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前期入試

2014年02月26日 09:43

2月15日の備忘録。

 昨夜から、以下の論文を読み始める。

 8時24分、駅前のすき家でまぜのっけ朝食 300円を食べる。

 今日は、本務大学の前期入試試験日なので大学へNK観光タクシー(車両番号2055号)に乗って向かう。料金は1、830円であった。

 9時前に、入試実施本部に到着して、学部長訓示と実施委員長の説明を受ける。すなわち、肺炎を拗らせていたO学部長も戦列に復帰されたことになる。

 体調の関係を配慮してもらって、予備室13、31、43の監督担当であったが、幸いなことに予備室受験をする受験生がいなくいて12時頃にお役御免で監督業務終了(もちろん、採点担当の先生はその後もお仕事なのであるが)。

 正保入試実施委員長をはじめ関係者のみなさん、ご配慮ありがとうございました。

 ちなみに、下記写真は入試監督者用に配られたお昼ご飯用のお弁当である。今回は、高級仕出料理・会席料理 砂久保の花流多であった(カニコロッケが入っていた)。ところで付言するならば、このお弁当代は本学本学部の親睦会費から出ている。したがって、学部によってお弁当はまちまちである。このことを知ったのは、いまから8年前にわたしが学部教職員の親睦会会長を務めたときである(慶應義塾大学の内地留学を終えて、2年間務めさせてもらった)。今回は本務校の試験だから、それは当然だと言えば当然なのだが、センター入試のお弁当代も教職員親睦会費から出ていてるのは少し疑問である。国立大学法人であっても、大学入試センターの下請け組織ではないのだから、それなりの手当てをするのが当然ではないのだろうか、と思う。

 13時頃、市内の三菱東京UFJ銀行に預金を引き出しに行く。

 18時45分、デニーズでとろ~り卵のオムライス単品 880円を食べる。

 今日のニュースで面白かったのは、日本海外特派員協会での森発言についての質問についての浅田真央選手の返答が粋であった。なかなか、賢い女の子だと感心した。

チ五輪のフィギュアスケート女子で6位だった浅田真央選手(中京大)が25日、帰国直後に東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。

森喜朗元首相が浅田選手がショートプログラムで16位に終わった後、「あの子は、大事な時に必ず転ぶ」と発言したことをどう思ったかを海外メディアから質問されると、
「私自身、それを聞いたのは終わった後だった。人間なので失敗することもある。失敗したくて失敗しているわけじゃない」と言うと、「私は別になんとも思っていないですけど、森さんが今、後悔しているのではないかなと思います」。会場は爆笑に包まれた。

 あと、面白かったのは福井県と石川県のミズガニ・ワタリガニ漁の規制論争であった。

月曜日

2014年02月24日 12:05

2月24日の備忘録。

 8時47分、デニーズでDモーニング(トースト単品 400円を食べる。

 10時から11時頃まで、内藤クリニックで定期診断を受ける。

 だんだん、完成に近づく中央図書館。

 平成26年度のシラバスを再度、確認して入力し直す。都合、13本あり結構時間がかかった。

 ついでと言ってはなんだが、所属教室のHPの原稿をKくんにメールで送付する。

 15時半頃、駅前ビル内の桃園で坦々面 780円を食べる。

 午後16時30分、駅構内のHearth Brownで以下のパンを買って帰る。

  モッツアレラチーズピザL         180円

  カリカリカレードーナツ           160円

  明太マヨネーズパン            160円

  チョコクリームデニッシュ          140円

 帰宅後、北海道大学の田口正樹先生から投稿についての質問のメールが送られていたので、そのレスを送付する。田口先生、どうもありがとうございました。5月には完成原稿をお送りします。

 全体として、疲れが出てきたのかお腹の具合と歯痛に苦しめられた1日であった。

日曜日―なんかソチ冬季オリンピックが終わりそうだ―

2014年02月23日 10:31

2月23日の備忘録。

 個人的には、なにか今回のソチ冬季オリンピックは全然盛り上がらないままに終わりそうである。確かに、いくつかの競技は深夜まで観ていたが、それは歯が痛いので寝付けなくてテレビをボケーと点けていたからであり、積極的に誰かを応援しようなどとも思えなかったからである。では愛国心がないのかと言えばそうではなく、ただ積極的にメダル獲得至上主義になれない、と言うか、そもそも子供の時代に無かった新たな競技が余りにも増えすぎ、それに関心が持てなかったということが大きいと思う(わたし自身にとっては、専門で言うところの「人権のインフレ化」と同じく、「オリンピック競技のインフレ化」がメダル自体の質(価値)を逓減させてしまった)。

