徹夜!

2013年01月21日 18:23

 1月21日の備忘録。

 久しぶりに、Hotmailの受信箱を見てみると畑尻編集委員長から『憲法の規範力』の原稿の更なる削減のお願いのメールが来ていた。いずれにせよ、書き過ぎなのは分かっているので午前0時半から翌午後1時過ぎまでかけて更に5,000字程文章を削る。完全にフランス革命史観の註はほとんど原型のない程度まで削ったので、数日前にこのHPのニュースにUPしておいて正解であった。元はこれ程勉強しているのだぞというのが、一応、訪問者諸君に理解されるのだけでもありがたい。とにかく、削った原稿をメールにて編集委員長に送付する。

 急いで、タクシーを拾って本務大学に向かう。しかし、午後2時40分からの講義は試験のための最後の課題を出したためか、あるいは質問コーナーにしたためか、午後3時過ぎには終了してしまう。課題は以下のようなものである。

 

課題5

 わが国は国民主権を採用しているのに、民主制に一番適した国会の制定した法律を、民主制から一番離れた裁判所が法令の合憲・違憲、適用の合憲・違憲を判断する違憲審査制度を設けているのはおかしくないか論じなさい。

 午後3時半頃、生協の散髪屋に行っておばちゃんに髭の手入れと洗髪をしてもらう。

 午後4時20分から、次の講義に入るが、ここも最後の課題を出して、質問コーナーにしたら午後5時半には質問者もいなくなり、授業は1時間程度のものとなった。公開講座に出席しているお爺ちゃんの方がよっぽど積極的に質問したぐらいである。質問の内容は、選挙権における投票価値の格差是正の話であった。なお、こちらの課題は以下のようなものである。

課題5

 プライバシー権と表現の自由、環境権と経済的自由のように二つの人権が衝突する場合が少なくないが、あなたが裁判官であったとき、どのような基準によってこの衝突を解決するのか、仮想事例を設定して論じてください。

 午後6時頃に、タクシーで帰宅したので自宅に到着。本日は、長尾先生からお年賀の礼状が届いていた。来月は、学恩のある長尾先生の前で研究会で報告予定なのは、おとといの備忘録をお読みください。長尾先生については、また別の機会に書き込む予定です。

 とにかく、32時間一睡もしないのは眠気はないが、疲れてしまう。