ブログ

よかった

2013年10月17日 12:49

 

 10月17日の備忘録。

  

    https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=3&ved=0CD8QFjAC&url=http%3A%2F%2Fclassiques.uqac.ca%2Fclassiques%2Fbodin_jean%2Fsix_livres_republique%2Fbodin_six_livres_republique.doc&ei=YIFfUqy_EMnikAWP3YDYCw&usg=AFQjCNH3nehP_1TFUxkenoCTGuwsVGo4WA

 

 

 

  午後4時20分より午後5時まで、A534で「法と社会生活」の講義を行う。

  「法と社会生活」の最終的な履修者が確定したので、それぞれの発表箇所を決める。テキストは、長谷部恭男『憲法とは何か』(岩波新書、2006年)である。

  ①第一章  立憲主義の成立(北出くん)

  ②第二章 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利(中野くん)

  ③第三章 立憲主義と民主主義(山田さん)

  ④第四章 新しい権力分立?(稲山くん)

  ⑤第五章 憲法典の変化と憲法の変化(鎌賀くん)

  ⑥第六章 憲法改正の手続(大塩くん)

  ⑦最終章 国境はなぜあるか(中山くん)

  介護等体験が途中であるので、隔週開講で2時間ぶっ続けでゼミ形式の授業ということにした。

  1月末か、2月中旬に懇親会、お食事会を開催することに決定。

 

  

  

 

 

台風26号

2013年10月17日 12:46

 10月16日の備忘録。

 

 

 

   ということで、本日の本務大学の講義は休講ということになった。

 もっとも、教授会などは午後3時から開催されたようであるが、体調不良で欠席した。←午後8時ぐらいに、O今日室長から携帯でお小言をいわれた。

 ちなみに、比較憲法学会で名刺交換したHさんからメールにて以下のようなレスを受けた。

 

 

 MN先生
   ユニークなメールをありがとうございました。疲れて帰ってきてメールに癒されました。こちらこそよろしくお願い申し上げます。

(追記)

 大学というところを学問の場ではなく、就職予備校でしか見られない、日本の経済界、およびマスコミの低レベルさを以下の記事から知ることとなった。これは、1960年代に推進された「経済成長における人的能力計画の課題と対策」が、結局は職業高等学校の地位を引き下げてしまったのと同じ轍を踏むのではないか、と思われる。それと、マスコミは故意に「偏差値」と「入りたい大学」を等価値なものとして論じているのではないか。

 <span class="entryCategoryName titlebar mincyo" style="padding-bottom: 8px; font-family:;" pro="" bold;"="" 19px;="" serif;="" 明朝",="" "MS="" P明朝",="" hg明朝e,="" w3",="" ヒラギノ明朝="">連載
「ダイヤモンド」vs.「東洋経済」! 経済誌双璧比べ読み(10月第2週)

就職に強い大学に異変?理系女子争奪戦、早稲田大に圧勝の慶應、法学部凋落…

【この記事のキーワード】一橋, 就活, 慶應大学, 早稲田大学

 

 

 


	
	
慶應義塾大学東館(「Wikipedia」より)
 「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/10月12日号)は「大学徹底比較 就職に強い学部・ゼミ・体育会はここだ!」という特集を組んでいる。あと2カ月弱に迫った就活解禁。「就職率を血眼になって競う大学はまるで『就職予備校』。就職のよしあしで大学を選ぶ受験生や親のニーズが強いからだ。そこで、全大学を対象としたアンケートを基に、就職に強い大学選び」を特集したものだ。

 

 最近の就職戦線の傾向は、理系の女子学生、通称「理系女(リケジョ)」の人気だ。

 「『女性は柔軟性が高く、目まぐるしく変わるビジネス環境に対する適応能力が高い』(大手企業の採用担当者)ことも人気の秘密だ。その上で、理系であれば『実験やゼミなどでしごかれているため、論理的な思考力など、素養がしっかりしている。しかも数学を勉強し、さまざまな分野で応用が利くことが強み』(同)だという」

●理系女子を奪い合う就職戦線

 リケジョは普段は、実験室や研究室にこもりっぱなし、就職も大学の推薦枠で決めてしまうから、採用にこぎ着けられない。これまで、銀行や外資系金融機関といった、文系の学生を中心に採用していた企業までもが、理系学生の市場になだれ込んでおり、小さなパイを奪い合う、リケジョ争奪戦の様相を呈しているのだという。

 また、技術志向も強い。1993年に、日本初のコンピュータ理工学に特化した公立大学として誕生した会津大学は、IT企業ではやっているプログラマーがチームを組んで短時間で新しいサービスを開発する「ハッカソン」という手法を取り入れている。実践を積んできた学生たちは“注目株”で、大学が主催するセミナーに120社もの企業が参加する盛況ぶり、就職率は大学院で98%と、極めて高いという。「即戦力」をとなる理系人材のニーズが高まっているといえそうだ。

