ウェブサイト開設

2012年12月02日 03:56

本日新しいウェブサイトを開設しました。

 これで都合3回目のホームページの開設です。

 まず、最初に本務大学でエッセーと講義用レジュメ『国法学講義ノート』(ダウンロード)をメインにしたHPを作製しました。これは、なかなか好評を博したようです。というよりも、法学部のない本務大学の学生には受けずに、他の大学で法学部の教員・学生に結構、面白いと評価されていました。実際、わたしは2005年度に文部科学省内地留学制度で慶應義塾大学で訪問教官としてひさびさに教師としてではなく、学生として研究に打ち込むことができたのですが、慶應の学生はわたしの名前をこの『国法学講義ノート』で知っていたようでした。しかし、このHPはエッセーや『国法学講義ノート』の分量が200頁を超え、他の教官の記述とのバランスが悪いとの理由で5年間で閉鎖されてしまい、現在、本務大学のHPは昨年、リニューアルというかたちで何項目かに分かれた質問に答えるかたちでの自己紹介というものになっていますhttps://shakai.edu.ibaraki.ac.jp/flame4.html。これが第1回目のHPの開設ということになるでしょう。

 第2回目が携帯のteacupの主催する無料のHPを使ったもので、こちらは分量はそう書き込めなかったのですが、携帯HPなので写メールで撮った写真をそのまま貼りつけることができるので、日記と掲示板とを併用してわたしの教え子や、非常勤で本務大学に来てくださった先生方との連絡に使えそれなりに重宝しました。しかし、こちらはサービスの打ち切りにあい、データーを保存していなかったので、その間の記載が無くなってしまい、わたし自身はあまりよい印象はない。

 そして今回、WEBNOBEのHPで3回目のホームページの開設を行うことになりました。そもそも、いったい何故、お前はホームページをそんなに開設したがるのかというと、一つは田舎大学に勤めていると、年に10回程度の学会・研究会の出席での情報交換以外、なかなか専門の話が出来ないこと。また、法科大学院制度の確立とともに教育学部で教えているわたしの元にはゼミの学生が来なくなったことが挙げられます。そもそも、勉学とは己自身が行うことではありますが、ハーバーマスではありませんがコミュニケーションに基づく学問探求は不可欠であると思います。そういったこともあり、この独逸国法学研究教室で広く学問的な交流の場を設けたいと考えた次第であります。いつまで続くか分かりませんが、たまたまこのHPに遭遇し、そして法律学に興味をお持ちになった方は、思い出したときでよいので覗きに来ていただければさいわいです。