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調査書作製

2014年02月10日 14:29

2月15日の備忘録。

 8時45分、デニーズでサラダモーニング単品 400円を食べる。

① 学籍番号
ーーーーー
② 氏名
ーーーーー
③卒業論文名
「人間の尊厳」あるいは「人間理性」は、人間の「万物の霊長性」を基礎づけることが可能か
④ 論文構想
(初回者)
 入学当初はトマス・ホッブズの自然科学的業績を卒論にまとめる予定であったが、△△の哲学研究者では、その審査は難しいということなので(上枝先生、山内先生からアドバイスを頂いた)、その次に関心を持っていた、啓蒙思想期以来の「理性万能主義」あるいは「人間の尊厳主義」が、果たして人間の他の生物に対する優位性、すなわち「万物の霊長性」が哲学的・倫理的に誤謬がないか否かを、卒論テーマに選んだ次第である。
 その動機としては更に、2013年春にアニメ放送された『進撃の巨人』における巨人がさしたる理由もなく、人間を食べるという設定や、つい最近の和歌山のイルカ漁に対する海外の反応に、如何に哲学的・論理的に答えることができるのかという関心も付け加えられる。いうまでもなく、前者が人間の価値(尊厳)が相対的に低くなる場合であり、後者の場合はイルカ漁を肯定する側では「人間の尊厳」の優位を主張し、それを否定する側はイルカやクジラにも「理性」があると主張するという議論であろう。テーマそのものは、『宇宙戦争』、『幼年期の終わり』あるいは『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』等(そこまでいけば、更に地球外生命やアンドロイドまでが視野に入る)、すでにSF小説では定番になっているところである。
 アプローチの仕方は、一応、英独仏の文献は読めるので、翻訳本をはじめとした文献の精読がメインとなろう。ただし、私は学士入学なので卒論作成が難行・苦行にしか感ぜられないことになっては面白くない。したがって、小説・マンガ・映画なども適宜、卒論の題材に取り入れたいと考えている。
⑤ 指導教員に対する論文作成上の質問
 私自身は現在、法律学を専門として大学で教鞭を執っているので、専門家として完全な哲学・倫理学の学術論文を作成することに違和感がないが、反面、教育学部に属しているので教育実践的な卒論の方が、いいのかという悩みがある。その点をアドバイスいただければ幸いです。
⑥ 入手済み、または入手予定の参考文献・資料等
アリストテレス/内山・神崎・中畑編訳『新版 アリストテレス全集(特に5−7巻)』(岩波書店、2013−14年)竹下・山内『イスラーム哲学とキリスト教中世1−3冊』(岩波書店、2011−2012年);福岡安都子『国家・教会・自由―スピノザとホッブズを巡る旧約テクストを巡る対抗』(東京大学出版会、2008年);トマス・ホッブズ/伊藤・渡部訳『哲学原論/自然法および国家法の原理』(柏書房、2012年);イマニュエル・カント/熊野訳『実践理性批判―倫理の形而上学の基礎づけ』(作品社、2013年);権佐武志『ヘーゲルにおける理性・国家・歴史』(岩波書店、2010年);安藤馨『統治と功利』(勁草書房、2007年);伊藤泰『ゲーム理論と法哲学』(成文堂、2012年);星野力『甦るチューリング―コンピュータ科学に残された夢』(NTT出版、2002年);ロバート・ノージック/坂本訳『考えることを考える(上・下)』(青土社、1997年)など(但し、読み返しの本も多い)
⑦読了した参考文献
山内志朗『天使の記号学』(岩波書店、2001年);同『普遍論争―近代源流としての』(平凡社、2008年);同『ライプニッツ―なぜ私は世界にひとりしかいないのか』(日本放送出版協会、2003年);長尾龍一『神と国家と人間と』(弘文堂、1991年);ディオニュシオス・アレオパギデス/今博幸訳「天上位階論」上智大学中世思想研究所編『中世思想原典集成3 後期ギリシア教父・ビザンティン思想』(平凡社、1994年);ウンベルト・エーコ/河島訳『薔薇の名前(上・下)』(東京創元社、1994年);ジョバンニ・ピコ・デッラ・ミランドラ/大出訳『人間の尊厳について』(国文社、1985年);冲方丁著/伊藤真美絵『ピルグリム・イェーガー①~⑥』(少年画報社、2002−2006年);カントの諸著作、とりわけイマニュエル・カント/坂部・伊古田・平田訳『カント全集7 実践理性批判・人倫の形而上学の基礎づけ』(岩波書店、2000年);木原淳『境界と自由―カント理性法論における主権の成立と政治的なるもの』(成文堂、2012年);石川健治「承認と自己拘束」『岩波講座現代の法1 現代国家と法』(岩波書店、1997年);ジョン・ロールズ、ロバート・ノージックおよびドナルド・ドォウォーキンについての諸著作、とりわけロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア―国家の正当化とその限界』(木鐸社、1995年);笠井潔『新版 機械じかけの夢―私的SF作家論』;マイケル・サンデル/鬼沢訳『これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学』(早川書房、2010年)等。
⑧卒論と関連ある履修済みの専門科目
西洋哲学史Ⅰ;西洋哲学史Ⅱ;科学哲学;現代倫理学の諸問題;倫理学(夏期スクーリング);美学(夏期スクーリング);イタリア文学(夏期スクーリング)
 

 17時39分、近くのセブン-イレブンで以下のものを買ってくる。

  7プレミアム ほうじ茶 500L                          98円

  のり弁                        430円

  おでん だし巻き玉子                90円

  おでん 味しみ大根                 75円

  おでん ロールキャベツ              120円

ニコニコアニメスペシャル「モーレツ宇宙海賊」1話~13話一挙放送(番組ID:lv165318398)

 

 

 

 

 

 

【会場のご案内】

 

 

 

 

 

 

2014/02/15(土) 開場:17:30 開演:18:00

この番組は2014/02/15(土) 23:49に終了いたしました。
来場者数:108306人 コメント数:224208
 

 

 

