6月26日の備忘録。
午後2時40分から、法学演習の講義を開始する。
指定テキスト『カール・シュミット入門講義』の輪読で、今日はP.109-116まで読み進む。ペースはゆっくりだが、丹念に読解していこうと考えている。今日の問題は、「二項対立」の脱構築と「高次の第三者」およびスピノザとバークリーの思想読解である。ハッキリ言って、バークリーは原文で読んだ著作が一作もないので、<「存在しているこことEsse」は、私が「知覚するpercepi」と同じことである>という理解は十分ではない。ま~、知覚されるのは「観念」だから、バークリーが経験の蓄積によって形成された「観念」をわれわれが受