン大会をやっていたので負けず嫌いのわたしは番組の本編を観ないでOPとEDだけ観たり、ビデオやDVDを借りていたのでその存在は知っていた。たまたま、「プリティ・サミー」はビデオで「第23話 破壊の女神」収録の巻を入手して観ていたら、最終巻に「第24話 月は地獄だ」~「最終話」が収録されているらしいので観たいと思ったのであるが、これは手に入らなかった。そもそも、「月は地獄だ!」はジョン・W・キャンベルjr『月は地獄だ!』のパクリである。前にも書き込んだように、わたしはSFファンなので、こちらの方から第24話をもった(そもそも、数か月前に話題にした「遊星からの物体X」はキャンベルの『影が行く』が原作)。

 大学入学のために上京した時に、神保町の古本街でハヤカワのビニールカバー付のSF文庫をかなり収集したものである。また、その当時はサンリオSF文庫も発刊されSFファンには忘れがたい時期でもあった。高校時代の親友のN君は、「ペーリー・ローダン」シリーズを100冊まで読破したところであった。

 ともかく、第23話から最終話まで観て1日を潰す。

 ま~、この作品自体が「天地無用」のスピンオフ作品だからパロディー満載と言えるのだが、このような作品は近年少なくなってきたように思える。マンガか、ライト・ノベル原作の焼き直しが多いし、13話で終わらない長期放送は間延びして面白くない回が入ってくるので外国のジャパニメーションのファンも辟易しているようである。

 ピクシー・ミサがジュリ扇を持っているのが、バブル時代の余韻を表わし時代背景を髣髴している。

 

  VGにも、結城綾子というジュリ扇使いがいたな~。ちなみに、ジュリ扇とはジュリアナ東京のお立ち台で踊っていた御姉さんたちが振っていた扇子のことです。

 

 本日も体調が回復しないのでここまでということで。