「日本国憲法/現代人権論」補講(2月12日に出席できなかった受講者のため補講)―出席者23名でも手を抜かない私―

2014年02月07日 12:37

2月14日の備忘録。

 今日はバレンタインデーである。今年は、当日までに以下の2つのチョコレートをGETした。↓

  私がモテたのは最盛期が小学生高学年で、中学生→高校生→大学生とだんだんモテなくなっていった。ただし、高校生までは他校の女子学生から「付き合ってください」、あるいは「文通してください」というラブレターをもらう程度の学生生活は送れた。おもしろかったのは、今から10年前にゼミの学生とがストで食事していた時に、本務大学に赴任以前に付き合っていた彼女が写っていた写真を学生に見られたのであるが、それを学生が気付かなかったことである。

             https://blog-imgs-48.fc2.com/c/o/s/cosmoneapolitan/1360948335166.jpg

 8時37分、デニーズで焼魚朝食単品 600円を食べる。

・今日は、雪が降っている中、2回目の集中講義だったのでとても少ない人数での講義でしたがいつも通りの丁寧な講義で面白かったです。人権の享有主体性の問題やアンドロイドの人権享有主体性の問題を神の似姿説、人間の尊厳説、功利主義で考えていきましたが、アリストテレスの性質説をもとに人間の尊厳を発展させて、人間は知能が高いからという理由で様々な行動をしているとしました。もし、宇宙人がきたら全てに優れているため人間は食べ尽くされてしまうという考え方が興味深かったです。

 最後に、講義を通して日本で生活している以上、自国の憲法を学ぶことが大切だと感じました。これからも少しずつ勉強しようと思います。ありがとうございました。(教育・Sさん)

・“日本国憲法”というのは、堅くて、難しいイメージだったのですが、先生は、身近なものに例えて分かりやすく説明してくださったので楽しく学ぶことができました。

 体調が優れない中でも、授業してくださり、本当にありがとうございました。(教育・Iさん)

・補講の最後までとっても充実した授業をありがとうございました。

 憲法に対しては難しいイメージがとても強かったけれど、先生の説明はできるだけわかりやすい工夫がされていたり、先生独自の見解もあり楽しく話を聞くことができました。

 ノートにプリントの内容をうつしてまとめるのはもったいなく感じたので、ノートには簡単なまとめと疑問点をまとめてみました。

 たくさんのプリントを作るのは非常に大変だったと思います。ありがとうございました。(教育・Kさん)

・授業でこんなにたくさんのレジュメをいただいてありがとうございました。口頭だけの講義とはちがって、後から読み返すことができるし、他の学生がどういうことを考えているのかを知ることができ、モチベーションがあがりました。法律や憲法に興味をもつことができたので、春休みに本をよんでみたいとおもいます。(教育・Sさん)

・半期の授業ありがとうございました。先生のするどい切り口の意見やわかりやすい例えを使って説明して下さり、今まであまり関わりのない社会科学について少し親近感をもつことができました。(教育・Nさん)

・1番最後の授業(集中)が、自分の中で最も理解することができました。ノートを上手にまとめることには不安しかないのですが、がんばります。(教育・Nさん)

・なぜ人間だけが人権を持つのかという説明において、人間の尊厳や功利主義に宇宙人を使っていてユーモアがあり、とてもわかりやすかったです。強制加入団体という言葉も知りませんでした。ブラックジャックが違法である意味がわかりました。

 定住外国人の人権については、憲法に「国民」という文字があるかどうかである文言説では、とてもわかりづらいと思いました。(教育・Kさん)

・定住外国人についての問題はたくさんあることがわかりました。私の周りには外国人といえば留学生くらいで、このような様々な問題があるとは思いませんでした。

 半年間ありがとうございました。

 ノート作成はとても苦手ですががんばります。(教育・Kさん)

 この集中講義の後、まずかったのは帰宅途中に講義室に携帯電話を置き忘れてきたことに気づき、バスを途中下車して再び本務大学へ戻ったということである。ただでさえ、疲れているのに雪の中でこのような失態をしでかし体調が悪くなってしまった(言い訳をすると、3限と4限で教室が変わった)。そんななか、途中下車したバス停で時間つぶしに入った松屋でO先生とお話しする機会をえたのは救いである。O先生は本学教育学部では数少ない法学部出身の先生であり、しかも東京大学法学部出身なのに、そのことをおくびにも出さない、人間的に尊敬できる人物である。個人的には、次期学部長になってもらいたいと思っている。もっとも、O先生自身は迷惑であろうが。下の写真は、松屋で食べたカレー 350円である。

 17時36分、駅構内のHearth Brownで以下のパンを買って帰る。

  菓子120               120円

  クロワッサン             160円

  モッツアレラチーズビザL     180円

 

 

 

父親の誕生日

2014年02月07日 12:36

2月13日の備忘録。

 9時47分、駅前のすき家で山かけのっけ朝食 400円を食べる。

 15時16分、駅前ビル内の文教堂書店で以下の本を購入する。

  新書                    840円

  新書                    735円

  新書                    798円

 15時45分、駅構内のHearth Brownで以下のものを買って帰る。

  コロネ(チョコ)                 140円

  カリカリカレードーナツ            160円

  ミックスピザ1/8                160円

 

 

「日本国憲法/現代人権論」補講

2014年02月07日 12:34

2月12日の備忘録。

 8時31分、駅構内の吉野家で焼魚定食 380円を食べる。

 12時39分、大学近くの宝島でチゲラーメン 724円を食べる。

・先生の授業を半年受けていて、全体的にとてもおもしろかったです。今まで興味を持っていなかった部分について学べて勉強になりました。ありがとうございました。(教育・Sさん)

・今まで日本国憲法だったり、法律だったりはいまいち難しくて分かりませんでしたが、先生のユニークな例え方や分かりやすい説明で少し法律に関して興味をもつことができました。

 リ・リアクションペーパーも毎回丁寧に答えてくださっていたので、最初は正直はやく進んでほしい…と思ってしまっていましたが、いつのまにか毎回の授業がたのしみになっていました。

 半期ありがとうございました。(教育・Dさん)

・私は今まで高校で政経を学んでも暗記することを中心にしていて、1つひとつの事象について深く考えることがなかったので、この講義を通して先生の面白い話を聞くことができてとてもためになりましたし、楽しかったです。

 リアクションペーパーで、毎回皆さんがするどくおもしろい意見を述べているのも、印象に残っています。

 お身体に気をつけて、これからも頑張ってください。

 ありがとうございました。(教育・Tさん)

・小・中学校で「人権は~、人権が~」と習ってきたが、あまり具体性がわからず、いまいちピンとこなかった。しかし、今期先生の授業を受けて、人権があってこそ社会が成り立っているのだとよく分かった。人権をめぐる歴史の動きや事件を追うことで、(先生のおもしろい具体例もあり)より理解しやすかったと思う。