 「週刊ダイヤモンド」が全国の638大学を対象に独自にまとめた「就職に強い大学総合ランキング」のトップ10も1位:一橋大学、2位:名古屋工業大学、3位:東京薬科大学、4位:お茶の水女子大学、5位:東京大学、6位:昭和薬科大学、7位:大阪市立大学、8位:京都薬科大学、9位:東京外国語大学、10位:東京理科大学というランキングになっており、「就職には定評のある一橋大を筆頭に、工業大学や薬科大学といった理系の大学がずらりと並び、“理高文低”を印象づける。理系のある女子大学もランクインするなど、『リケジョ』ブームも裏づけられた形」になっている。

 特集記事では、より詳細に分析するために、全国2100学部・大学院を対象とし、学部ごとの就職率を他誌に先駆けて初めてランキング化している。関心のある読者には面白いだろう。

●慶應が早稲田に圧勝の就職率

 必読は、「特集記事Part1 躍進遂げる理系の実力」の早稲田大学と慶應義塾大学の学部別就職率の比較だ。なんと、慶應の全体の就職率は86.1%で、早稲田は79.9%と慶應が圧勝しているのだ。慶應の就職率を引っ張るのは、やはり理系の医学部、看護医療学部、薬学部だ。なお、慶應の薬学部は共立薬科大と合併して誕生した新学部だ。

 こういった理系優位の現状では、文系学部が多く、地方出身者の多い早稲田にとっては厳しい。特集では鎌田薫早稲田大学総長にインタビュー、医学部進出の野望を問うている。「病院を譲渡したい」などといった話は結構持ち込まれているというが、経営となれば「維持費用がたいへんで、ベッド数も必要です。苦労した上で慶應の背中を追うというのでは、意味がありません」と否定的だ。

 慶應の特徴として記事では、「あの銀行員・半沢直樹も出た慶應大の文系学部が経済界の中心に君臨」というエピソードを紹介している。確かに、「半沢直樹」シリーズの原作者の池井戸潤も、慶應出身。演出に名を連ねる福澤克雄は慶應の創立者である福澤諭吉の玄孫と、まさに慶應閥。現実に3メガバンクの幹部層の4割も慶應出身だ。就職の慶應ということだろうか。

 一方、半沢直樹役を演じた堺雅人は早稲田だ。しかも、第一文学部中退という役者界の王道を歩んでいるが、まさに自由な校風・早稲田の象徴的な存在になりつつあるといえるかもしれない。

 なお、「特集記事Part2 志願者激減 文系の窮地」では、名門・中央大学法学部の凋落がレポートされている。都心から離れたキャンパス移転も、かつての司法試験受験者にとっては誘惑から隔絶された理想的な受験環境とされたが、現在ではマイナスばかりが目立つ。さらに、大学・法科大学院で平均419万円にもなる借金をして弁護士になっても、ワーキングプアになりかねない法曹界の現実がロースクール不況を呼び、その影響をかつて法曹界の花形といわれた中央大学法学部をはじめとした有名大学の法学部が受けているというのだ。河合塾によれば、2010年に中央大学法学部の67.5あった偏差値は60.0にまでレベルが落ちている。
(文=松井克明/CFP)

 

京都から直接、本務大学へ

2013年10月15日 13:28

 10月14日の備忘録。

 

 

   

   

  ネット・ニュースで知ったのだが、アンパンマンの作者のやなせたかし先生が死亡したそうである。

 

    ところで、夜にネット・サーフィンして見つけたのであるが、あのひとスパイシーという人物検索のわたしの写真になじみのない画像が貼りこまれていた。別に構わないと言えばそうなのだが、相手方もあまりよい気がしないだろうから別の画像にしてもらいたいものだ。

   

               ↑

        縁もゆかりもない親子の写真  訂正をお願いする。

比較憲法学会

2013年10月15日 13:27

 10月14日の備忘録。

 

 

 

 

 

 

日本公法学会2日目―立命館大学―

2013年10月15日 13:26

 10月13日の備忘録。

 《シンポジュウム》 第一部会 大規模災害と統治のあり方 討論要旨

 第一部会では、小幡純子会員(上智大学)と駒村圭吾会員(慶應義塾大学)の司会の下、各報告者に関し予め提出された質問及び意見を中心に討議が行われた。以下はその要旨である。

 一 水島会員に対する質問

 中野雅紀会員(茨城大学) 水島会員が報告中に限界事例として提示された「首相が、災害時における緊急事態に際して私人または公務員に対し生命に関わる命令を行った場合、これを拒否できるか」という問題について。これを拒否できるとした場合、私人または公務員が命令に従わないことを、①ある種の「抵抗権」として正当化する理論構成と、②刑法的な「正当防衛・緊急避難」として「違法性(違憲性)」が阻却されるとする理論構成が考えられる。いずれの理論構成が妥当か。

