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日本国憲法

2014年02月03日 16:14

2月5日の備忘録。

8時50分から10時20分まで、「日本国憲法/現代人権論」の講義を行う。

講義の具体的内容は、いつものようにリアクションペーパーを掲載することによって代えることとする。

・1つ1つの事件は、とても難しそうに感じるけれど、すごくかみくだいて説明してもらえるので、わかりやすいです。

 身近なことに置き換えた説明もすごく好きです。(教育・Kさん)

・春休みに語学研修に行ってしまうので、今日が最後の講義でした。私の今までの勉強不足(政経が好きではなかったので)から、内容が難しいときもありましたが全体的に分かりやすい説明で少しは理解が深まった気がします。

 ありがとうございました。(教育・Iさん)

・正直この授業を受けはじめた頃は、なんでリアクションペーパーとかあるんだろう、早く授業進もうよなどと思っていましたが、今では毎回リアクションペーパーを読むのが、楽しくて勉強になります。この授業の魅力はリアクションペーパーと先生の楽しいお話だと思います!(教育・Kさん)

・最高裁の判例を見てると正直こんなことが最高裁まで争われるのか…と思う判例もいくつかあり、おもしろいなと思います。

 日本は西洋の法律を参考にしていることが多いですが、文化も歴史も全くちがうのだから上手くいかなくなるのも当然だなと私も思います。(教育・Dさん)←それを日本と違うからといって、西欧で生まれた近代立憲主義思想と日本の法制度の間に一線を画すか、それとも世界標準となった近代立憲主義思想に基づく法制度で調整を図るのかは大切な論点です。

・普段わりとニュースをよく見るのですが、今回の先生のお話を聞いていて改めて、マスコミの言うことを鵜呑みにしてしまってはいけないのだな、と感じた。(教育・Hさん)

・先週HEROについてのリアペを書いたものですが、講義中に取り上げて頂いて嬉しかったです。あのドラマの中で証拠不十分などという言葉をよく耳にしましたが、それがいかに問題かよくわかりました。ドラマの主人公・久利生公平が、起訴するのに、しっかりと検証して、起訴・不起訴を判断していたシーンには、検察が起訴をするからには有罪にしなければならないという事がよく表れていた気がします。←しかし反対に、検事が絶対に起訴した被告人を有罪にしなければならないということの行き過ぎを皮肉ったのが逆転裁判シリーズの狩魔父・娘、御剣、ゴドー検事というキャラクターであることも知っておきましょう。

 また、先生は講義中によく、死刑に処する為には人を殺しているという事実が必要だと言っていましたが、極論かもしれませんが、ハンムラビ法典のような考えが正当ということになるんですかね?「目には目を、歯には歯を」、つまり「死には死を」そういう風に解釈してしまったのですが、良いんでしょうか。(教育・Oさん)←いわゆる「刑の権衡」の話ですが、これはハムラビ法典とは異なります。すなわち、犯した罪が殺人だから死刑というわけではなく、殺人であってもかならず死刑というのではなく、最高刑が死刑までありうるということです。したがって、財産罪で死刑はあり得ません。分かりやすく言えば、命と、その他の法益のトレード・オフができないことをいっているわけです。

・最近、ドラマ「リーガル・ハイ」を見直したところだったので、今日の話は私の中でタイムリーで、いつにもまして先生の話が面白く感じました。裁判官は公平で、独立しているのはドラマをみても感じられました。明らかに作り話のような証言でも、それを裏づける証拠である、あるいはそれを否定できるような証拠・証言がなければ、それを判断の参考にしていたからです。検察の人も、不正?(証拠の捏造など)は検察側で行っていて、裁判官を巻き込む、裁判官もぐるだ!ということはひとつもありませんでした。裁判官を味方につけて手回ししなかったのは、司法権がきちんと独立しているからなんだと実感しました。あと、あまり関係のない話なのですが…たとえ無罪であっても、証拠を捏造されてしまったら、どうあがいても有罪になってしまいます。(ドラマの中では、古美門先生がその不正の証拠をつかんでくつがえしていました!)すごく怖いなあと思いました。現場検証などに携わっている警察・検察の手にかかれば、無罪の人でも有罪にすることは可能だと感じました。(教育・Kさん)