(追記)別の意味で覚めたソチ冬季オリンピックに対する感想を林知更氏が書いていたので貼り付けておく。

「2月21日(金)
 世間で盛り上がっているらしいオリンピック、例によって、何の興味も湧いてこない。別に、偉ぶっているわけではなく、世を拗ねているつもりもない。自分にとってオリンピックが一番面白かったのは、1984年のロサンゼルス五輪だった。当時小学4年生。が、その後次第に興味が低下し、今はテレビも見ないし、ネットで結果も確認しない(見出しが目に入って、自然と知ってしまう、ということはある)。それにしても何故だろう、と考えて、何となく理由らしきものに思い当たる。子供の頃の自分を振り返ると、オリンピックの面白さとは、まず①順位争い(とりわけメダル争い)の面白さであった。順位付けなしで、一人の人が淡々と運動しているのを見るだけだとしたら、ちっとも面白くない競技は、結構ある気がする(もしかしたらそれが大半かも)。次いで、②自分の贔屓する選手(多くの場合は自国の選手)がメダル争いに絡んでくることの面白さ、がある。ノルディックスキー複合なんて、それまで全然人気がなかったのに、日本にとってオリンピックのメダル有望種目になった途端に人気に火がついて、低迷し始めたらまた人気も去っていった、という記憶がある。「競技自体が面白いんだ」とか「一生懸命頑張っている姿が美しい」等々、いろいろと綺麗事は言えるけれども、要するにこのふたつの要素がなかったら、多くの人はさほど興味は持たないし、このふたつの要素さえあれば、別にスポーツじゃなくても、どんなものでもそれなりに盛り上がれる。そう、例えばAKB総選挙のように(といっても、どういうものなのか詳しいことは知らないけれど)。
 一言で言えば、そういう形で成り立っている娯楽というものに対して、興味を失った、ということだと思う。今は、野球もサッカーも全然興味がない。そんなことより、日本人かどうかとか、一番になるかどうか、などとは何の関係もなく、自分の心を動かしてくれるものが世の中にはたくさんあるはずで(例えば音楽にしても芸能にしても)、そういうものをなるべく大事にしたいし、自分が今一番恐れているのは、そういうものに対する感受性が年と共に鈍っていってしまうことだ。」

 https://www3.plala.or.jp/verfassungslehre/tagebuch.html

 9時34分、デニーズで野菜スープごはんM単品 400円を食べる。

 13時17分、駅前のCoCo壱番屋でスクランブルエッグ・トマトアスパラカレー 780円を食べる。

  18時56分、デニーズで牡蠣フライ膳単品 990を食べる。

論文執筆―投稿完了―

2014年02月22日 11:04

2月22日の備忘録。

 9時54分、駅前のすき屋で以下のものを食べる。

  まぜのっけ朝食          300円

  冷やっこ               100円

 9時57分から14時1分まで、駅前のRAUM オアジで書き仕事をする(35ブース)。

 

 15時1分、駅前ビル内の文教堂書店で以下の本を購入する。

  新書                      840円

  ムック                     1299円

  ムック                      950円

 18時37分、近くのマクドナルドで以下のものを買ってくる。

  ビッグマック                    350円

  チキンマックナゲット5ピース          190円

   マスタードソース

諸手続き

2014年02月21日 12:27

2月21日の備忘録。

 13時35分、駅前の松屋でごぼう味噌牛めし並 450円を食べる。

 14時7分、駅構内のHeath Brownで以下のパンを買って帰る。

  コロネ(チョコ)             140円

  菓子160                160円

  カリカリカレードーナツ        160円

  ミックスピザ160            160円

 