 水島朝穂(早稲田大学) まず現行法上、災害時において首相は公務員に対して生死に関わる命令を下す権限を持っていないことを確認する必要がある。と言うのは、「ことに臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め」ることを宣誓しているのは自衛官のみであり、それ以外の公務員にそのような義務はないからである。確かに自衛官に関しては、上官の職務上の命令に服従しない場合等、七年以下の懲役又は禁錮に処せられる可能性があるが(自衛隊法123条)、これは自衛隊法76条1項に規定される防衛出動が発令されるのは外部からの武力攻撃に関わる場合のみであるから、災害時にはこれに該当しない。従って、現行法を前提とすれば、いま問題にしているような状況が実際に生じることはない。もっとも、災害対策基本法71条は、災害時において従事命令等を発する権限を都道府県知事に与えている。講学上はの人的公用負担にあたるものが、これを拒否した場合、六ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科されることになる。だが、これは刑罰である以上、通常の司法裁判所の手続に基づいて、裁判官が犯罪の成否あるいは罰金・罰則の程度を決めることになる。その過程において、命令を受けた者は、当該従事命令等は違法であると裁判官に訴えることができるし、三つの審級の過程で無罪判決を勝ち取ることができる可能性もある。中野会員のご質問に引きつけて回答すれば、このような全プロセスをもって、抵抗権の一つの現象形態とみることもできるかもしれない。

 中野会員 いわゆる「災害法制」と「有事・軍事法制」の関係についてご教示いただきたい。

 水島会員 冷戦下のドイツでは、ソ連との核戦争を前提とした「有事・軍事法制」が整備されていた。しかし冷戦後は脱軍事化傾向を示して、形式上はともかく、実質的には水害等の大災害を念頭においた「災害法制」へと移行した。それと同時に、法制度の目的が、国民保護から住民保護にシフトした。これに対して日本は、国民保護法の制定に象徴されるように、既存の「災害法制」が、「有事・軍事法制」の方に引っ張られるような形で組み立てられるというアナクロニズムが生じており、「災害法制」が災害時に力を発揮できない状態となっている。

                                                                 (『公法研究』第76号、138-139頁)


 《シンポジュウム》 第二部会 大規模災害と国民の生活 討論要旨

 一 棟居会員に対する質問

 中野雅紀会員(茨城大学) ①「大規模災害と権利保障」の問題を難しいものにしているのは、個人と自然の関係が、ホーフェルト流の個人―行為―他者(国家)間に成立する「請求権」「自由権」「権限」「免除権」で説明される個人―他者(国家)の相対的法関係と上手く接続できないからと理解できるが、棟居会員もこの法関係を意識した上で議論を展開しているのか。また、②災害においてはあくまでも被害者はこの「請求権」が伴わなければ意味はないのか。

 棟居会員 ①ホーフェルトの名を思い出さなくてもわれわれに染みついた、国家を縛るのが立憲主義だという教えがある。そこから国家論をむやみに拡張する自然主義的あるいは共同体的な国家、国民の幸福のなかにまで入ってくる国家は近代立憲主義とは相容れないから排除すべきだとすると、では自然災害はほったらかしなのか、それがデフォルトではないのかと居直る議論が生じる。しかしそこからスタートして、システムに関わればという国家論的な理屈で結局は個人の所得保障を一定程度正当化できるという二転三転するシナリオを述べた。したがってホーフェルト流というか立憲主義的な前提があるから自然災害に対して素直に個人保障とは言えないということになる。

 ②私が言いたかったのは、被災者救済について便利な魔法の言葉をもってきてすべてが解決するというような、いたずらに被災者を期待させるだけの理屈ではなく、裁判所も認めざるを得ないような普通の理屈からスタートして、それでも認められるとしたらどういう理屈なのか、特に予算の配分権をもっている実務家に通用する理屈はどういうものなのかということである。先程工藤会員に教えて頂いたように、予算配分する当事者が現に銀行救済のときに公金支出をやっているが、同じ理屈で大規模災害に臨めないのか。これは実務家に対しても一定の説得力というか、少なくとも真剣に反論しなければならないと思わせる何かはあるのではないか。

                                                                  (前掲、201‐202頁)

                                                                       2014年10月20日加筆


  

   

    

  

 

 

  OWL

 

 

日本公法学会初日

2013年10月15日 13:24

 10月12日の備忘録。

 

 

    『公法研究』75号を購入。

  昨年公法学会シンポジュウムの討論内容が活字になった。

(第一部会) 

