ハロウィンとワルプルギス
2018年10月31日 12:34
10月31日(水曜日)
中野雅紀です。今日で新元号になるまで半年だそうです。わたしの誕生日と憲法記念日が一日違いであり、文化の日と憲法記念日の切っても切れない関係にあることは知っていましたが、そう考えるとハロウィンとワルプルギスの夜の関係も推論すると何となく理解できるように思います。
ところで、話は変わりますが今の茨城大学生は、東龍太郎のことを知らないようです。今日一時限目で「日本国憲法/現代人権論Ⅰ」を講義してきたのですが、三島由紀夫の『宴のあと』を読んだこともなければ、有田八郎も知らないといった具合です。簡単に言えば、東龍太郎は知事選に出馬する直前まで茨城大学の学長であり、なぜ茨城大学に医学部がないのかというの原因を作った人物です。実際、わたしが本務校に赴任した直後には、その当時からの生き残りの先生方がおり、それについて愚痴を漏らされる方も多かったかと記憶しております。茨城大学との関係のある憲法判例としては、この『宴のあと』事件か、星嶺寮事件ぐらいではないでしょうか。