・「性差別をなくすことは、身分差別をなくすことより難しいなー。」という事を考えました。身分差別は、その人の能力に関係なく、身分で差別されてしまいます。これはいけないことですが、男女の間には、あきらかに、力の差などの男女による「性質の違い」のようなものがあるため、完全になくすのは難しいと思います。

 百里基地事件の主張は、明らかにおかしいと感じました。(農学・Hさん)

・授業冒頭のアファーマティブ・アクションの話が興味深かったです。

 良い意味での差別も良いと思いました。(教育・Kさん)←「良い意味での差別」は「差別」とは言わずに、「合理的区別」といいます。

・司法権の独立と裁判官の独立について、大津事件を例にとって説明していただいたので、とても分かりやすかったです。(教育・Tさん)

・判例だけを見ると、何が司法権の独立につながっているのか分からないが、説明をつけるとつながりが見えて、おもしろい。(教育・Sさん)

・大津事件の口頭説明がとてもユニークで分かりやすく、おもしろかった。先生の授業は板書もシンプルで印象に残りやすいし、口頭説明があって分かりやすい。

 来期の実習では少し先生のような授業展開を参考にしてみようとなど感じた。(教育・Kくん)

・政府の権力が強く、今よりずっと恐ろしい存在であった時代に、政府の介入・干渉を退けた児島惟謙はとても勇気ある人物だと思いました。結果的に、児島さんが処罰されたりしなくて良かったです。(教育・Kさん)←実は後日、児島はサイコロ賭博をしているところを現行犯逮捕され、大審院を退きました。そののち、児島が作った私立の法律学校が現在の関西大学です。

・大津事件の例を聞いて、裁判官の独立ということに初めて意識を持った。確かに言われてみれば、誰にも干渉されない裁判官の独立があって、初めて司法権の独立につながるのは至極当然のことである。私達が司法権の独立を考える上で、裁判官の独立を意識しなかったのは、現在の日本が、正統な法治国家であり、全ての人が、裁判官の独立が、当たり前のことであり、意識する必要のないものであるからと思った。

 このように考えると、法が整備され、それがきちんと運用されているということは、当たり前のように思われるが実は非常に危ういバランスで保たれており、それを保つために、様々な仕組みが運用されているのが分かった。(教育・Sくん)

・大津事件と恵庭事件は高校の時に学んでいて、今回の講義でさらに詳しいことが聞けて、さらに理解が深まりました。

 罪刑法定主義は、当時の裁判に大きく関わっていたと、いうことで、罪刑法定主義について、もっと知りたいと思いました。罪刑法定主義では、どんなことを犯罪とみなしていたのか、調べてみたいと思います。(教育・Iさん)

・先生の講義はおもしろいのですが、朝に弱くて、いつも聞きそびれてしまいます。1限でない授業であったら、こんなに遅刻しないです。申し訳ありません。←そう思うのであるならば、私ではなく、大学に対してアクションを起こしてください。

 「罪刑法定主義」について、私は「直感的に悪だと思っても、法で決まっていなければ罰せられない」ことについて、少しもどかしく感じます。法ぎりぎりのラインを詰めようとすると、悪徳な企業や個人が絶えないことを考えると、何か策はないものかと考えます。一方で、ラインがしっかり決まっていないと、解釈によって裁けるかが変わってしまうと、野蛮であるとも感じます。

 私は高校で倫理しかやっていないので、「大津事件」を知らなかったのですが、司法権の独立の実際の基盤となったということで、覚えておこうと思います。

 「裁判官がいくら公平公正でも、検察が行政であることから、行政に関する訴えには、検察官が十分な証拠を提示しない」という事に関して、検察審査会はどこに属しているのか気になりました。検察審査会が行政で、癒着していたら、いたちごっこになってしまうと思います。少し調べてみます。

