水戸ちゃんと
10月15日の備忘録。
8時50分から10時20分まで、D201で「日本国憲法/現代人権論」の講義を行う。
内容は、以下の学生のリアクションペーパーを掲載することで代える。
・今日も、分かりやすい例えを用いるなどして判例を紹介してくださり、よく理解できました。違憲判断がなされた9事例に関しては、今後ぜひ授業の中で全て紹介していただきたいです。また、今後判例を読むときには、違憲審査基準に照らし合わせて考える慣習をつけようと思いました。(社会・男)
・今日の授業では、子どもが親を殺すと刑が通常殺人よりも重くなるという法律があったことが取り上げられましたが、逆に親が子どもを殺害した場合の法律はどうなのかなと思いました。今日の授業も難しかったですが、説明がわかりやすくて、私なりに理解できました。ありがとうございました。(養護・女)
・地方裁判所で違憲判決がいわれたことはあるのですか。
三審制というなつかしい言葉が出てきて、中学生の頃を思い出しました。
裁判の件数が増えてきたら、今後最高裁の定員15名を増やすことはあり得ますか。(数学・男)
・予習の段階で大法廷と小法廷でそれぞれ取り扱われる事例についてまとめていたが、それぞれの法廷に分けて審理する基準が曖昧だったが、それは年間2000件も行われる最高裁の裁判の効率化を図るためであることが分かった。最高裁での判決はほとんど小法廷で行われると聞いたことがあるが、それは大法廷で憲法や判決の見直しが行われていないということだろうか。だとすると、憲法の番人としての役割を果たしていないのではないか。(社会・男)
・今日の授業ではときどきマイクが入っていたのですが、そちらの方がききやすいので、マイクを使用していただけないでしょうか?
前の方に座っていても、教室内の反響、先生の向きで、声はきこえるのですが、聞きとりづらい部分が前回の授業であったので…。
よろしくお願いいたします。(美術・女)
・前回は教科書もなく、さらに高校以来の憲法の授業だった為、頭がおいつかずちんぷんかんぷんだったが、教科書を読んでから授業を受けると先生が何を言っているかくらいは分かった。理系で、公民の分野(中学)はほんの数カ月しかしなかったし、現代社会でも先生がドイツのゴミ好きでずっとゴミについてしていたためこのあたりの知識がまったくない。少しずつ復習しつつ、授業をうけて裁判のことについて事実を知るだけでなく自分で考えられるようになりたい。(理学部・女)←伝習館高校事件の教師のような初等・中等教育の先生がいまだにいることに驚愕。
11時45分、大学近くの宝島でL石焼あぶり 1058円を食べる。
13時から14時40分まで、教授会に出席する。
14時40分から16時10分まで、A430で法学演習の講義を行う。
今日は、河口さん、菊池さん、田口さん、福島さん、中野くん、高橋くんと、全員が出席した中で講義を進めた。
17時19分、駅ビル内のえぞの味 北のしまだでかつお刺し定食 864円を食べる。