法と社会生活

2013年12月12日 12:23

12月12日の備忘録。

 

・発表おつかれ様でした。内容が政治的な分野だけあって、憲法がどうからんでくるのか、という面まで、まとめていたと感じました。多くの事例(イスラエルや内閣法制局)をとりあげ、自分の言葉で説明していて、時間を費やして、この時間に備えたのだと感じました。疑問・質問なのですが、レジュメ2枚目の初めに、「日本の首相は弱い」と書いてあり、「弱い」とは、どういうことかということに疑問を持ちました。任期が短ければ、イコール弱い、ということなのでしょうか?アメリカなどは、大統領制で、任期が決まっているため「強い」「弱い」という区別が、日本の首相を例にとりあげると、できないのではないかなと思いました。また、トップが弱いのか?ということも疑問を持ち、トップもリーダー的意味からすれば、一番目立ち集中的に見られる立場ではあるが、その次の2番手の人、(つまりここでは、内閣の閣僚?)も弱いと批判されないとおかしいのではないかと感じました。2つめの質問として、アメリカの政治体制が最悪なのに対して、二元的民主政をとっているアメリカの民主政が理想なのは、どう考えても矛盾としか考えることができなかったです。(自分の頭が悪いからなんですけど…)やはり、政治体制というマクロ(?)の視点で考えると矛盾していると思ってしまいました。(鎌賀くん)

・内容の前に、参考文献(『憲法とは何か』以外)があれば記述、本の表題なら『』でくくるものだと思いました。引用した場合は特に必要なのではないかと。

 行政に関わる内容が多く、根拠もまとめられていると思いました。ただレジュメの分量が少し多く感じられたので口頭で伝える部分を省くと、要点が伝わりやすいと思います。M.ウェーバーの官僚制の特徴については初めて知ったので勉強になりました。それに加えて、どこまでが長谷部さんの意見かが分かりにくいかなーと思いました。(中野くん)

・自分が国語科ということもあり、憲法や政治用語に対してからっきしなため、専門用語の解説みたいなものがほしいです。例えば一元的民主主義と二元的民主主義、首相公選制等、なんとなく想像がつくが具体的に説明しようとすると詰まってしまうような言葉を、口頭でなくてもいいので、説明してくれる資料があると理解の助けになると思います。

 今回の発表に関する新聞記事を引用したり、他の本から引用をしたりしていて、そこはとても丁寧だと思いました。(北出くん)