 ありがとうございました。(教育・Aさん)

・私は、今日の授業をうけて、昔の事件がもとになって、現在の法律ができているのだと思いました。何かが起きて、それを防ぐしくみができるのかなと感じました。また、人権は、少数者の意見を大事にしなければならないと改めて思いました。今、こうして、いろいろな権利が私にあるのは、昔の人がそれを得るために努力をしてくれたからだと思います。

 この授業をふり返ってみると、先生が朝はやく学校に来て毎回多くのプリントを配布して下さり、私たちは復習がしやすかったです。この授業が終わっても、憲法は、日本をまとめる大事なものなので、勉強していきたいです。ありがとうございました。(教育・Oさん)

・今回も貴重なお話ありがとうございました。

 難しかったところもあったけど内容的に興味深いものでした。授業がおわってしまうのはとても寂しいですが勉強になりました。お世話になりました。永住外国人問題はお互い納得してほしいと思いました。日本人として今後しっかり日本国憲法を理解して、今後の生活に役立てたいと思いました。(教育・Tくん)

・この講義を通して、自分の知識の少なさを痛感すると共に、様々なことを学ぶことができました。雑談をまじえることによってより分かりやすくなった授業だと思います。ありがとうございました。(教育・Hさん)

・日本国憲法の授業、今日でおわってしまうだなんて、少し寂しいです……

 定住外国人に日本国憲法が保障する人権を認めることのメリット、デメリット理解できました。私は生まれながらにして人間であり、ゼベット爺さんによって作られた木偶人形ではないですものね。

 人権は『少数者の権利』が原型になっているので、多数決によって決められるものではないというのがすごく納得できました。

 先生の授業、おもしろかったです。ありがとうございました!(教育・Kさん)

・今日で先生の授業が終わってしまうのは少しさびしいです。毎週、先生の授業に関係なさそうで実は関係のあるトークが楽しかったです。

 ありがとうございました。(教育・Sくん)

・先生の例え方が面白く非常に分かりやすいと毎回感じています。日本国憲法の講義を受けてみて、憲法というものの深さに驚きました。また、憲法が出来るために非常に多くの人物が関わり尽力してきたことを知り、憲法というものの大きさに改めて気付かされました。(教育・Tさん)

・半期のご教授ありがとうございました。雑談を交えながらの授業はとても楽しかったし勉強になりました。本日のレジュメの3ページ目がとても楽しかったです。「神の法」から「紙の法」への移りについて学びたいと思いました。(教育・Nくん)

・今日は最後の授業でしたが、今日も“恋と大学入学は同じだ!”など、おもしろいお話と一緒に学べて楽しかったです。

 憲法について、今までたくさん学んできましたが、まだ不十分な所もあるのでしっかり復習し、ノート提出したいと思います。

 半年間お世話になり、ありがとうございました。(教育・Fさん)

・大学に入学したときの学生と大学の関係を恋愛に例えたりと、わかりやすくおもしろかったです。

 憲法は難しいイメージだったけど、判例や事例を多く用いて授業を進めてくださったので理解しやすく感じました。

 ありがとうございました。(教育・Hさん)

・私たちと茨城大学は、両思いなのだと思うと、これからの学校生活も楽しくしていけそうです。

 アニメを例に用いての説明、おもしろかったし、頭に入ってきやすかったです。(教育・Oさん)

・2~4限の3コマ連続で講義を受けましたが、授業を長時間受けることでいつもより集中して受けることができたように思います。先生のプリントの解説の中でたとえ話で解説してくださるのがおもしろいしわかりやすくすごく好きでした。今まで以上に日本国憲法に興味がわきました。ノートまとめがんばりたいと思います。(教育・Kさん)

・90分を3コマ連続の講義でしたが、本当にあっという間でした。日本国憲法を学ぼうとするとキリがないですね。

 今回で終了となってしまいますが、これまで以上に日本国憲法と、それだけではなく民法、法律全体に目をむけていきたいと思います。先生が言うように日本国憲法は知ったからといって生活に生かせるとか人生が変わったりなどはしないけど、憲法のおもしろさが知れて、私はとてもうれしかったです。ありがとうございました。(教育・Oさん)

・いつになく濃い時間を過ごしたように思います。

 「人間の尊厳」は「ピルグリム・イェーガー」にも出て来ますね。(出てきましたよね?)人間が神に似せて作られたのか、人間が神を似た姿として定義されたのかはわかりませんが、個人的な考えとしては宇宙に人間より上位の生物なんてたくさんいるんじゃないかと思っているので、「人間の尊厳」よりは「個人の尊厳」を採用したいですね。

 15回に渡る授業ありがとうございました。難しいお話も多かったですが、先生の説明やリアクションペーパーの反応が楽しかったです。(教育・Nさん)

・(2講時)授業の最後の方で話した話がすごく面白かったです!

 地球以外から人間よりも優れた宇宙人がやってきたらというロバート・ノージックの話です。理性万能主義、功利主義の内容をまとめて理解することができました。

 (3講時)1つの物事に対する説明で、架空の話や歴史上実際にあった様々な例をおりまぜながら話を展開して下さるので1度にたくさんの知識が得られます。また、内容自体が非常に分かりやすいです。

 どんな物事にも必ずメリットとデメリットが存在するといいますが、この授業で取り扱っているような国・法などという大きなくくりの中でメリット、デメリットが存在してしまうと矛盾というか、とても難しいなと感じました。けど、だからこそすごくふかいのだろうなと思いました。私は学部、将来などの関係もあり、この先法について深く深く学んでいくことはないと思うので、この分野に関して莫大な知識を持ち、それ相応の考えを展開できる先生をうらやましいというか、興味深い存在に感じました。(教育・Aさん)

・アリストテレスの話から宇宙人、脳死患者などのお話、とてもわかりやすくおもしろかったです。本日の授業はレジュメメインとなって、いつもの授業と少しちがうなと感じましたが、いつもながらの先生の例えは非常にわかりやすかったです。

 今日で授業が終わってしまうのは残念です。もっと先生のお話を聞きたかったです。体調にお気をつけください。ありがとうございました。(教育・Mさん)

