帰ってきたウルトラマン
7月7日の備忘録。
午前中に試験を受けて(「日米比較文化論(総論)」と「西洋哲学史Ⅱ」の二科目)、午後3時頃の高速バスに乗って東京から戻ってくる。備考としては、後者は選択問題であったのでデカルトとカントについて論述したが、時間配分を失敗してカントの「コペルニクス的転回」の記述が尻切れトンボになってしまった。これがどのような形で評価されるのか。知っていても、答案で時間内に評価できなければならないと、わたし自身が講義の中で学生に再三再四言っているのであるが、なかなか実行するのは難しい。歳をとって、書く速度がだんだん遅くなっている。時間さえあれば合格点は取れそうなので、勉強の方向性は間違っていないのだろう。あとは、訓練の問題だと考える。
帰宅後、午後6時過ぎからニコニコ生放送を観始める。ちなみに、帰ってきたのはウルトラマンではなくて、東京から帰ってきたわたしのことを指している。
わたしは正にリアルタイムでウルトラマンの放送を観ていたから、以下のニコニコ生放送は楽しめた。小さいころは、スケッチブックに描いていたのはウルトラマンと怪獣、あるいは赤塚不二夫のマンガばかりであった。これでも絵心は有ったようで、幼稚園や小学校時代には自治体の大会でいろいろ表彰されたていた。
ちなみに、ハヤタ隊員役の黒部さんは学部は違うが母校の先輩に当たるんだネ。
放送スケジュール
7月7日(日)19時~「ウルトラマン」#1、2 無料上映
7月7日(日)20時~ ニコニコ生放送特番「ウルトラマン」座談会
創立 50 周年の今年、満を持して発売される「ウルトラマン Blu-ray BOX」の魅力を徹底解説。「史上、最も美しいウルトラマン」の秘密に迫ります。
スペシャル座談会にはハヤタ隊員(黒部進さん)・フジ隊員(桜井浩子さん)をお招きして、「ウルトラマン」撮影秘話を語っていただきます。
とにかく、ウルトラマンを見直すと科学特捜隊の隊員がやたらとタバコを吸い、そしてアルコールを飲むと言うことが分かる。加えて、しばしば原子力や核エネルギーの話が出てくる。10年ほど前に、グラ君の下宿でウルトラセブンを全話通じて観たのことがある。しかし、そこで確認できたのはウルトラ警備隊の隊員が咥えタバコでウルトラホークを操縦したり、パーロールから戻るとすぐに、一服と言って基地の別室でタバコを吸ったりという今では想像できない隊規の緩みが散見されるということであった。これに付け込まれて、あの温厚なソガ隊員がメトロン星人によって作られた宇宙麻薬の入っているタバコを吸うことになり、暴れだすといった事件が発生している。
核兵器については、ギエロン星獣の回がゲーム理論との関係で示唆に富む。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm18808119
https://www.nicovideo.jp/watch/sm18808119#!sm18808219
(タケナカ参謀)「キリヤマ隊長、超兵器R2号が完成したら、地球の平和は絶対に守れると思うかね?」
(キリヤマ隊長)「しかし侵略者は、それより強力な破壊兵器で、地球を攻撃してくるかもしれません」
(タケナカ参謀)「うむ、我々はさらに強力な破壊兵器を作る。地球を守るために…」←果てしない軍拡競争←チキンゲームの理論
(キリヤマ隊長)「…そういえば、ダンがしきりにウワ言をいったんです。…血を吐きながら続けるマラソン、だと…」
全然、今回の事件から反省を得ていないウルトラ警備隊の参謀とマッドサイエンティストたち。
ちなみに、タケナカ参謀役の佐原さんは大学の先輩
「ぼくドラえもん」の大山女史がモノクマのcvで大爆発。