ベルサイユのばら(2)―附属中学訪問―

2014年06月07日 08:27

6月5日の備忘録。

8時50分、駅前の松屋で山形だし牛めし並 450円を食べる。

 

 13時8分、大学生活協同組合水戸食堂で以下のものを食べる。

  ライス(小)130g                         64円

  豆腐とわかめの味噌汁     21円

  桜姫鶏チキンカツ        302円

 

 16時20分から17時50分まで、「法と社会」の講義を行う。

  先週に引き続き、「ベルサイユのばら」を学生と一緒に鑑賞し、論評を加える。

  以下、学生のリアクションペーパーの内容を掲示する。

  ・初めてベルばらを最後まで見ました。

   毎話のストーリーが冒頭で分かるというのは斬新だな、と思いました。

   フランス革命における軍と民衆の関わりを考えて見ていて、普段のアニメーションを見るのとは一味違った印象を受けました(Oくん)。

  ・フランス革命の出来事が取り上げられて、おもしろかったです。血で血を洗うような、戦いでしたが、旧体制を変える、歴史を変える大きな出来事だと思いました(Mさ  

   ん)。

  ・原作と違っていたと思った。アンドレはバスティーユ牢獄攻撃のときは生きていたような……。

   時代が変わるというのは血を流さざるをえないものか、考えさせられた。また、「パンがないならお菓子を食べればいいのに」という本人ではない発言が流行したこと 

   を考えると、メディアのおそろしさも感じた(Sさん)。

  ・ベルサイユのばらはフランス革命期を振り返るために、一度読みたいと思った。

   事実にもとづいたフィクション作品なので割り切って読みたいと思う(Kくん)。

  ・フランス革命期の民衆と王権側の動きがわかりやすく、見ていて面白かったです。

   フランス革命のバスティーユ牢獄の意義は、国民側の指令としてバスティーユを落とすと指示したのではなく、国民全体の意志としてバスティーユを落とすと決め、動

   いたことに歴史的意義があると知り、非常に勉強になった(Dくん)。

  ・ベルサイユのばらは初めてみたけれど、すごく見いってしまった。フランス革命がどれだけ無残であったかを知ることができ、また、人民が人権を取得し、国民国家を 

   手に入れる裏にはこのようなドラマがあったことを知った。今日の国民主権、国民国家が存在するのは、想像を超える悲劇があることを知った。

   苦しみは苦しみを生む(Sくん)。

  ・私は、世界史Aという科目でしか、世界史を勉強していなかったので、フランス革命の裏にある惨劇やバスティーユ牢獄襲撃、ルイ16世処刑までの流れをより知るこ 

   とができたので良かった(Oくん)。

  ・今回の授業でベルばらを見れてよかった。

   こんなにも切なくて美しいお話は他にないと思った。

   フランス革命を題材にこんなに素敵なお話が作れるのかと思ったし、とても勉強にもなった。

   自分でもまた見直したい(Tさん)。

  ・ベルサイユのばらは名前は知っていたが実際に見たのは初めてだった。漫画だからそこまで細かくは世界史のように描かれていないだろうと勝手に思っていたが、

   思ったよりも詳しく描かれていて驚いた。物語(アニメ)的にはおもしろかった(Aくん)。

  ・フランス革命は少し過激な方法をとっていたと思うが、身分制度を変えるには必要なことだったと思う(Sさん)。

  ・フランス革命を扱う作品であることは知っていたが、ここまで年代に沿って描かれているとは思わなかった。

   フランス革命がどのような経過をたどったのか、また市民と貴族の視点からも事件を見れてよかった(Sさん)。

  ・今回「ベルサイユのばら」を見て、フランス革命の起こる経緯や革命後の情勢について改めて学ぶことができてとても良い内容であった。さらに、登場人物の心情を

   取り上げられたことで、革命の悲惨さがとてもわかりやすく表現されていたと感じた(Sくん)。

  ・フランス革命について多少の色付けはあったが流れを理解することができた。

   サンジェストの発言はとても危険な思想だと思ったが、これくらいとんでもない発想が革命期は賞賛されるんだなーと思った。

   時期と発言というのは密接につながっているとわかった(Nくん)。

  ・フランス革命をここまでくわしく知らなかったので、ここまで市民が犠牲になってたなんて驚きました。先生に言われた通り、本当にこの革命はいいものだったのかと

   考えさせられます。私は市民が権利を手に入れることができたのでいいものだと思っていましたが、今回で少し考えが変わりました(Kさん)。

  ・ルイ16世の処刑を求めた国民公会での議員演説が印象的であった。

   本編では、ルイ16世の処刑を求める描写が激しく描かれていたが、処刑がたった1票差できまったことをふまえると、処刑反対側の主張も聞いてみたいと思った(Tく 

   ん)。

  ・「ベルサイユのばら」というマンガがあったことは知ってはいたが、今回初めて見て、奥が深い内容であったなと思いました。フランス革命が今の人権の発生を助けた

   のも知ってはいたが、その革命にもどんな裏事情があったのか調べてみるのも楽しいかなと思った(Oさん)。

  ・日本と比較すること自体が間違っているかもしれないが、戦後日本は旧体制の頂点に君臨した天皇を殺さなかったということが評価できると感じた。

   私は名誉革命についてはあまり知らないので、それについての文献等も読みたいと思った(Sくん)。

  ・自分は今までフランス革命を勉強していなかったので今回見ることで簡単にでも理解できてよかったです。できれば空いてしまった二話も見たかったです(Kくん)。

  ・銃に対する防衛の薄さについて。この当時、既に戦力の主体は銃であったにも関わらず、兵隊側の服装があまりにも軽装であることが気になった。甲冑とまではい

   かないが、銃弾に対する備えがあってしかるべきだと思った。

   これまでベルサイユのばらは、宝塚でのものしか見たことがなかったので、宝塚とアニメだと違う印象を受けた。フランス革命の流れを学ぶ、という意味では、アニメ

   の方が分かりやすいと思う。ただ、見ていてテンションが上がるのは宝塚だと個人的に感じる(Nさん)。

 

                                                 京都マンガミュージアム(6月7日深夜追加)

 

 19時7分、駅前のすき家で以下のものを食べる。

  牛丼並              250円

  おろポンTP                           120円

  健康セット            150円