 18時30分、駅前のサンクスでのり弁 430円を買って食べる。

卒論発表会

2014年02月06日 15:28

2月11日の備忘録。

 8時9分、近くのマクドナルドで以下のものを注文して食べる。

  ソーセージマフィンセット             340円

   ソーセージマフィン

   ハッシュポテト

   プレミアムローストアイスコーヒーM

平成25年度
教育学部社会選修卒業論文:教育学研究科社会専修修士論文発表会

1.日時  : 平成26年2月11日(火)  9:25~16:10
2.場所  : 教育学部B棟  B203・204 (B205はクロークルーム)
3.発表時間:卒業論文 一人20分   修士論文 一人25分

4.タイムテーブル
〈B203〉
 
卒業論文     
時間 発表者 題目   
9:25~9:30 司会(説明)   
9:30~9:50 多賀谷麻未(世界史) シルクロードにおけるオアシス交易活動の実態について~ソグド人を中心に~   
9:50~10:10 十枝内沙耶(世界史) ドイツの都市景観保護の歴史~ローテンブルク市の取り組みを事例に~   
10:10~10:30 山中 健佑(世界史) 19世紀イギリスのジャーナリストの意識-専門職化のなかの教養主義とは-   
10:30~10:50 沼田佳奈美(日本史) 史料から読み取る中世人の感情と性格   
10:50~11:10 大塩大地(日本史) 鎌倉幕府二代・三代将軍の記述からみる『吾妻鏡』の性格   
11:10~11:30 坂本翔太(日本史) 戦国期の江戸崎土岐氏について   
11:30~13:30 昼食   
13:30~13:50 松井康太(日本史) 文久年間の京都における攘夷運動   
13:50~14:10 大久保雄也(日本史) ファシズムと戦争の関係性   
14:10~14:30 北澄弘貴(日本史) 戦後思想の形成にかかる終着点としての60年安保闘争   
14:30~14:50 狩野真季菜(人文地理) 赤城神社の門前町と信仰圏   
14:50~15:10 山屋瑛美(人文地理学) 笠間市におけるクリ栽培地域の構造‐地域ブランド創出とのかかわりを通して‐   
15:10~15:30 石井智子(人文地理学) 正保常陸国絵図の写される縮写図   
     
修士論文     
15:45~16:10 川又大生(人文地理学) 明治前・中期茨城県における薪生産地とその集出荷 ―新治郡在方薪問屋文書を通して― 

 

 

〈B204〉

 
卒業論文     
時間 発表者 題目   
9:25~9:30 司会(説明)   
9:30~9:50 佐藤吏恵(社会科教育) 小学校社会科地理教育に関する一考察-フィンランドの教育を手がかりに-   
9:50~10:10 仁道桃子(社会科教育) 教諭の経験年数の差による授業の見方の違いについて-小学校第4学年社会科「住みよいくらし」を題材に―   
10:10~10:30 平沼明紘(社会科教育) ESD推進へのアプローチに関する一考察-持続可能な社会の構築に向けた「学び」を目指して-   
10:30~10:50 山口悠真(社会科教育) 小学校社会科における討論活動の考察―先行実践の考察を通して―   
10:50~11:10 和田 英(倫理学) 自傷行為の定義と理解   
11:10~11:30 水野孝之 (倫理学) スクールカーストといじめ   
11:30~13:30 昼食   
13:30~13:50 田沢衣里 (倫理学) 道徳的価値は実在しているか、また、人は道徳的価値をどのように判断しているのか   

13:50~14:10 丹野佳絵(倫理学) 他者との関わりと自己評価   
14:10~14:30 林 修平 (倫理学) 人との上手ないつきあい方についての一考察   
14:30~14:50 前森健瑠(倫理学) 「理解」しないままに他者といる、社会を形成する技法   
14:50~15:10 吉田修平(倫理学) 高校野球における21世紀枠の意義 ~いわき海星高等学校を例に~   
     
修士論文    
15:20~15:45 中馬聡志(倫理学) 「いじられキャラ」への教師の関わり-教室内についての倫理学-   
15:45~16:10 大野元毅(政治学) 地方自治体における再生可能エネルギー政策の一考察 ―「飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」を事例として―

 

 お昼休みに、8時27分駅構内のHearth Brownで買ってきた以下のパンを食べる。

  ミートソース&グリル野菜                180円

  カリカリカレードーナツ                  160円

  クロワッサン                        160円

  午後からは、B204に移動して倫理学ゼミの報告者に質問する。

(田沢報告に対する質問)

・道徳的価値について「いい」と「よい」を使い分けているが、それには意味があるのか?その区別は「良い」と「善い」に対応するのか?

・ 「道徳的価値は人とは関係なく、独立して存在している」という立場と、「道徳的価値は人の判断なしには存在しないため、客観的な道徳的価値は存在しない」という立場を紹介しているが、報告者はどちらの立場を採るのか、またその場合、どのように道徳的価値を判断する基準を得るのか?これはゴミの集配備を月水金をするか、火木土にするか、あるいは車の運転を左側にするか、右側にするのかという問題と関係するのか?

・道徳的価値は多数決によって決めてよいのか?

( 丹野報告に対する質問)

・クーリーやミードが引かれているが、実際にその著作に、翻訳でもいいけれど当たったことがあるのか?

・他者とのかかわりでしか「自己評価」はできないものなのか、もしできるとしたら、その具体例を挙げて説明してもらいたい。

(林報告に対する質問)

・この報告で1番肝要なのは「相手との会話における肯定でも否定でもない無視・無効化」を如何に克服するのかという点であると思うが、報告者はこれに対する処方箋を提示していない。できれば、この「無視・無効化」をどのような手段で解消することができるのか、貴方の考えを教えてもらいたい。

(前森報告に対する質問)

・報告者の「「理解」できない他者について、どう理解していくのかという研究は多くあるが、その逆の、「理解」しないままの共存についてはあまり多くは研究されていない」という問題提起は非常に面白かった。

・しかし、この指摘はその後の「社会的決定ルールのその有効性を否定することは出来ないが、「理解できない」他者との共存を考えたとき、社会的決定ルールに頼らない新たな技法を模索することが求められる」との提案に、矛盾なく接続することが可能なのだろうか?そもそも、「理解できない」他者との間にコミュニケーションは成立するのであろうか?