やっと、成績評価完了―ミスター・ジャイアンツ長嶋茂雄誕生日―

2014年02月20日 10:29

2月20日の備忘録。

 9時4分、駅前のすき家で山かけのっけ朝食 400円を食べる。

 13時38分、駅前ビル内の庄やで松花弁当 680円を食べる(39卓席)。

 19時20分、デニーズでひとくちロースステーキ飯味噌 1370円を食べる。

教授会or試験救済対策

2014年02月19日 11:43

2月19日の備忘録。

 現在、本務大学ではインフルエンザが流行しているらしい。13時から始まった、平成26年度個別学力検査の打ち合わせ会では、O先生からO学部長がインフルエンザを拗らせて肺炎になったとの報告があった。それほど、今年の冬は異常に寒いということである。このことは、当然ながら学生にも影響を及ぼし、17日17時半の締め切りまでにノートを提出できなかった学生が10人前後出てくる原因となった。田舎に帰省中に大雪にあい大学に戻れないとか、ノロウイルス感染とか、本学と提携を結んでいる大学に短期留学に行くとかetc.で、それに対する救済策を講じる必要性が出てきた。とりあえず連絡が取れる学生に連絡し、最大公約数をとって救済策を本日午後に設定したわけである。おかげで、昨日の夜から携帯やメールがしょっちゅう鳴りっぱなしだった。結局、終了が18時半過ぎになってしまったので、15時から開催された教授会は出席できず仕舞い。とりあえずは、このことを見越して前日に委任状は提出していたのであるが。少なくとも、これで7名は救済できた。ちゃんと学生たちが所属教室の先生方に、私が救済の手を差し伸べたことを伝えてもらいたいものだ。

 ところで、愚痴を書かせてもらうならば本務大学は「日本国憲法」を教養科目と専門科目に分けないで相互乗り入れ開講するという、おかしな大学である(少なくとも、私が教えたことのある国立大学、すなわち千葉大学、埼玉大学、東京農工大学と比較して)。さらに、そこに科目等履修生、公開講座聴講者、高校生が加わるので150名(1コマあたり)も履修者がいると、その成績入力がめちゃくちゃ煩雑になる。すなわち、ひとつの講義につき最低で4通の報告書を作成しなければならない(高校生が履修した場合、高校宛てに評価を書かなければならない)。それに、JABIや授業アンケートなどの書類を作成することになる。これはおかしなことで、私は本務大学に赴任した当初から、「教養コマを複数持つことに異論はないが、教養と専門は別開講してほしい」、あるいは「英語や理系科目にグレイド別開講があるのだから「日本国憲法」もグレイド別開講にしたら」と言ってきたにも拘わらず、大学側は「これまで、そのようなことはやったことがない」からという前例主義を持ち出し、この要求が聞き容れられたことががない(最近はバカバカしくなったので、意見も言わなくなった)。これではなんのために、私が教養科目を3つ担当(病気で倒れるまでは4~5)しているのか、また非常勤講師を雇っているのか、まったく理解できない。ま~、このブログを読んでいる文科省高等教育関係者はいないだろうが、読んでいたら「それはおかしいよ」と本務大学に指導していただきたい。勘違いしないでもらいたいのだが、私は講義をすること自体は好きなのでコマを減らせというのではなく、専門と教養を分けろと言っているだけである。授業アンケートが二極分解するのは、「教養と思ったのに難しすぎた」という学生と、「専門だと思ったのに、基礎的過ぎた」という学生に股裂きされるからである。そのために、私の授業アンケートは1か5で真ん中がほとんどいなくなり、授業の満足度については偏差値的には凡庸なものになる。

 *補足するならば、教養と専門を相互乗り入れ科目にすることは学生に対しても欺瞞である。なぜならば、仮に「日本国憲法」を教養と法律学専門と分けるとするならば、それではなぜ、わたしが人文学部の学生を受け入れることになるのかの説明にならない。次に、十歩引いて「日本国憲法」を教養と教育学専門に分けたとしても、それは教育上、望ましいものではない。なぜならば、教育学専門であるとすれば2年次配当となるのだから、そこで教えられるべき内容は1年次配当のそれとはグレードを変えるべきである(教育学部に所属していてるから擁護するわけではないが、教育学部の専門科目が他の学部の教養レベルでいいというなら、それでは教育学部がかつての師範学校のように一段下に見られることを容認してしまうことになる)。つまり、一般教養と教育必須が同じレベルの「公民教育」であっていいはずはない。このことは、2005年の日本公法学会の質疑で私が提起した問題点からも明らかである。(Vgl.小室直樹『偏差値が日本を滅ぼす―親と教師は何をすればいいか』(カッパビジネス新書、1984年)、竹内洋『学歴貴族の栄光と挫折』(中央公論新社、1999年)、橘木俊昭『学歴入門(14歳の世渡り術)』(河出書房新社、2013年))