・なぜ恵庭事件が無罪になってしまったか、その説明がよく分かりました。確かな証拠がなければ裁きたくても裁くことができない、中立でなくてはならないことを感じました。

 何年か前、週刊誌の記事で名誉毀損をされたとして訴えた島田紳助の裁判があり、控訴が取り下げられた、という事件があった。裏付け取材が不十分、ということであった。私はこの事件をよく理解している訳ではないが、週刊誌というものは時に攻撃的で、個人情報を流出させる危険なものだと日々感じる。週刊誌は何か権利があって、あんなことをどんどん書けるのですか?訴えられても仕方ないとも思います。でも週刊誌が勝訴する。どうしてこんなことになるのでしょうか。くだらない質問すみません。(教育・Uさん)

・裁判官は世間知らずの方が良いという先生の考えに驚きました。でも裁判員制度の話を聞いて納得しました。(教育・Kさん)←理解してもらうために、極論を言いました。

・大津事件について先生は話していましたが、実は私は大津事件について知りませんでした。まだまだ教養が足りないなと実感しました。←未履修か(笑)

 昔、弁護士などの法律に関わる仕事に就きたいと思っていた時期があり、今回先生が「裁判官は独立していて、また上司からの圧力がない」と聞いて更に魅力を感じました。教師にしても他の職業にしても上司からの圧力は想像するだけで嫌ですね。裁判官といえば、以前、裁判員制度というものが話題になっていましたが、私一般市民から選出して、裁判を行うというこの制度に対してあまり良い印象をもてませんでした。専門知識がないのに、裁判に関わることに何のメリットがあるのでしょうか。例え簡易裁判所や家庭裁判所で行われる裁判であろうとも、しっかりと最後まで本当の裁判官が行うべきだと思う。←簡易裁判所と家庭裁判所についての理解ができていないので、しっかり勉強しておいてください。

 関係ない話ですが、先生は裁判官制度についてどう思っているか知りたいです。(教育・Nくん)

・八百屋や魚屋に裁かれたくないというのは自分が裁かれる側になったとして考えるなら真っ当な考えだと思う。日本の司法で透明化すべきなのは裁判ではなく、その前の取調べではないかなと思う。→検察官は行政官なのですね、知りませんでした。←法務省検察庁です。意外と、知らない人が多い。しかし、裁判官と検察官が同じ権力基盤に立つならば、公平性の信頼が著しく損ねられます。ここに、検判交流の問題点があります。

 中国の死刑制度が厳しいのは法治国家ではない証とありましたが、麻薬の取引を死刑にするのは人を殺してはいけないとはいえ阿片戦争等の歴史を考慮すると仕方がない部分があるのではないかと思います。児島惟謙が三好判事に対して司法の独立を守れと言ったことで裁判官の独立が侵害されたという指摘があるというのは歴史の教科書にも載っていたが、児島惟謙が元人斬りで、刀まで持ち出したんじゃアウトだなと思った。百里基地の件XからしたYはホントなんなんだろうって感じだったんだろうなぁと思うし、Yは何がしたかったのか全くわからないし、教科書でやるにはあまりにも内容がお粗末過ぎるのに憲法解釈の事例になっているのは笑い話になっても仕方ないと思う。(教育・Mくん)←土地売買事件なので裁判という土俵に乗り、土俵に乗った以上、裁判所は判断をしなくてはなりません。問題なのは、事件内容がお粗末でも、裁判所がどのような理屈で判決を下すかということです。事件自体のスジの良さと、判決の重要性はあまり関係ないということ!それは、前回見た、警察予備隊違憲訴訟の説明で理解してもらえたと思います。

 その他、大津事件に関して以下のようなリアクションがあった

・ロシアの皇太子はなぜ琵琶湖に行きたがったのかが気になった。(教育・Hさん)