・「囚人のジレンマゲーム」をここで持ち出すことは面白いが、私が法律学の講義でゲーム理論を用い、また経済学の講義でもゲーム理論が多く用いられている現実に鑑みると、報告者の説明は斬新なものとは言えない。それに対して、貴方はどう自己の卒論の独自性を主張できるのかPRしてもらいたい。

(吉田報告に対する質問)

・なにも、私がいわき海星高校を弁護する必要はないが、外野の批判だけでは公正さを欠くと思われるので、いわき海星高校側が21世紀枠を受けたときの言い分を教えてもらいたい。

・春の高校野球の21世紀枠校はどのように決定されるべきなのか、貴方なりの考えを示してもらいたい。

 

 

 

 

   

   

 16時59分、駅構内のSoup Stock Tokyoで以下のもの注文して食べる。

  EAT-IN SS-セット                   900円

   オマール海老のビスクS

      トマトシチューS

      (セット)白胡麻ご飯

 

 

「法学概論」試験

2014年02月05日 12:41

2月10日の備忘録。

 午前2時にメールを確認したら、夕方にTくんから明日の「法学概論」の試験についての質問が来ていた。

 

 中野雅紀先生


明日の法学概論の答案についてご意見をいただきたくメール致しました。
以下の答案の草案を見ていただき、ご意見頂ければ幸いです。

<問4>
自由権と社会権について考える。
  自由権…「国家からの自由」、国家の裁量権が比較的狭く権利の内容が確定
しやすい。
  社会権…「国家による自由」、国家の裁量権が比較的広く権利の内容が確定
しにくい。

では、平和的生存権を自由権・社会権で構成することのメリット・デメリット
  自由権 メリット…「国家からの自由」→自由の出どころは国民と考えられる。
つまり国民主権の理念が実現しやすい
      デメリット…有事の際に国家からの援助が受けられない可能性があ
り、自分の身は自分で守る必要がある。
  社会権 メリット…有事の際に国家からの援助が受けられる
      デメリット…国民が国家の政策に対しNOを突き付けにくく独裁に走
る可能性がある。
私は自由権として構成すべきと考える。
  なぜなら、日本国においては主権者を国民の総意と定めており、その点にお
いて自由権はこの理念を実現しているから。
  また、日本国は憲法において戦争を否定しているのだから、有事のことにつ
いて考えるよりはこの理念を実現するように力を遣うべきであるから。

(疑問点)
この答案における憲法の解釈等に誤りはありませんか。全体をみておかしいとこ
ろがあれば指摘下されば幸いです。

以上、よろしくお願い致します。

教育学部 社会選修
            S・T

 

 これに対して、以下のように添削してレスを返した。

 

明日の法学概論の答案についてご意見をいただきたくメール致しました。
> 以下の答案の草案を見ていただき、ご意見頂ければ幸いです。
>
> <問4>
> 自由権と社会権について考える。
>   自由権…「国家からの自由」、すなわち、国家からの介入・侵害を排除することだけだから、選択肢(オルタナティブ)が特定しやすく、国家の裁量権を制限することが比較的可能。
>   社会権…「国家による自由」、すなわち、国家による作為を要請するものであるから、選択肢(オルタナティブ)が複数あり、特定しにくく、国家の裁量権が比較的広くなり、権利の内容が確定しにくい。←これを、所謂「ベース・ライン」の確定問題と呼ぶ(例えば、小山教授や長谷部教授の理論)。
 わかりやすく言えば、「人を殺すな」という侵害の禁止は「人を殺す」ということの禁止という一択であるが、川で溺れている子供を「助けろ」という場合、泳ぎが得意な人ならば「泳いでいって助ける」だろうし、泳ぎが余り得意でない人ならば河原に捨てられている「タイヤを浮き輪代わりにせよと言って、溺れている子供に投げる」かもしれないし、あるいは全く泳げない人ならば「警察や救助隊を呼ぶ」かもしれず、選択肢は複数ある。すなわち後者の事例で、助ける側がどの選択肢を選んでも、その選択は誤りではないこととなる。これをわが国に外国が攻め込んできた事例に、当て嵌めればよい。
>
> では、平和的生存権を自由権・社会権で構成することのメリット・デメリット
>   自由権 メリット…「国家からの自由」→自由の出どころは国民と考えられる。
> つまり国民主権の理念が実現しやすい←完全に間違っている。なぜならば、わたしの上記の説明によれば、この解釈は国民主権=多数決的民主主義の決定とは無関係で、自由権が「国家からの自由」であることから、その性質上、必然的に他国の、わが国への「侵略」の排除に限定される。すなわち、自由権とすることによって、わが国の自衛隊の活動を「専守防衛」に限定することが可能。
>       デメリット…有事の際に国家からの援助が受けられない可能性があり、自分の身は自分で守る必要がある。←これも誤り。アメリカが仮に日米安保条約を守ってくれなくても、日本が外国に侵略された時、自衛隊が国民を守らないということは考えられない。また、わが国は近代国家なので「自力救済」は認められていないし、スイスのように国民皆兵制度を採っているわけではないので、君の指摘は誤り。
>   社会権 メリット…有事の際に国家からの援助が受けられる←こちらはOK!
>       デメリット…国民が国家の政策に対しNOを突き付けにくく独裁に走る可能性がある。←選択肢が広がるということは、「5W1H」の判断の裁量範囲が相当広がることになる。すなわち、平和的生存権を社会権的に構成すれば、棟居先生(国立国会図書館)の指摘するように防衛戦争を超えて、アメリカのように「ならず者国家」に対して、日本が「世界の警察官(保安官)」として制裁を加えてもよいという解釈も可能となり、なにやら「キナ臭い」ものになってしまう。積極的に「平和」を創出するといっても、あまりにも話が漠然としている。

 以下の質問は、ここまでの説明を元に君なりに考え直してください。By 中野 雅紀

 こんな回答をしていたら、寝れなくなってしまった。

 10時10分、駅前のすき家で山かけのっけ朝食 400円を食べる。

 14時頃、大学生協食堂で味噌ラーメン 350円を食べる。

 16時20分から17時50分まで、「法学概論」の期末試験を行う。

課題1の模範答案は以下のようなものである。

社会科教育 1年 Sくん

一.事件1はパーマをかけ、事件2ではバイクに乗ったという校則違反が問題発生の理由である。憲法の人権規定が私立高校の在学関係にも適用できるとし、直接適用を用いている事件1に対して、事件2ではそれに加えて仮に憲法13条の規定が直接適用されえないとしても私立学校も公の性質をもっており、私立学校と生徒間の関係には憲法を直接適用するものと同様の人権保障がはかられるべきであると述べて公序良俗の解釈において趣旨を考慮しているという間接適用を用いている。近代立憲主義は公法・私法の二分論をとり、憲法などの公法は私人対国家間の関係を規律するものであり、私人間に国家は原則的に介入しないことを大前提とした。しかし、憲法的価値を私法の一般条項、例えば民法90条の公序良俗に読み込んで間接的に解釈することができるという学説が存在する。このことを前提として、これらは同じ校則違反の事例なのに、どうして裁判では主張の違いによって勝敗が分かれてしまったのかを論じていく。

