また月曜日か
1月27日(月曜日)
中野雅紀です。今日の朝、羽鳥真一のモーニングショーで山口真由氏が途中退出しました。どうやら、東京大学院の博士論文の口述試験のためらしいとの噂です。なにか、自分の2年前の京都大学院の博士論文試験ことを思い出します。わたしの場合、半年博士論文の提出を遅らしたのですが、1月の期日に完全原稿を提出していたとしても、口述試験は1月下旬だったと思われます。言い訳臭いですが、もしそうであれば本務校職務の関係でやはり口述試験は受けられなかったと思われ、提出した博士論文は一旦差し戻ししなければならなかったでしょう。これを書いている時点では、山口さんの口述試験はとっくに終わっているので、がんばれ、と言っても何の応援にもなりませんが、学位授与の問題なので感慨深いものがある(まー、それよりも前に才女である彼女に「頑張れ」と言えば、ジミー大西ではないが「お前も頑張れよ」と同じことになるでしょう)。
大学院を出てから一定程度時間が経過し、指導教授が退職してしまうと、母校であっても博士号の取得はなにかと難しいと思います。これは、博士号取得後に見つけたのですが、赤穂昭太郎博士のブログは非常に参考になると思います(学位取得(論文博士)への遠くて近き道のりhttps://staff.aist.go.jp/s.akaho/thesis/howto.html)。この赤穂氏のブログをもう少しはやく見つていればと言うほど、参考になるブログです。もちろん、今から30年前と現在を単純に比較することは出来ませんが、理系と異なり課程博士がほとんどいなかった昔とは違い、今日は課程博士を院に在籍中にとることが良いと思います。しかし、わたしのように四半世紀前に博士課程を満期退学をした場合には、システマティクにプロセスを追って学位取得までの指導をしてくれる社会人博士課程を、本務校が許す範囲で利用するのをお勧めします。少なくとも、予備審査→論文提出→本審査→本審査以後学位授与までの連絡と指導を大学側が連絡し、それに応じればいいのですから、わたしには合っていました。
五限目の「法学概論」で、以下の試験問題の課題の候補をプリントして受講生に配布。
法学概論課題集
課題1
三権分立(権力分立)が基本的人権(人権)の保障に資する、と言われている意味を説明してください。
課題2
司法権の独立と裁判官の独立は必ずしも同じものではないことを、大津事件を参考にして説明してください。
課題3
授業中に配布してみんなで議論してもらった私人間効力の二つの判例(修徳学園バイク退学事件)を素材にして、どうしてAくんは勝訴し、A子さんは敗訴したのかを論じなさい。そして、裁判の勝敗にとって何が重要なのかを説明してください。
課題4
法曹一元制のメリットとデメリットを日米の司法制度の比較を考慮した上で論じなさい。
10時35分から11時20分まで、りらくるでもみほぐし45分をしてもらう。
18時25分、北のしまだで日替わり定食 935円を食べる。