日本にこんなに大学があるなんて
昨年の12月30日の備忘録を、下記の12月29日の記事と同じく新年1月1日になったばかりの深夜に書き始める。この日は年賀状書きにほとんど時間を費やした。まず前日、本務大学関連の年賀状は書いたから、今日はまず7帝大の法学部をまずは東大→京大→東北大→九大→北大→名大→阪大の順に調べて書いていく。しかし、わたしは国法学以外に、法哲学や法制史に手を広げたから、一校当たり20名前後のお世話になった先生、知り合いの先生がいるのでこれだけで200枚は年賀状を書いてしまった。しかし、これに三高商や有力私大を加えたらいったい何枚になるのか、無限回廊でア・バオ・ア・クー(A Bao A Qu)に捉えられてしまったように感じられた。
上記二枚目の画像ではなく、一枚目のボルヘスの本に紹介されているインドの幻獣のことであることは言うまでもない。
最後は、メール送信だと思いつつもこの日は翌朝の午前7時までかけて300枚前後の年賀状を書き終わる。トルストイの「イワンのばか」では、イワンの統治する国では手に肉刺がないと食べることができないとされているから、肉刺はないがペンだこができたので悪魔の甘言に惑わされずに、三食のお飯(まんま)は頂けそうである。
実際、この岩波少年文庫版で『イワンのばか』を小学生低学年のときに読んだのがトルストイの作品との最初の出会い(この少年文庫版の中に収録されている「人には多くの土地がいるか」は、その当時のわたしに人間の欲深さと、それにつけ込む魔の恐ろしさを教えてくれた)。
ということで、この日の特記事項はないというか、本当は大学の住所を調べるためにネットで各大学のHPを見ていて面白かったのであるが、それは書き込まない方がよさそうなので控えることにする。