次の仕事が……
12月27日の備忘録。一つ仕事を済ませても、まだ仕事が残っているとなかなか腰を据えて次の作業に入れないものである。訪問者の皆さんも、定期試験前に普通は読まない小説やマンガをまとめ読みしてしまったという経験があるのではないか。わたしの学生時代はパソコンを持っている学生は少なく(持っていても2ビット)、ファミンコなどなかったからゲームはしなかったが、今の大学生の年齢では生まれた時からファミコンがあるから、それこそクリスマス・プレゼントでサンタさんにゲーム・ボーイやプレイ・ステイションを買ってもらってゲームをしてしまったという人も多いであろう。実は、わたしは本務大学に赴任した年に、プレイ・ステイションをはじめて購入した。ともあれ、この日は本当にこのブログの書き込み以外は、仕事らしい仕事はしなかった。
午後4時半ごろ横になってうとうとしていると、本当に寝てしまって午後8時半に悪夢にうなされて起きるまで無為な時間を過ごしてしまった。午後9時頃に遅い夕食をとって、今年の最後の仕事となる叢書の担当箇所の初稿原稿に目を通してみる。よくよく考えると、今年は8月以降、書き仕事や学内業務でほとんど休んでいなかったのだと気づく。そして、3月から都合十数本の原稿を執筆しているが、原稿は書いて提出すれば良いだけではなく、当然のことながら初稿から何度かの校正しなければ活字にならないのである。それがここに来て、一度に校正や新しい原稿を書かなくてはならなくなり、どっと疲れが出てしまった。おまけに、わたしは本務大学では紀要編集委員なので他人の原稿も校正している。それなのに、今月に入ってからの風邪で全然、火事場の馬鹿力が出ない。論文執筆って知的労働でしょうと言われるかもしれないが、最後は体力勝負というところがある。そうこうしているうちに、いつの間にか午前3時になったので明日は御用納めで本務大学に寄ってみよう、ついでに編集委員長の畑尻さんに初稿の校正原稿を大学前の郵便局から郵送しよう思い強制的に就寝する。その結果がどうなったのかは、明日の12月28日の書き込みをお読みください。しかし、年末に入って学内のメールを確認すると同僚、同僚の家族の訃報が多いことに改めて気付く。
(追記)
わたしの学生時代は今と違い、半期ゼメスター制ではなかったから12月から1月の試験期間は良い成績狙いならば集中的に事前に与えられた課題の模範答案を作ったり、ノートを基に復習しなければまた1年間再履修しなくてはならないことになっていた。しかし、このようなときに限って、下記のようなものを全巻読んでしまうのである。
当然、これは一部であるが試験の前日の夜から全巻通読していると徹夜になり、まったく試験勉強をしないままテストを受けることになる。ところで、これがおもしろいのであるが自信のあった科目に限ってBやCが多く、自信が無かった科目に限ってAになっていることが多かった。したがって、わたしは公法専攻であるが民法は1部から4部までオールAであるし、商法、民事訴訟法および民事執行法もオールAである。特に、川村泰啓先生からもらったAは自慢である。
『ベルサイユのばら』を挙げたので、フランス革命については以下の「フランス革命大解剖」に対抗できるHPはないと思います。
https://www5a.biglobe.ne.jp/~french/