橋下氏、駅南に来る

2012年12月07日 11:33

 昨日の日記を、またいつも通りに一日遅れで書き込んでいる。昨日は、一昨日の日記を書き込んでから、12月7日提出期限の先月の学会出張報告書を総務に提出するために本務大学に行ってきた。当日の講義は、授業の一環として池谷、酒井先生引率の下、参加学生の多くが京都に旅行に出かけているので、実質休講であったから、この書類の提出と、現在、執筆している教科書の原稿ための資料集めがメインであった。

 ちなみに、上記の学会出張とは11月3日から4日まで岩手大学で開催された法文化学会と、11月10日から11日まで関西学院大学で開催された日本法哲学会の総会への参加出張のことである(それぞれ、関心のある方はhttps://www.legalculture.org/https://www.houtetsugaku.org/にアクセスしてください)。

 というわけで、午後4時には大学での用事が終了したので、ガールズ&パンツァーの絵が側面に描かれたバスに乗って駅前に戻ってきたのであるが、ちょうど、その時間帯に衆議院選挙も近いこともあり、駅南で維新の会の橋下徹代表代行が選出区の候補者の応援演説に来ていた。ま~、言っていることは正論であったが、それよりも気になったのは彼の演説の仕方である。ハッキリ言って、あの演説の仕方、すなわち聴衆をネタにして話を進める仕方は、わたしの授業もそうであるが、大阪人によく見られるものである。「そこにいる赤いコートを着た女の子、あなたは税金を納めても、その二分の一しか戻ってこないんだよ」とか、「そこの頭の薄くなってきたおっちゃん、あなた方は戦後の日本の復興に尽くしてきて有難うと言いたいが、長生きしたらそこの女の子の年金を使い切ってしまうんだよ」などは、いわゆる床屋政談( barbershop)ではないのかな~、と思った次第である。