・なぜ津田三蔵はニコライ2世を斬りつけなければならなかったのかお聞きしたい。(教育・Oさん)

 

 

 14時40分から16時20分まで、「法学演習」の講義を行う。今日は正規のゼミの最終日であったが、出席者と相談した結果、現在読んでいる『カール・シュミット入門講義』の続きを来年度も継続して講読することに決定。したがって、正規ゼミ員がいなくても、ゼミ自体は継続することになる(ここがミソで、慶應義塾大学に内地留学していた時期を除けば、これで15年間ゼミ活動自体は続いている)。

                                                               (撮影:中野弘紀くん)

 

 中野先生
冠省。一年間お世話になり有り難うございましたました。有意義な時間を与えていただき深謝いたしております。50年振りに学生気分に戻り若返ったような感じがいたしましたが、一方理解力や記憶力の衰えは如何ともし難いしものがあることも実感させられたところでした。今年度少し助走が出来ましたので、来年度はもう少し頑張ってみようと思料いたしております。引き続き宜しくご指導の程お願い申し上げます。お送りいただきました写真良き記念となります。重ねて御礼申し上げます。

 K口
                                 

 

 中野雅紀先生へ
「法学演習」ありがとうございました。
写真受け取りました。
来年度の演習にむけ、私なりに、予習します。
K池 
                                                                                             
 

 18時1分、駅構内の吉野家で牛すき鍋膳・並 580円を食べる。

 

手続き

2014年02月01日 11:26

2月4日の備忘録。

 

 

 

 11時53分、駅前の庄やで日替わり(A) 680円を食べる(1卓番)。

 18時13分、デニーズで以下のものを食べる。

  まぐろご飯とうどん単品           790円

   蟹ご飯に変更(うどんセット        100円

法学概論

2014年02月01日 11:06

2月3日の備忘録。

 今日も若干いつもとは違い、本務大学についての話題から入ることにする。

 下の写真は、本務大学本務学部のカリキュラム開発室の書棚に置かれている公害に関する書籍を写したものである。公害についての書籍が、そこそこ中央図書館とは別の個所に揃えられていると見るのか否かは、法学部出身者かそうでは無いかで印象が異なろう。一言でいうならば、この書籍には一冊も法律関係の書籍がない。したがって、わたしが環境法の講義をする場合、これらの本は公害事件の概要を知るためにしか利用価値がない。はっきり言って、ここと、現在改修中の中央図書館も公害問題についての蔵書数はどっちもどっちである。こういったところが、法学部がない大学で法律学を教えるという難点である。

 次に、このごろ学会や研究会に行くと、なにかのピンバッツジをつけている人が多くなってきた。私自身はここ数年、病気で学会、研究会に出席する回数が減ったが、この風潮が強まってきていることは薄々気づいていた。正月明けに、学部1階の教員控室のポストを整理していたら、以下のようなものが入っていた。ノベルティーとしては、ロゴマーク付きの腕時計ならば喜んで使わせてもらうが、ピンバッチはなんか宗教団体みたいで抵抗感がある。

 上との関係ではないが、学会からご案内通知が2つ来ていた。

 こちらの方は1月末に要項を取り寄せたのであるが、返信用の切手が20円足らなかったそうなので、大学前郵便局に行って20円を支払ってきた。しかし、出す前に同じ郵便局で重さを量ってもらい、120円でいいということであったのだが、どういうことだ!

