スクーリング仮登録
2013年05月14日 10:58
5月14日の備忘録。
午前6時半に起床し、駅南の吉野家で朝食をたべ、バスに乗って本務大学に向かう。大学に到着したのが、大体午前7時半ぐらいであった。
教員控え室の郵便ポストを確認して、郵便物を仕分けした。
午前8時過ぎに、本日締め切りの夏の講習会の仮登録申請の書類を作製して、大学前の郵便局から書留で送付。
一応、今年は「ドイツ語」、「倫理学」、「美学」、「教育学」および「イタリア文学」を履修する予定。
午後6時半前に、上掲の日垣隆『つながる読書術』を読破する。この本の言いたいところは、以下のところであろう。
「1日24時間という制限だけは、いくら時代が変わろうと変わりません。『7時間眠る、10時間仕事をする、食事を3食とって入浴もする』といった固定時間を差し引いていけば、ごくまっとうに働いている人に残された時間はわずか数時間。……その時間を巡って、本、音楽、ネットサーフィン、テレビ、ゲーム、DVD、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが争奪戦を繰り広げることになります。本にとってのライバルはネットやテレビのみならず、さまざまな娯楽や勉強もふくまれます」(同・P.32)。
すなわち、この指摘は読書のプライオリティーの問題に帰着すると思われる。日垣氏は、読書の価値をおもしろさ、そこから得られたネタの活用法、あるいは有料メルマガなどの電子書籍による商業的価値を生み出すツールの観点から再生させようとしている。この観点は、エーコの『もうすぐ死滅するといわれる紙の書物について』についての別回答であるように思われる。