帰宅

2013年04月15日 11:03

  4月14日の備忘録。

 午前8時半に、先日から宿泊していたウィークリー・マンションを出て、下のガストで朝食をとる。

 

 

 

 午前9時半から午後1時半まで、「教育史」、「西洋史概説Ⅱ」および「西洋哲学史Ⅱ」の論述試験を受けてくる。

 終了後、会場近くのてんやで天丼をたべて昼食を済ます。

 東京駅八重洲口方面の三省堂で下の新書を買って、帰りの高速バス移動中に読破する。

 

 午後6時過ぎに帰宅し、以下のDVDを観賞してから就寝する。

  

  このDVDを観終わって感じたことであるが、茜丸と我王のそれぞれの描写がこんなに短かったのかということである。少なくとも、子供のときに手塚治虫のマンガを読み、学生時代にこのアニメ映画を見たときに輪廻転生理解の基礎になったと思っていたのであるが。それなりに、この作品に触発されて本とかを読んでいたのか、といった感想をもった。

  

 サム・ライミ監督「死霊のはらわたⅢ キャプテン スーパーマーケット」

 全然、このイラストのパッケージは本作品の主人公と似ていない。しかし、主人公は現代に戻れたとしても、リンダはどうやって現代に戻ってきたのか。本編においては、主人公はリンダのことを忘れて、シーラのことしか考えていなかったぞ。賛否両論はあるが、わたしはディレクターズ・カット版のエンディングではなく、オリジナル版の「猿の惑星」パロディーのエンディングが好きなのであるが。

 

 この映画で問題になるのがラブクラフトのミクロノミコンであるので、以下においてはミクロノミコンについて知っていることを書き込むことにする(このあと、「ニャル子さん」の話題も書き込むことになるかと思う)。

 

   

     ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

    

    

   

    

   ギーガがネクロノミコンを取り扱った画集。

     

      

       

       ラブクラフトの創り上げたクトゥルフ神話体系の基盤になっているのが、アラビア人アブドゥル・アルハザードが著したとされる魔導書ネクロノミコン (Necronomicon)である。下記の書き込みで示したように、ラブクラフトは「エイリアン」シリーズのデザイナーのH・R・ギーガーにも多大な影響を与え、また田沼雄一郎の『Princess of Darkness』でもそのストーリー設定のモチーフとなっている。上記の画にも描かれているように、田沼氏は主人公の黒原マキに「ELHAZZARED」と叫ばしている。これはマキの持つネクロノミコンが、上述のようにアブドゥル・アルハザードのよって書かれていることから「アルハザード」と通常呼ばれていることに由来する。ちなみに、ネクロポリス(nekropolis)は都市学で取り上げられることが多い。都市学については、専門ではないがわたしは以下の2冊を読んだことがある。

    

    

   

       

     

 1963年にヒッチコックが「鳥」を公開したとき、人々は動物が人間を襲うという映画を完全なフィクションであると考えていたが、もはや現在においては……ではじまるお馬鹿な映画。「キャプテンスーパーマーケット」がA級映画に思えるほどの、完全なC級ホラー作品「アタック・オブ・キラートマト」を続けて観賞する。上掲写真のように、みかんと区別のつかない殺人トマトが人間を襲い(人を襲って大きくなる前は、ただのトマト)、それを間抜けな秘密機関が退治するという、素面では観れない、おそらくは伊藤くんやスギもっち等が大好きな超B級作品である。眠いが、寝れない状態で観たので、それなりに楽しめたが、再度観ようとは決して思えなかった。しかし、これに触発されてティム・バートン監督は「マーズ・アタック」を撮影したというのだから、明らかに思考回路がわたしと違う。