二.ここで論点となるのが、どのようなカードを用意してきたのかという問題である。裁判は常に公平性を重視する。お互いの陣営が証拠の提示、反証などを行い、最後に第三者である裁判所がどちらの陣営の立証がより説得力があったのかで判決を下すのである。したがって、主張が反証されたあとの切り札となるカードを用意しておくことが裁判で勝つにあたり重要になってくる。逆に言えば、反証を覆すことができなければ負けてしまうのである。これは、いかに最後に切り札をもってくるかといったゲーム理論に通ずるものである。しかし、意見が対立する両者に対してどちらかに裁判官が肩入れしている場合、その場で意見が公平に扱われていないことになる。公平な判断の結果として出された解答であるのか否かが、裁判を行うにあたって重要なことである。

三.事件1でA子さんが敗訴したのは、直接適用を否定された後に反論できるカードを持っていなかったからである。私立学校の場合、私人相互の関係にあるため憲法規定の直接適用はされない。最初に直接適用を主張すれば、当然認められないという反証が相手側から返ってくるだろう。そのような場合、その反証に対する再反証をしなければならない。したがって事件1の場合、相手側があきらかに説得力のある反証であると判断されたために敗訴に至ったのである。反対に事件2では、直接適用を主張し、それが認められなければというかたちで、公序良俗違反を用いて憲法の人権規定を私法レベルで解釈することで、間接的に違憲を主張している。たとえ、直接適用が否定されたとしても、民法90条を用いることで相手に異議を唱えさせなくしたのである。したがって、相手側にそれに対して反論できなくなり、説得力が原告側にあると認められたために勝訴に至ったのである。

四.以上のように裁判とはゲーム理論的であり、いかにその主張が信憑性を備えているのかを裁判官に証明できるか否かが勝敗を分ける決め手となる。しかし、そこには根拠条文の提示や証拠がないと正しい立証とは認められないので、本当の公平とは何なのかという疑問もでてくるだろう。原告の主張がいくら正しくても、それを立証できなければ勝つことはできない。そんな中で争う裁判は、真理を追求するものとはすこし違っているのではないかと私は感じている。だが、その裁判システムにより事件1が敗訴し、事件2が勝訴する結果に至ったと考える。

                                                                         -以上-

 論の進め方はなかなかよかったが、用語法が乱れていたのでかなり手直しをした。

 

課題2の模範答案は以下のようなものである。

社会科教育 1年 Sさん

一.平和的生存権を主張するにあたって、私は自由権的構成を主張したいと思う。自衛隊の派遣などを例にとって、社会権的構成で主張する場合のメリット、デメリットと自由権的構成で主張する場合のそれとを比較しながら考察していきたい。

二.まず、平和的生存権とは一体何だろうか?平和的生存権は憲法の前文に記載された人権である。しかし誰が、誰に、何を請求する権利なのか、内容が一義的でもなく、明確でもないため、まともに取りあってもらえなかった人権である。前文には裁判規範性がないと言われたり、また一方で本当なら憲法9条を人権面から補ったものであるから、裁判所で争える立派な人権であると言われたりする。憲法学者によって解釈が分かれている人権であるといえる。

三.さて、平和的生存権を社会権的構成から主張した場合のメリット、デメリットを考えていこう。社会権とは「国家による自由」を保障した権利である。政府に対し、自分の生活の質の向上もしくは維持するために法整備であるとか、支援を求めることができる権利である。平和的生存権を社会権的構成から主張する場合のメリットとしては、平和状態を創造するために政府が積極的に行動するという点にあると思う。たとえば自衛隊を積極的に海外の紛争地域へ派遣して、世界平和に積極的に関与する。アメリカ合衆国のように世界の警察になって諸悪の根源を絶つ、といったところだろうか。この例は社会権的構成が暴走したようなとき、考えられる事例であるかもしれない。つまり、私が言いたいのは、この社会権的構成の主張は、メリットがデメリットともなってしまうということである。「国家による自由」が暴走したとき、おそろしいことになりはしないだろうか。世界平和を実現したいという理想は確かにすばらしい。だが「未然に防ぐ」ことをしすぎた場合、戦地に積極的に赴くことになりかねない。そうしたとき、現地の人や世界の誰かそれをこころよく思わない人から自衛隊の活動が反感を買ってしまうこともあるだろう。日本の軍事力をはるかに凌ぐ軍隊をもつ国が攻めこんでくることだってあるかもしれない。その時政府はどうするのか?これでは私たちの生命も危険にさらされかねないので、憲法25条の生存権を侵害してしまうことになるだろう。また、戦地に赴くためには多額の資金が必要になる。それは私たち国民が納めた税金が財源になっている。例えば私が平和主義者で、武器やその他一切の攻撃性に特化したものを持つことは絶対にできないという信念を持っていたとする。そうなると私の納めた税金が軍事目的に遣われたとなれば、私の経済活動の自由、及び精神的自由も侵害していることにはならないだろうか?以上のことが考えられるので、社会権的構成で主張するにはあまりにもデメリットが大きいと私は考える。

四.次に自由権的構成で主張した場合のメリット、デメリットについて考えてみよう。まず、自由権とは「国家からの自由」を保障した権利である。19世紀が終わるまで、人権といえば自由権を指していた・歴史の古い人権だとでも言えるだろうか。私が自由権的構成するほうがいいと考える理由は、社会権的構成で主張した場合のデメリットが少ないと考えるからである。社会権的構成で暴走した場合に考えられる戦争や戦争の準備をするような行為は国民の生存権を侵害したり、抑制するものである。憲法はそのような抑圧から国民を守るために、自由権的構成で平和的生存権を保障した、と考える。上記のように積極的な自衛隊の海外派遣はしないこと、また、過度の軍備拡張がなされないことによって、私たちの身体、精神、経済活動の自由が保障される。デメリットとしては、「国家からの自由」が私たちの最低限度の生活を保障するとは限らないことにある。これまで日本が湾岸戦争などのためにしてきた多額の資金提供がもしなかったら、と考えると、日本の世界的な地位はもっと低くなっていたかもしれない。最低限の生活すら危うくするものだったとしたら、これは大きなデメリットだと言える。しかし私は敗戦がいかなるものかを経験した日本が、わざわざ危険を冒してまで積極的に戦地に赴く理由が理解できない。以上に述べてきたように、確かにデメリットはあるかもしれないが、自由権的構成で主張するほうが私たちの人権は守られるので、大いに有益なものだと考える。