 (図1)

Aレベル                    法律学専門

Bレベル   公民教育専門        教育学社会科教育専門

Cレベル   公民教育教養        教育学教員養成課程専門

Dレベル   政経既習者教養      教育学部教員非養成課程教養

Eレベル       いわゆる、政経未履修者用の一般教養                

 「法学概論」の試験の講評は後日追記するが、とりあえず「日本国憲法/現代人権論」についての全体的感想はいまの学生は講義を聴いて、それをノートにまとめることが出来ないという傾向にある点を指摘しておく。もちろん、中には現代っ子らしくイラスト入りで、かつそれを使って今すぐに自身が教室で「政経」の講義が出来るようなノートを提出してくれる優秀な学生も20%は存在する。しかし、問題はその他の学生で、板書しかノートに書いていない学生とか、出席した回の板書しかノートに書いていない学生が相当数いることである(まったく、行間を読むという能力がない)。特に、後者はまともな「親友」がいないのであろうか(「友人」=「遊人」)。欠席しても、その回の講義のノートを見せてもらえる学友がいないとするならば、そちらの方が問題である。何しに大学に来ているのか、私には理解できない。そして、講義で取り扱えなかった法令違憲の最高裁判例を6っ調べてきて、ノートに書くことを課題にしたのであるが、これをきちんとやっていない学生が過半数はいた。仮にも、受講者の半分が教員養成課程の学生なのだから、「調べ学習」ぐらいはできて当然だと思うのであるが。

 そもそも愚痴であり、だんだんネガティブな話になっていくので、私の心が和んだ、ノートの最後に書かれた学生の講義の感想を掲載させてもらう。

 ほとんど日本国憲法について知識がない私でしたが、先生の分かりやすい例を混じえた授業&ノート作成で、かなり勉強になりました。ドラえもんや、最近話題のアニメの話を取り入れることで、頭の中にすんなりと入ってきやすく、また、全く別世界のことだという概念も自然と取りはらわれていきました。

 最後の授業で先生が6っの判例について調べてくるようにと課題をだしてくださいましたが、正直その時は、“うわ、春休みが遠のく……”と思いました。しかし、意を決して調べてみると、「こんな事件があったんだ」「これ覚えておけばカ〇チ薬局の近く通った時とか、弟にドヤ顔で語ってやれるぞ!」と、だんだん自ら興味をもつようになりました。最後に心を鬼にして6っの課題をだしてくださった先生に、深く感謝致します。

 授業もとっても楽しかったです。ありがとうございました!(教育1年・Kさん)←第1回目の講義のとき、この講義を聴いて知ったことを、家族や友人に「薀蓄」として語れという、私のことばを理解してくれてありがとう!

  

 9時13分、駅前のすき家で牛小鉢たまご朝食 300円を食べる。

 よく、海外の掲示板版サイトで外国人が箸を付けた(?)後の料理の写真をUPすることが、日本人のコメントにおいて「きたない」と批判されることが散見される。下記の写真は、見ての通り、卵かけご飯にしてから気づいて撮影したものである。

 本当は、山かけご飯朝食のシリーズから注文しようと思っていたのだが、雪の関係でオクラが届かず、山かけご飯はないとのことで、牛小鉢たまご朝食を食べることになった。                           

   12時34分、生協購買部で以下のものを購入。

  三菱 SXN15007                          126円

  コープボールペンBPK1                   84円

  マウントレーニアカフェ        140円

  トオカツ ジューシーハム       220円

 この教室でお昼休み、および14時30分から18時まで学生の成績救済を試みた。結構、冷えて帰りはお腹の調子が悪くなった。

  19時過ぎ、駅ビル内の中国麺家でハーフ坦々麺炒飯セット 980円を食べる。

 18時以降、「法と社会」お疲れ会の幹事に任命した中野くんから、お食事会の時間・会場の問い合わせが来たので、Aurura de la vie、ペスケPあるいはPas a  pasのいずれかに電話を入れて、2月28日18時半から20時半までに席が取れる店がないか確認し、席が空いていたら予約を入れるように指示する。

