アべンジャーズは面白いのか
5月4日(金曜日)
中野雅紀です。今日は、駅前の映画館で4DXの「アベンジャーズ インフィニティー・ウォー」を観てきました。こうなったら、レオパルドンを出してほしい、と切に思います。そもそも、レオパルドンは宇宙人からの贈り物の設定であり、タイタンに行くぐらいは可能でしょう。また、東映版のスパイダーマンは、スタン・リー公認で、マーベル・コミックには出てくるのだから(スタン・リーのカメオ出演は簡単に確認できました)。ちょうど都合のいいことに、今回、終盤、ピーター・パーカーのスパイダーマンは消滅したので、そのかわりに山城拓也がアヴェンジャーズにスカウトされればよいのではないか。いずれにせよ、スター・ロードの所為で地球人類の半分がジェノサイドされてしまった。こいつが自分の色恋沙汰で邪魔しなければ、サノスの腕輪はとれたはずなのに。このような話の作りは、アメリカ映画の嫌いなところです。しかし、ゴールデン・ウィークには映画は1本しか観れなかったなー。
*やたらと、「誰の命も同じ」とアベンジャーズたちは言うけれども、結論的に彼らの数人のために、人類の半分が消されてしまいました。たしかに、集団のために、個人が犠牲になれ、という全体主義的な発想はおかしいけれど、これはひどすぎる。昔(わたしが幼稚園児)、ガメラの映画で宇宙人が少年を誘拐し、人類に降伏せよと言ったときに、地球防衛軍の長官が「人一人の命は地球より重い」といって降伏するのと同じぐらい、それはないだろうと思いました。その点で、「スタートレック2 カーンの逆襲」でミスター・スポックのとった選択の方が、ハード・ケースでとるべき態度であると思います。