 11時から12時前まで、教室会議に出席。

16時20分から18時20分まで、「法学概論」の講義をおこなう。

 具体的な内容は、試験の質問内容に当てた。いろいろな質問があったが、全員に回答することができなかったので、自宅のメルアドを教えてメールでの質問受け付けをすることにした。しかし、これは昨年を思い出すと結構、試験前に質問が殺到するので重労働になる予感がする。

 

 

18時58分、駅校内のSoup Stock Tokyoで以下のセットを注文して食べる。

  EAT-IN SS-セット                     900円

   オマール海老のビスクS             

      東京ボルシチ

   (セット)白胡麻ごはん 

日曜日

2014年02月01日 11:03

2月2日の備忘録。

18時3分、デニーズでたらこクリーム飲バー 1180円を食す。

 

 

ブログの整理

2014年02月01日 11:02

2月1日の備忘録。

 本来、このブログは備忘録および健康管理記録を兼ねているので時系列的な記述となっているが、今年もはや1ヵ月を経過したので振り返りとしてこのブログの集計を提示することにする。以下、訪問者数、訪問数、ページ数、件数である。

1201 4412 11836 116994

 次に、訪問国のベスト5は以下のものである。

 アメリカ、日本、チェコ、ドイツ、中国である。今月のはじめは、クウェートが長らく4位であったが最終的には6位になった。

 最後に、検索キーワードのベスト5は以下のものであった。

 最終的には林知更、中野雅紀、判例、旭川学テ事件、東大ポポロ事件てなった。1月中旬まで、福岡安都子と齊藤笑美子のワード検索も上位に来ていた。

 10時前に、ここ2夜連続でニコニコ動画でウルトラマンを観て衝動買いしてしまった以下のBD-Boxが自宅マンションに宅配される。

  

  

 

 

 10時21分、駅前のすき屋で山かけのっけ朝食 400円を食べる。

 10時40分から14時42分まで、RAUMオアジで作業をおこなう。

シラバス作成

2014年01月31日 12:54

1月31日の備忘録。

 8時40分、デニーズで焼鮭朝食単品 600円を食べる。

 

 14時17分、駅構内のHearth Brownで以下のパンを買って帰る。

  カリカリカレードーナッツ                                         160円

  もっちりチョコパイ                     100円

  ミックスピザ1/8                       160円

  モッツアレラチーズピザL                 180円

「ウルトラマン」Blu-ray BOXⅢ発売記念
『ウルトラマン』全話を一挙上映

Blu-ray BOX 全巻発売を記念して、『ウルトラマン』全話を一挙上映!
今回は、特別にデジタルリマスター前の素材を上映いたします。

小さい頃にテレビで見たような、記憶の中の『ウルトラマン』のテイストをお楽しみいただけます。
インターネット配信でご覧いただける機会はとても貴重ですので、ぜひお見逃しなく。
『ウルトラマン』Blu-ray BOXの映像と比較していただくのも、楽しいかもしれません!
 

 深夜0時14分に、近くのマクドナルドで夜食として以下のセットを買ってくる。

  ビッグマックMセット                     630円

   ビッグマック

   マックフライドポテトM

      プレミアムローストアイスコーヒーM

 

木曜日

2014年01月29日 12:48

1月30日の備忘録。

 

 お問合せの件ですが、事務局に払込用紙のコピーが
届いておりません。郵便事情その他の事故によるものかも
しれませんが、こちらで入金確認ができましたので、
結果通知をお送り致します。

到着までしばらくお待ちください。

宜しくお願いいたします。

 16時49分に、駅前のOIOIの10階のラケルで以下のものを久しぶりに食べる。

  Kモッツァレラのオムレツ                    966円

  サラダセット                            210円

 

「ウルトラマン」Blu-ray BOXⅢ発売記念
『ウルトラマン』全話を一挙上映

Blu-ray BOX 全巻発売を記念して、『ウルトラマン』全話を一挙上映!
今回は、特別にデジタルリマスター前の素材を上映いたします。

小さい頃にテレビで見たような、記憶の中の『ウルトラマン』のテイストをお楽しみいただけます。
インターネット配信でご覧いただける機会はとても貴重ですので、ぜひお見逃しなく。
『ウルトラマン』Blu-ray BOXの映像と比較していただくのも、楽しいかもしれません!
 