 以下のツイートを発見

 broadway@broadway_12172月19日

どこにあるとか連絡先分かる?中野先生との食事会の候補で予約取らなあかん←私は、関西弁はしゃべりまへん(笑

ノート採点

2014年02月18日 14:18

2月18日の備忘録。

 8時31分、デニーズで焼魚朝食単品 600円を食べる。

  よっこらしょ、と

 さあ、開封だーーーーーー

 仕分け開始

 なかなか面白いノートだな

 16時24分、駅前ビル内の京樽で以下のお寿司を買って帰る。

  もえぎ                   590円

  茶きん鮨2個入             320円

「法学概論」講評会

2014年02月16日 15:14

2月17日の備忘録。

 10時26分、駅構内の吉野家でハム納豆定食 400円を食べる。

 9時43分、京都大学から電話連絡。

 10時30分から12時55分まで、RAUM オアジで書類仕事をこなす(32→33ブース)。

 

 10時54分、駅前のサンクスで以下のものを購入。

  クラフト封筒長形3号20枚入       210円

  切手80円×3                 240円

  切手10円×6                  60円

 16時20分から17時まで、やらなくてもいいのに「法学概論」解答の講評会を行う。

 上掲の写真は、優秀答案のネタに、教室に集まってくれた学生諸君に配布した高森さんの答案のコピー。優秀答案は、極力私は名前を挙げていこうと思う。

(課題1)

Ⅰ.ここで問題は同じ校則違反が原因で退学処分になったAさんとAくんだが、なぜ裁判でAさんは敗訴し、Aくんは勝訴したのかというについてである。事例1のAさんも事例2のAくんもどちらも憲法13条の幸福追求権侵害を学校側に訴えている。にも関わらず、事例1のAさんは上告を棄却され、事例2のAくんは勝訴している。そこでなぜ、同じ権利を主張したAさんとAくんでこれほどの結果の違いが出たのかということを論じてみたい。この結果の違いには大きく2つの要因が影響していると考える。

Ⅱ.この問題に対する見解について考えたい。まず、Ⅰで述べた結果の違いに大きく影響を与えた2つの要因についてだが、1つは主張の内容、もう1つは裁判の争い方にあると考える。1つ目の主張の内容についてだが、事例1のAさんは憲法13条の直接適用を自分の主張の柱としている。これに対して、Aさんは憲法13条の内容を、民法90条の「公序良俗」に違反するとして間接的に適用することを主張の柱としている。もう1つの裁判での争い方については、Aさんは自分のメインとなる憲法13条の直接適用を一番はじめに裁判で主張してしまっている。これに対して、Aくんは自分のメインとなる民法90条を二番目の主張としているのだ。これに対して2つの意見が考えられる。1つは1つ目として挙げた主張内容の方が2つ目に挙げた裁判での争い方よりも、この結果に導いた大きな原因となっているという意見である。ここでまず考えたいのが直接適用説と間接適用説である。直接適用説によれば、学校に公私の区別はないと考え、私立学校(Aさんが通っていたような)も生徒を退学処分にできるなど公立学校と同様に公権力を発動しているとし、憲法が直接適用されるとする。また、間接適用説によれば、私立学校への入学は合意に基づく「私人間契約」であると考え、校則などによって人権侵害のような状態が生じた場合には、直接には民法90条が適用されるとする。Aさんが主張していた直接適用説は一般的な見解ではない。そのため、たとえどれほどの手札の順番を入れ替えても同じ結果だったであろうという見解が1つ目である。もう1つは2つ目に挙げた裁判での争い方が、一つ目の主張の内容よりも結果の違いを導いた大きな要因であるという意見である。たとえば、同じような手札を持っていても最強の手札を最初に提示してしまってはは、それが退けられた場合、すぐに敗訴が決まってしまう。しかしはじめ、それほど強くない手札にしておくとことで最初に負けても、次の裁判過程までに新たな切り札を考えたり、次の過程で最強の手札を出すなどすることができるため、そのまま敗訴してしまうことはなく、裁判を続けていくことができる。このように裁判を一種のゲームとして捉えるゲーム理論的観点からAさんも争うことができれば、裁判を続けることができ、また違う結果を得ることができたのではないかという見解が2つ目である。

