柳生烈堂が上様に菓子箱を投げつけられた日
6月15日の備忘録。
今日は、この大学に赴任してから2年目に知り合ったグラ君の34回目の誕生日である。とりあえず、グラ君、お誕生日おめでとう。
ところで、6月15日は「子連れ狼」(第三部)第十四話「嘉祥兇兆」において、上様(江原慎二郎)が柳生烈堂(佐藤慶)の額に目掛け菓子箱を投げつけた日である。いまから、約10年程前にグラ君の下宿に置いていたテレビで、このシーンをレンタルビデオを借りて観た。この回は、第三部の第三勢力の首魁・阿部怪異が初めて登場する回である。
すでに第三部第一話「狼止メ衆は不死にて候」にて、上様が(小池先輩によれば正規の名前は)「黒門固メ煙止メ衆」を、「爺や」である烈堂のために対拝一刀用に組織編制して「狼止メ衆」に改編し、拝父子の江戸入りを阻止するために貸し与えていたのであるが、それも破られ江戸入りを許してしまった。このことに激怒した上様が列堂に菓子箱を投げつけたのである。ちなみに、専修大学の正門は「黒門」と言われるが、この話と関係するのであろうか。追加するならば、「爺や」と言えばシスプリの亜利亜を思い出す。
参考HP
話を戻すと、上様が諸大名に江戸城にてお菓子を配るという行事は、グラ君の説明によればこれは「嘉祥の日」に由来するということである。ちなみに、この記念日は旧暦の6月16日の夕刻であるが、昔は日の入りから日が変わるので現在の6月15日ということになる。
なかなか、グラ君は面白い学生(院生)であったが、結構、尊大なところがあったので、このことをネタにしてからかった。これに対して、グラ君が上述のよう返したのである。オチをつけるならば、この日はアニメ設定によればジャイアン(剛田剛)の誕生日でもあるそうだ。ちなみに、ジャイアンはグラ君に体型が非常に似ている。