日本国憲法

2014年01月27日 11:22

1月29日の備忘録。

8時10分ごろ、関鉄タクシーで本務大学へ向かう(2500円)。

8時50分から10時20分まで、「日本国憲法/現代人権論」の講義を行う。

講義の具体的内容は、いつものように学生のリアクションペーパーの掲載をもって代えることとする。

・今日のお話も、とても分かりやすくよかったです。私は内閣法制局など知らなかったので、もっと勉強したいなあと思います。全然関係ないかもしれませんが、国会中継などで、怒鳴り合っている子どもみたいな様子を見ていると、国会議員も本当にどうなんだろうか、と思ってしまいます。法律バカがいたとしてもあの姿は私には理解しがたいです。本当に国権の最高機関なのかと疑いたくなってしまいます。(教育・Aさん)

・官報を見たことがないので、見てみようと思いました。みんなが書いたリアクションペーパーを読むと、自分の意見や疑問をきちんと持っていて、すごいなあと毎回感心する一方、自分の未熟さを痛感します。まだまだべんきょうしていかないとなあと思いました。(教育・Fさん)

・政治経済が好きで、高校のころたくさん勉強したつもりでしたが、内閣法制局は名前しか知らなかったので、今日先生のお話を聞いて勉強になりました。

 恵庭事件については、自衛隊が9条に違憲しているかということが争点になったということは知っていたが、ストーリーは知らなかったのでとてもおもしろかったです。(教育・Mさん)

・リ・リアクションペーパーの説明を詳しくして下さったので、三審制について深く理解することができました。また、朝日訴訟の話で、弁護士の方は、養子になって、すごいと思いました。訴訟をおこすにはきちんとした手続きが必要だと分かりました。(教育・Oさん)

・陪審員制度が裁判官の心理的負担軽減になるということは納得できます。また、陪審員制度導入により、裁判所にも、国民主権の要素が取り入れられたということもあると思います。しかし、この制度導入により、一般の国民が、死刑を決定することになり、心理的負担を抱えることになってしまいます。自分は「この人を死刑にするべきではない。」と思っていても、他の人が死刑だと言い、死刑が決定してしまうこともあります。裁判官は、死刑をくだすというそれなりの覚悟をして、裁判官になったと思いますが、そうではなく、勝手に選ばれてなった陪審員(一般市民)には「死刑をくだす」というのは重荷すぎると思います。(農学・Hさん)

・陪審員の存在意義について納得のいかない所があったのですが(素人に人生を左右される点)、今日の解説は非常に分かりやすくて、興味深かったです。確かに陪審制が在った国といえばイングランド、フランスなどの身分制国家がすぐに頭にうかびます。

 国王や貴族の価値観だけでは偏った判決で困る人が多そうだし、その時代に階層別の裁判員が参加するのは理にかなっていると思います。

 ただ、今日の裁判員制度は価値観の平均化というよりは、先生がおっしゃつていたように、裁判権の分割による裁判官の負担軽減の側面が強いように思えます。

 残虐性や過失、反省などの、感情の要素の判断素材として民意を用いるのであれば、有効かもしれませんが、現行の制度は裁判員の力が大きすぎると感じます。(教育・Mくん)

・恵庭事件の解説がとても分かりやすく、よく理解できました。自分たちは勝つかどうかよりも、最高裁で憲法9条を争うというのが目的なのは驚きました。あと、靖国神社についてのお話もとてもおもしろかったです。(教育・Sさん)

・恵庭事件、逆転裁判の話がおもしろかったです。場違いかもしれませんが、恵庭事件の被告人たちは男気があると思いました。(農学・Gさん)

・同じことを再度審議することはできないということについてテストで45点だったのに95点がついていた時、わざわざ先生に言いにいかないという例えがおもしろかったです。私も中高でよく採点ミスで多く点がとれていた時は先生に言いにいきませんでしたし、逆に、点が低くなってた時は、まっ先に先生に言いに行ってました(笑)(教育・Tさん)

