携帯電話の置き忘れ

2013年07月17日 09:29

7月16日の備忘録。

 

 

 今日は、7月15日の講義の振り替えで火曜日なのに月曜日の講義をおこなった。すなわち、午後2時40分から共通11で現代人権論/日本国憲法の講義をしたわけである。この講義の内容自体は、定住外国人の人権享有主体性の判例がメインであるが、授業開始20分程度は期末試験に出す課題の復習を兼ねた解説を行っているので、本題の判例解説はマクリーン事件と指紋押捺事件の二つだけに終わった。性質説の説明を行う関連で、人権の分類も説明するから、ここで平等権、社会権および選挙権ならびに裁判を受ける権利についての解説も行った。しかし、試験に出す課題との関係でいえば韓国の司法権、および訴訟提起(司法運用)が少しばかり常軌に逸しているようでならない。盗難仏像の返還拒否、新日鉄への支払い請求、木村カエラの肖像権侵害の訴えの棄却、アシアナ航空の損害賠償に対する、対抗措置としてNTSBを名誉毀損で裁判所に訴えるとなど、日本人であるわたしには理解できない裁判観をかの国の人たちは持っているようである。

 問題は、授業終了後に学生が質問したために携帯電話を教室に置き忘れたままで帰宅してしまったということである。携帯電話は小型PC並みのデーターが蓄積されているから、見つかるまでは気が気でない。昔、九州大学で学会があったとき、帰りの西鉄バスに携帯を置き忘れて、運のいいことに電話をかけたらバス外車の忘れ物センターの係りの人が出て、福岡から地元の交通公社まで郵送してくれたことがあったが、このときほど肝を冷やしたことはなかった。無事に明日、学校で携帯電話が見つかりますように。

 

  購入してから2年半以上経過したので上記の写真に比べて、かなり塗装が剥がれてきたが現在使っている携帯はSH-01Cで同じである。