授業開始
4月14日の備忘録。
教員控室のメール・ボックスを確認すると、憲法理論研究会から「憲法理論研究会通信136号」が送られてきた。今年の研究総会は、広島大学であるそうなので久しぶりに総会に参加しようと思う。実は、2010年の夏に病気で倒れるまで、総会と納会だけは極力参加していたのであるが。というわけで、仮に総会に参加すれば、2011年の名城大学で開催された総会以来ということになる。今年の総会報告の個人的目玉は、ゲストスピーカーである三島憲一先生の「憲法と公共圏―ドイツ連邦共和国の例」である。まだ研究者として駆け出しだったころ、ドイツの現代思想を先生の著作で勉強させてもらった。初心にかえって、ご高説を拝聴したい。
9時28分、駅前のすき家で安定の山かけのっけ朝食 380円を食べる。
10時頃、生協2階の理髪店で久しぶりにおばちゃんに散髪してもらう。
13時30分、大学近くの宝島でL石焼きビビンバ 680円を食べる。
14時40分から16時10分まで、共11号で「日本国憲法/現代人権論」のガイダンスを行う。
出席者は総勢で20名前後いたが、履修申告票を提出したのは工学部の2名だけにとどまった。毎回の課題や、採点レベルを上げると、安きにつくのは現代の大学生らしいというところか。いずれにせよ、履修者は少人数にまちがいないので、わきあいあいとした入門ゼミ的な講義になるであろう。実は、そちらの方が私としてはやりがいがある。早速、帰宅後にこの2名にメールを送付するが、すぐにお世話になりますとのRE:が返ってきたのでよかった。前にも書いたが、私の講義は人気がないわけではない。ただし、事務に連絡を入れると、かなりごちゃごちゃ言われた。どうせ、この科目の受講者総数はわたしがこの大学一なのだから、総数で判断してもらいたいものである。
(補足)とりあえず、正式履修する者には長谷部恭男『憲法とは何か』(岩波新書、2006年)を読んで、来週までに「近代立憲主義と価値相対主義」についてのレポートを1600字程度でまとめてくるように指示しておいた。
18時35分、駅構内の蕎麦と酒 水戸庵で久しぶりに鴨せいろ 960円を食べる。