・朝日訴訟や恵庭事件は高校の政治・経済で習ったが、分かったつもりで全く理解できていなかったのだと今回の講義で気づいた。とても分かりやすい説明で理解が深まった。使っていた資料集など振り返りたいと思った。(教育・Iさん)

・例えを使って説明してくださるので、とてもわかりやすかったです。安倍総理に対して訴訟を起こすという例えと憲法の点数を95点→35点にかえてくださいの訴訟も例がおもしろかったです。

 家に帰ったらくわしく調べたいと思います。

 

11時29分、大学近くの宝島でLカルビ100  819円を食べる。

 17時3分、駅構内のSoup Stock Tokyoで以下のセットを食べる。

  EAT-IN SS-セット                     900円

    東京ボルシチS

    トマトシチューS

      (セット)白胡麻ご飯

 

 

 

 

 

波平逝く

2014年01月27日 11:21

1月28日の備忘録。

 6時57分、デニーズでベーコンエッグ朝食単品 500円を食べる。

 12時2分、デニーズでおろしHBとアジフライ単品 580円を食べる。

 14時50分、近くのマクドナルドで以下のものを買ってくる。

  ビッグマック                       350円

  チキンマックナゲット5ピース(マスタードソース) 190円

 18時58分、デニーズで緑黄色野菜の美健麺単品 890円を食べる。

 

法学概論

2014年01月26日 10:04

1月27日の備忘録。

6時40分頃、起床。

10時13分、駅構内の吉野家で以下のセットを朝食として食べる。

 牛ネギ玉丼 並            380円

 Aサラダ・味噌汁セット        120円

  ごぼうサラダ変更           30円

 13時16分、大学近くの宝島でカキチゲ 829円を食べる。

NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
NHK新会長の籾井(もみい)勝人(かつと)氏は25日の就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた上で、日本に補償を求める韓国を疑問視した。従軍慰安婦問題を取り上げた過去のNHK番組に関連し、この問題に関する見解を問われ答えた。従軍慰安婦問題について記者から質問され、籾井氏は「コメントは控えていいですか」と言いながら「戦時中はどこの国にもあった」と口を滑らせ、韓国の姿勢などについて持論をまくしたてた。尖閣諸島・竹島など領土問題については、国際放送で「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と話した。放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけている。NHKの会長がこのような発言をするのは極めて異例。籾井氏は従軍慰安婦問題について「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあった」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述べた。飾り窓はオランダなどにある売春街を指す。さらに「会長の職はさておき」とした上で、韓国についても「日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。お金をよこせ、補償しろと言っている。しかしすべて日韓条約で解決している。なぜ蒸し返されるんですか。おかしいでしょう」と述べた。その後、記者から会長会見の場であることを指摘されると、発言を「全部取り消します」と話した。籾井氏は三井物産副社長などを経て、資本関係のある日本ユニシスで社長を務めた。昨年12月の会見では自らについて「語彙(ごい)が不足している」と話していた。

 https://www.gekiyaku.com/archives/36673585.html

 

 

 

 

 

【追悼番組】渡部昇一&小野田寛郎、大東亜戦争と戦後日本を語る[桜H26/1/25]

 

動画情報を開く▼

 

★平成18年8月23日 放送★毎回、各界の著名人をお迎えして様々な話題について語り合う対談番組。

 

 16時20分から17時50分まで、「法学演習」の講義を行う。

 講義の具体的内容は、いつものように学生のリアクションペーパーの掲載をもって代えることとする。

・今日の講義では取材の自由に焦点を当て取材源の秘匿とプライバシーの争いについて学習した。この問題を考えていると思い浮かぶのが経産省の元官僚である古賀氏である。古賀氏は公務員制度改革を推し進めた結果辞職に追い込まれたわけだが、彼は現在多くのメディアに露出し経産省の内部問題を発言しており本も出版している。プライバシーの権利を根拠に取材源の秘匿と戦わせる事例を学んだが、このような例もあることに気づいた。(Tくん)

