教授会など
6月19日の備忘録。
たまたま、このHPの機能で訪問者を調べたところ、当研究教室の訪問者の出身国は一位がアメリカ、二位が日本、三位がチェコ、四位がロシア、五位が中国であることが判明する。意外と、日本人はこの研究教室にアクセスしていないのだな~。ま~、橋本や水野の舌禍事件があったから、日本国内ではマイナーなブログである方が良いのかもしれない。
午前10時半ぐらいに、久しぶりに内藤クリニックに行って診察してもらう。
午後1時から、教授会に出席。
午後2時40分に、教授会の途中であるが法学演習の講義があるので中座して教室に向かう。今日は、『カール・シュミット入門講義』をp.95-109まで読み進む。賢者の石とか、秘密結社とか、スウェーデンボルグとかといった、なにか種村季弘や渋澤龍彦の一連の著作と関係ありそうな話が次々に出てくる箇所である。ま~、「目に見えぬ力」の可視化、あるいは無意識の顕在化が問題であるだけに、ゼミナリスティンからもフロイトのリビドー等をどう捉えるのかといった議論が出てきた。
それと併せて、この箇所は「機会論」と「機械論」を掛けて「精神」と「身体」の関係を明らかにしようとしている。これは、seinからsollenを導き出すことができるのかという問題につながりなかなか難しい。
なにか、河出書房や国書刊行会の本の話題がメインになってしまったような気がする。このような本は高校時代から大学生の一二年生時代にあらかた読んでしまったので、どこまでしゃべった内容が、正確な記憶に基づくものか少々心もとない。ちなみに、近代化に伴い、社会に陰謀論が発生することについては今村仁司先生の以下の著作が参考になる。
機械論との関係では、人形愛、自動機械などが芋づる的にでてくることになる。
午後4時10分に、教授会に再度出席するが、おおよそ10分後に終了。
教授会終了後に学部長から話があり、7月中旬に病気についての会合を持つことが決定した。
帰宅後、自宅マンションにてニコニコ動画を鑑賞する。
途中(第7話ぐらい)から観はじめたため、人類銀河同盟とヒディアーズの宇宙間戦争がいまひとつはっきりしないままに、ヒディアーズが人類の延命のため、遺伝子操作によって作られた新人類であるという最終話の伏線になる話(第9話)を観てしまった。そのために、面白さが半減してしまった。ハッキリ言って、これではマクロスのゼントランディーとメルトランディーの戦いと同じ構図ではないか。