ゴールデンウィークのラストデイ
2013年05月07日 22:54
5月6日の備忘録。
4日前に、わたしの誕生日を迎えたのであるが、わたしの生まれたところは東京の中野区である。そのことがふと頭に浮かび、先週に本務大学の生協書籍部に行った際、井上円了の本を買ってきて読んでいる。知らない人もいるかもしれないので、付言するならば中野区には井上円了のお墓と、哲学堂(公園)がある。昔ならば、芦部信喜先生が住んでいたし、盟友のK大学のMさんも中野区の出身である。
この本を読んで分かったことは、宗教思想的には相容れないが内村鑑三の無教会運動と、井上らの仏教思想が同じようなプロテスタント的な基盤に基づいていて展開されているということである(既存の宗教団体の批判と改革)。果たして、このような聖書中心主義や経典中心主義の思想が、ここ数日来読んできたカール・シュミットの思想とどのような関連をもつのかは検討に値しよう。いずれにせよ、ここの来て1日1冊のペースで読書が進んでいるのは喜ばしいことである。
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