                                                                          -以上-

 これは大作で、手直しは一切なしで掲載させてもらった。今期のベスト答案である。

 

  16時52分、駅構内の吉野家で牛すき鍋膳・並 580円を食べる。

 


 

雪景色の日曜日

2014年02月05日 12:38

2月9日の備忘録。

 まず、昨日からの大雪で身体が冷えて、体調がよくない。とりあえずは、今週に2回の試験と、2回の補講および卒論・修論発表会があるから、そこまでは寝込まないようにしなければならない。しかし、昨日の共通10教室は底冷えしたな~。

 9時39分、デニーズで以下のものを食べる。 

  ベーコンエッグ朝食単品        500円

  モーニングヨーグルト           80円

 11時半から13時まで、常磐線が雪で止まって帰郷できないOくんと食事およびカラオケをして時間を過ごす。 

 11時41分、駅前のOIOI内のラケルでバナナパイP 651×2=1302円を食べる。

 小一時間ほど、歌うんだ村でカラオケをする。

①愛国行進曲

見よ東海の空あけて
旭日(きょくじつ)高く輝けば
天地の正気(せいき)溌剌(はつらつ)と
希望は躍る大八洲(おおやしま)
おお晴朗の朝雲に
聳(そび)ゆる富士の姿こそ
金甌(きんおう)無欠揺るぎなき
わが日本の誇りなれ

 

起(た)て一系の大君(おおきみ)を
光と永久(とわ)に戴(いただき)きて
臣民われら皆共に
御稜威(みいつ)に副(そ)わん大使命
往(ゆ)け八紘(はっこう)を宇(いえ)となし
四海の人を導きて
正しき平和うち建てん
理想は花と咲き薫る

 

いま幾度かわが上に
試練の嵐哮(たけ)るとも
断固と守れその正義
進まん道は一つのみ
ああ悠遠の神代(かみよ)より
轟(とどろく)く歩調うけつぎて
大行進の行く彼方
皇国つねに栄えあれ

②千本桜

大胆不敵にハイカラ革命
磊々落々(らいらいらくらく)反戦国家
日の丸印の二輪車転がし
悪霊退散 ICBM

環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその
少年少女戦国無双 浮世の随(まにま)に

千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして

三千世界 常世之闇(とこよのやみ) 嘆ク唄モ聞コエナイヨ
青藍(せいらん)の空 遥か彼方 その光線銃で打ち抜いて

百戦錬磨の見た目は将校
いったりきたりの花魁(おいらん)道中
アイツもコイツも皆で集まれ
聖者の行進 わんっ つー さん しっ

禅定門(ぜんじょうもん)を潜り抜けて 安楽浄土厄払い 
きっと終幕(さいご)は大団円 拍手の合間に

千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして

三千世界 常世之闇(とこよのやみ) 嘆ク唄モ聞コエナイヨ
希望の丘 遥か彼方 その閃光弾を打ち上げろ

環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその
少年少女戦国無双 浮世の随(まにま)に

千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台を飛び降りて

千本桜 夜ニ紛レ 君が歌い僕は踊る
此処は宴 鋼の檻 さあ光線銃を撃ちまくれ

③Magica

いつか君が瞳に灯す愛の光が
時を超えて
滅び急ぐ世界の夢を
確かに一つ壊すだろう

躊躇いを飲み干して
君が望むモノは何?
こんな欲深い憧れの行方に
儚い明日はあるの?

子供の頃夢に見てた
古の魔法のように
闇さえ砕く力で
微笑む君に合いたい
怯えるこの手の中には 
手折られた花の勇気
想いだけが頼る全て
光を呼び覚ます
願い

いつか君も誰かの為に
強い力を望むのだろう
愛が胸を捉えた夜に
未知の言葉が生まれて来る

迷わずに行けるなら
心が砕けてもいいわ
いつも目の前の哀しみに
立ち向かう為の
呪文が欲しい

君はまだ夢見る記憶
私は眠らない明日
二人が出会う奇跡を
勝ち取る為に進むわ
怯えるこの手の中には
手折られた花の刃
想いだけが生きる全て
心に振りかざす
願い

囚われた太陽の輝く
不思議の国の本が好きだった頃
願いはきっと叶うと
教えるお伽噺を
信じた

静かに咲き乱れていた
古の魔法優しく
世界を変える力が
その手にあると囁く
終わらない夢を見よう
君と行く時の中で
想いだけが生きる全て
命を作るのは
願い

④砂の十字架

ライリー ライリー ライリー リラー
命かけて誓えど
ライリー ライリー 背中の
羽根はすでに破れて
飛び立てば闇 振り向けば闇
光ははるか遠くに 見えない
それでも真実は 伝わるはずだと

祈りを越えた愛だけを 心の糧に
祈りを越えた愛だけを 心の糧に


ライリー ライリー ライリー リラー
人は誰も旅人
ライリー ライリー 両手に
掴みきれない夢を
別離と引き換えに 涙と引き換えに
掴める者だけが 背負った十字架
ふるえるその指が 何かを伝える

祈りを越えた愛だけが 闘う力
祈りを越えた愛だけが 闘う力

⑤荒野の果てに

風吹き荒れ 雨が降りつぐ
恋をなくした 男の背中に
広い荒野の果てを どこまで行くの
孤独をかついで 時はむなしく流れ
愛する人も想い出も 遠くすぎる
愛ひとすじ賭けて行けない
俺の心に風が吹きあれる あれる

闇切り裂く 天の刃に
足もとどめず 男は歩いた

明日はだれかに逢える 望みもないが
何かを求めて 時はむなしく流れ
愛する人も哀しみも 遠くすぎる
夢はかなく人も過ぎ行く
俺の心にともる灯も消えた 消えた

海に向って叫ぶ 別れの言葉
とどきはしないさ 時はむなしく流れ
愛する人も足あとも 遠く過ぎる
波さかまけ岩よくだけろ
俺の心におそれはないさ ないさ

 

 永井一郎問題(サザエさんの波平以外の問題)

  ①ガンダムUCのサイアム・ピストの声はどうなってしまうのか?