Ⅲ.私は1つ目の見解を採りたい。なぜなら、2つ目のゲーム理論的観点を用いて争うことができなかったことを主な原因とするなら、AさんもAくんも最初の主張は憲法13条の直接適用であったことから、Aくんと同様にAさんにも勝訴する可能性があったと考えられるためである。Aさんの今回の主張のメインが憲法13条の直接適用であったという時点で、いくら手札を出す順番を変えてもAさんが勝訴することはないのだ。これらの見解から、AさんとAくんで大きく結果が異なったのは主張の内容が主な原因と考える前者の見解を支持する。

Ⅳ.今回、裁判はある種ゲームであり、ゲーム理論的観点で争うことが重要であることを学んだが、この観点が効果を発揮するのは主張内容がしっかりしているときに限ると思われる。Aさんのように一般的な見解ではない主張を自分の最強の手札にしてしまうと、どれほど手札の切り方を考え、有利にゲームを運ばせようとしても、持っている手札自体があまり使えないため、結局、敗訴してしまうのだ。以上から、私はAさんとAくんで同じ校則違反の事例であるにもかかわらず、勝敗に差異が出たの原因は主張の内容に主にあると考える。

                                                               -以上-

 若干の手直しを加えた。

 この答案を読んで、おそらく法学部の教員と、それ以外の教員では評価が異なるであろう。しかし、上記答案は訴訟法も、憲法も学んだことのない教育学部の1年生が書いたものである点を考慮してもらいたい。かつて、親友の栂坂英樹氏と法律学の学習に関してセンスが必要であるかについて議論したことがある。たしかに、試験に強い連中はいたが、それとセンスの有無はあまり関係ないのではないかという一応の結論に落ち着いた。ところで、それは法学部法律学科内に生きる者での評価問題にすぎない。上記答案を見る限りでは、そのようなインナー・サークル外に所属する高森さんが直感的に「手続」法と「実体」法の違いを理解し、それを自分なりに表現しようとしている。内部的視点だけではなく、外部的視点を考えるならば、これってセンスの問題じゃないかな、と考えさせられた。

 17時45分、駅構内の吉野家で以下のものを食べて帰る。

  こく旨カレー 並                330円

  Aサラダ・味噌汁セット            120円

  ポテトサラダ変更                30円

 

トランク・ルーム

2014年02月16日 15:13

2月16日の備忘録。

 10時22分、デニーズでサラダモーニング単品 400円を食べる。

 14時53分、駅前のすき家で以下のものを食べる。

  牛丼並               280円

  山かけオクラTP                      130円

  お新香セット             70円

 19時45分、近くのマクドナルドで以下のものを買ってくる。

  チキンクリスプ                100円

  チキンマックナゲット5ピース        190円

    マスタードソース

【賛否両論】『サザエさん』磯野波平の声が新しくなった結果

2014-02-16 20:00
  • 2
本日オンエアされたアニメ『サザエさん』より、磯野家の大黒柱 磯野波平の声が新しくなりました。声優は『名探偵コナン』で目暮警部を演じる茶風林さんが演じることとなり、本日の1話目後半で初披露されました。



第一声はカツオとサザエを叱るところで、波平らしいスタートを切りました…!!
最初は違和感を感じましたけど、2話目以降はなんとなく慣れてきたかなという印象です。流石に急な変更なのでまだまだ若干聞き慣れませんが、若干若返ったと思えばいいのではないでしょうか。。

この永井一郎さんから茶風林さんへの変更にツイッターでは下記のように実況されました。
やはりみなさん注目されてたようですね~!
てか誰だよ新波平がざーさんって言ったやつwwwww


感想として違和感あるや目暮警部に聞こえるといった批判的なものや、違和感ない,さすが茶風林さんといった声もあるようです
https://jin115.com/archives/52002962.html


とりあえず慣れるまではまだまだ時間がかかりそうですが
茶風林さんのこれからの波平の演技に期待したいところです…!!

ちなみに次回予告はこちら↓


引退宣言とか不吉すぎるわ…w
 
 

 

 

 

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