逆転裁判シリーズ
6月27日の備忘録。
今日は、朝食から豪勢にすき屋でうな丼をヘルシーセットで食べた。
午後4時20分より、法と社会の講義を行なう。
内容は、先週に続いて三谷幸喜監督「ステキな金縛り」を鑑賞し、その内容を論評するというもの。
個人的な感想を述べるならば、この映画は「逆転裁判3」の影響を少なからず受けていると思う。そうでなければ、霊の存在を前提とした裁判は行なわれないからである(そもそも、対審構造を維持できない)。被害者の姉妹の入れ替え殺人は、更科六兵衛があの世に被害者の霊を探しにいったのに見つからなかったと言ったことから、宝生弁護士によって見抜かれたのであり、これはハミちゃんがチナミの霊を霊媒したのに呼び出すことができなかった「華麗なる逆転」のストーリーとオーバー・ラップする。←ネタばれ。
課題としては、以下のレポートを7月中旬に提出してもらうことにした(2課題のうち、1題を選択)。
課題1
昭和の野村芳太郎監督「砂の器」と、平成のテレビ版の「砂の器」を比較して、シナリオ設定の変更から生じる法律問題で気付いたことを感想込みで論述しなさい。
課題2
ゲーム「逆転裁判」シリーズをplayしてみて、面白かったゲームのシナリオを法律問題とからめて論述してください。
講義終了後、三年次の学生とマンガ、アニメおよびゲームの話をする。ま~、これは一種の情報収集である。
ところで、学務で聴いて知ったのであるが、本年度も實原隆志氏が夏期集中講義を引き受けてくれたようなので、わたしは「情報と倫理」の集中講義をしなくてもよいそうである。實原氏に感謝。これで、小山先生→丸山先生→實原先生ラインの非常勤枠はある程度確立したのかも知れない。
というわけで、わたしの「日本国憲法」の集中講義は9月17-20日に開講することになりました。本務大学でこのHPを訪問している学生はそういないが、見ている学生で、必須で「日本国憲法」を履修したい人は参考にしてください。