   

    ②ガンダムORIGINのいろいろな声はどうなってしまうのか?

 17時2分、中国料理惣菜KOUSAIでチンジャオロース弁当 670円を買って帰る。

I先生&S先生最終講義―恩師・渥美先生の逝去―

2014年02月03日 16:19

2月8日の備忘録。

 今日の話は、I先生とS先生の最終講義をメインにしたかったが、昨夜、メールをチェックしていると大学1年の時、「法職基礎ゼミ」でお世話になった、渥美東洋先生がお亡くなりになったとの報を受けたので、まずこの訃報について記すことにする。私自身は、そののち、公法のゼミに入ったために、先生の指導をゼミで受けることはなくなってしまったが、先生は1年生の段階で、しかも理系から転向して法学部に入った私に、最初のインパクトを与えてくださった。「非行はだめだが、不良になれ」などの、人生訓はいまでも忘れられない。「法学演習」や「日本国憲法/現代人権論」のリアクションペーパーを読んで、私の講義は雑談が多いと書かれることがあるが、これも先生から引き継いだ教授法である。教員の雑談を雑談としてしか解させないか、あるいはその雑談から本題に如何につなげるのかは、教員と学生の間の切磋琢磨であるということを教わった。修士号授与式で、その年は、私が総代だったので、研究科院長だった先生から学位記を手渡された。名前を呼ばれて、大きな声で「はい」と返事したら、「元気がよろしい」と言われたのはいい思い出である(ちなみに、答辞は隅田陽介氏が読んだ)。昨年、京都産業大学で学会があったので、京産大の先生方から渥美先生がお元気でロースクールでご指導されているとの話しを伺ったのであるが……。渥美東洋先生のご冥福をお祈りします。おそらく、本務校のスケジュールでは通夜にも告別式にも行けないだろうことが予測される。

 9時21分、駅構内の吉野家で牛すき鍋膳・並 580円を食べる。

 司会のM先生による開会のあいさつ。

 所属教室長O先生による、両先生についてのご案内。

 S先生の最終講義。

 夢の使われ方の変遷の話は、なかなか興味深いものであった。個人的な感想ではあるが、もう少し先生ご自身の研究の遍歴をお話ししてもらいたかった。しかし、S先生の最終講義らしく実直な最終講義であった。

 

   I先生の最終講義。

 先生の早稲田時代恩師が「近代の超克」、京都学派四天王で有名な鈴木成高先生であるという、極めて興味深いお話を伺うことができた。

 

 学生、OBによる両先生への花束贈呈。

 K先生による閉会の辞。

 18時6分、駅構内のSoup Stock Tokyoで以下のセットを食べる。

  EAT-IN CSセット              900円

   玉葱カレーCS

       トマトシチューS

   (セット)アイスコーヒー           200円

 帰宅したのは19時前であったが、会場が底冷えしたために体調を崩してしまった。

 いずれにせよ、本日の備忘録は書きたいことが沢山あるので、後日、補完する予定である。ちなみに、Oくんの話ではI先生もこのブログを覗いているそうなので、なお客観的な記述に努めたいと考えている。

I先生&S先生最終講義の準備

2014年02月03日 16:17

2月7日の備忘録。

 ここのところ、迷惑メールが頻繁に入ってきて、「ほ ん と う に」迷惑である。「お こ と わ り」(滝川クリステル風に読んでください)。また、事務から昨日、私と連絡を取りたいという電話があったとのメールが来たが、調べてみると、それもブラックなものだったので胃が痛い。これでも憲法学者なので結構、なんか訳のわからない政治的な電話とか、メールがちょくちょくくるので対応が面倒。昔は喧嘩していたが、今は病気静養中なので、いちいち対応するのがバカバカしくなってきた。

 10時9分、駅構内の吉野家で以下のものを食べる。

  牛丼(並)        280円

  味噌汁          50円

  玉子           50円

  -50円サービス券

 10時14分から13時まで、RAUMオワジでパソコンを使って仕事をする。

 13時44分、駅前の庄やでヘルシー御膳 750円を食べる(41卓番)。

 14時40分、教養センター事務室に行き、携帯で教室長と連絡を取り、明日のI先生とS先生の最終講義会場となる共通10教室のセッティングを開始する。15時から16時まで、院生および学生とプロジェクターなどの点検を行う。下記写真は、その共通10教室を写したものである。いずれにせよ、16時から清掃が入るので、院生および学生を帰し、17時にもう一度、この教室に戻って鍵の施錠のチェックを行う。

 16時から17時半まで、来週の補講用のレジュメ10枚を各145部づつ印刷室でコピーする。しかし、毎年これでも資料が不十分だとかいう学生アンケートがあるのだから、はっきり言ってこちら側の意欲を削がれる。

 17時半過ぎ、会場の最終チェックをした後、所属大学院院生室に行って、院生にピンマイク3つを手渡してから、所属学部の事務に寄ってから帰宅。

 18時37分、駅前のOIOI内のラケルで以下のものを食べる。

  おこげバーク                 924円

  デザートセット                 315円

 

法と社会生活

2014年02月03日 16:16

2月6日の備忘録。

8時49分、マクドナルドで以下のセットを買ってきて食べる。

 ソーセージエッグマフィンセット         440円

  ソーセージエッグマフィン

  ハッシュポテト

  プレミアムローストアイスコーヒーM

10時38分から13時8分まで、駅前のRAUM オアジで書き仕事をする。

  13時32分、駅前の庄やで松花弁当 680円を食べる(35卓番)

 「法学概論」の履修者からの質問がなかなかないので、教務に頼んで以下のような掲示を貼り出してもらった。これで、質問がなかったら自業自得だね。

 16時20分から17時20分まで、「法と社会生活」の講義を行う。

 講義終了後、お食事会の日程のすり合わせをするが、どうしても稲山君は日程の調整がきかないようだ。そこで、中野君を幹事にして他の5名の受講者の日程調整をしてもらうことにした。

 18時27分、駅構内のSoup Stock Tokyoで以下のセットを食べる。

  EAT-IN SSセット                  900円

   塩糀スープS←はじめて、チョイスした。しかし、これで「しおこうじ」と読むとははじめて知った。

   東京ボルシチS

       (セット)白胡麻ご飯

 

 

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