・取材の自由について今回は学んだが、マスコミ・報道機関に対しては報道の自由や取材の自由を与えられているということは知らなかったため、「確かに事実のみを報じるマスコミたちにとって取材源である人が最も大事だからな」と思い、納得しました。また、主権や法律が異なる日本とアメリカで証人として取材源を求めたのはアメリカ側の裁判所だが、異なる国に日本の証人を求められた場合、このように日本の裁判所での判決が使われるのかと思い、とても興味深かった。(Tさん)

・今回は取材源の開示についてであったが、確かに匿名で協力したはずの取材なのに勝手に開示されたのでは、取材協力する人々が減少してしまうだろう。「職業の秘密」についても、その情報が公開されると職に大きな影響を与えるものであるという定義を初めて知った。情報とは、誰もが自由に共有できるのが必ずしも良いことでないことがわかった。(Sさん)

・秘匿権が認められるとすると、報道される事の信頼性があやしくなってしまうのではないか、と思ってしまう。週刊誌とか情報源があやしかったり、事実と異なっていたりするということをよく耳にする。社会的意義という基準はあまりにあやふやであるとも感じた。

 学校で習ってきたような善悪だけで社会が成り立っているわけではなく、グレーな部分とどう付き合っていくのか?私たちにとってはこれからの課題のように思った。(Sさん)

・今回は表現の自由の保障する具体的な権利について知ることができました。秘匿権や報道の自由などの存在は知っていましたが、これらの反対の意味をもつ権利がぶつかるときどうなるのかについて考えたことがなかったので、とても興味がひかれました。また、「権利」のもともとの意味を知り驚いたし、とても納得しました。

 事件14で、虚偽の内容を提供した税務官は罪に問われないのですか?(Iさん)

・権利の「権」という字の意味を知ることができてよかった。情報を公開した時に得られる利益と隠した時に得られる利益との天秤にかけることは難しいと思った。特定秘密保護法は賛否あるが、私は必要だと思う。ただ、公開をするか否かのラインを見極めるのは難しいと思う。(Sさん)

・今回の取材源開示拒否事件に関して、Xらの主張では取材源の開示する不利益よりも裁判を受ける権利を優先させようとしていて、また守秘義務違反に関する事例であるから取材源は保護に値しないとしている。それに対して、Yは取材源は記者の「職業の秘密」として証言義務からの免除を求めている。この「職業の秘密」はどの程度まで影響するのか、判断が難しいと思った。(Aくん)

・秘匿が守られることの大切さを感じた。21条は「表現の自由」を規定しているが、これがプライバシーの権利と対立した事件「石に泳ぐ魚」事件とつながっているなと思った。これは、プライバシー権が守られたわけだが、1度世の中に出てしまった情報はもとに戻せない、ということは、しっかり頭に入れなければならないと思う。(Kくん)

・証言者のプライバシーが保護されないと、その後その証言者が社会的にどんな目にあわされてしまうかわからないので、秘匿が守られてよかったと思う。マスメディアは便利だし決して悪いものではないと思うが、過激な報道により傷つけられる人がいるのも事実であると思う。

 秘匿が認められているのは、証言者が自分のプライバシーについて秘匿してもらえる権利ということで合っていてますか。(Sさん)

・個人的には、もう少し幅広く情報を開示すべきではないかと思う。先生が講義の中で、特定秘密保護法案について話していたが、自分なりにかみくだいて解釈すると、今回の法案で何が問題なのかというと、秘密が公開されない対象が広く一般国民であることのように思う。海外のむ各国にもこのような法案はあるが、秘密を公開しない対象は敵国や仮想敵国他に限定している。今回の法案はそこに問題があるように思う。これでは、国民の“知る権利”、ひいては政治について“知る権利”、つまり参政権にも関わってくる問題だと思う。(もちろんすべての情報が隠されるべきだとは考えていないし、この法案が成立した以上は第3者機関に期待するしかないと考える)(Tくん)

 

 

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