 土井真一会員の報告に関して

 中野雅紀会員(茨城大学) 自己情報コントロール権説は、伝統的なプライバシー権説から空間的限定を除去し、他者とコミュニケートする人間像への転換を図ったと言われるが、そこでは「開かれた社会」やコミュニケーション理論との必然的な連関を要するように思われる。

 土井真一会員(京都大学) 転換とは言っても、元々の個人として他者から介入を受けない空間の中で自由な活動を行うという考え自体は依然として残されている。その上で、他者とコミュニケートして公共的事項を議論し、また私的な空間でもコミュニケーションするという多層的な活動領域があり、その全体を視野に収めた自己情報のコントロールが必要となると考えられる。コミュニケーション活動なりそれが行われる社会なりの正当化・支持を目指す理論とは一定の関係性があるだろう。

 中野会員 京都府学連事件以降の判例理論は基本権の保護領域を一応広く捉えながら「みだりに」という文言によってそれを狭めるという二段階の画定をしているのか。

 土井会員 最高裁の判断はいわゆる三段階審査のような段階分けをせずに渾然とした考慮をするものと見られる。そしておそらく民事的な権利の考え方にひきずられて、最後の段階で保障されているものだけを権利と呼んでしまう傾向がある。権利を認めるならば当然にその保障内容が認められると考えられているから、権利の定義自体の中に「みだりに」を含めてしまうこととなっていると分析している。(154頁)

 

 齊藤笑美子会員の報告に関して

 中野会員 石川報告でのイェリネックの公権論をどのように評価しているのか。また近代立憲主義の立場から、あるべき戸籍の姿についてはどう考えるか。

 齊藤会員 身分登録による国民の創出についてはともかく、公権としての家長権の廃止という意義については、日本では不十分なかたちをとり、例えばイエにおける父権も残存した。近代立憲主義、個人主義との関係では、「戸」による把握ではなく、個人単位の身分登録をすることが相応しい。

 中野会員 フランスの制度についてもう少し伺いたい。

 齊藤会員 身分証書は個別の事件・身分行為ごとに作成し、それを編纂する。公開制度に関しては、原則として親子関係の証明を含む出生証書の写しは本人と一定範囲の親族しか請求できない。第三者請求に際しては検事の許可が必要である。(163頁)

 

(第二部会)

 石川健治会員の報告に関して

 中野雅紀会員(茨城大学) 理論的な面から見るとイェリネックの身分論の分析・読解に関してはもっともであるが、革命の進展との齟齬は生じないか。フランス革命以降においてもstatus familiaeの廃止によって家族制度自体が実際に廃止されたわけではない。

 石川会員 フランス革命において現実に家族制度が廃止された、などという歴史的事実を語ろうとする議論では、そもそもない。ただ、政治社会の参加資格であり、一つの支配の単位でもあり、これを得ることによって初めて権利能力を十全に獲得できるという意味で、最も重要な公法上の身分だった、家長ないし家の身分から、少なくともその正統性が剥奪された。やはりこれは、近代国家の成し遂げた大きな成果だというのが、ここでの議論の立て方である。

 他に質問用紙に書かれているものについて二点ほど答えさせていただく。第一に、基本権についてはイェリネック的なスタティックな把握では対応できないのではないかという学説が有力になっているが、どう考えるのか。第二に、愛関係と連帯関係という議論とフランスの博愛fraternitéとの関係について。

 第一の点に関して、もちろん完全に対応するのは無理であろう。しかし、憲法上の法人格あるいは基本的人権というものの構えとしては、「鉄仮面」性をそう簡単に捨てるわけにはいかない。それどころか、そもそも、元々そういう構えをもっていたこと自体、あまり自覚されていないのではないか。それゆえ、まずは構えを立て直すことを優先すべきである。

 また、本来はこれはスタティックな議論ではないことに、注意すべきである。その背後には非常にダイナミックな歴史の動態に対する考察がある。そうした見えない鉱脈を掘り出したいというのが私のStatus論の一つの趣旨であった。逆に言うと、その動態性を応用すれば、Status論の組み換えによって課題に対応する余地は、将来的にもまだまだある。

 第二の点に関して、博愛fraternitéとは兄弟愛のことであるが、有力な見解はこれを連帯と読み替え、フランス革命の第三の原理として、博愛ないし兄弟愛の原理のアクチュアリティを復活させるということを、やってきた。それとの対応関係において位置付けられるのが、報告で主題化した連帯関係である。(230頁)

                                                                                   2014年3月15日追加  

 

 

   太田報告に対する質問者が豪華すぎる。

   初宿正典先生

   長谷部恭男先生、

   高田篤先生

   石川健治先生

 

京都へ

2013年10月15日 13:11

 10月11日の備忘録。

 早朝、午前7時前後に京都駅に到着。

  駅前のなか卯で朝食をとった後、実家に連絡を入れる。

  

 そんななか今回、実家に戻らないのならばということで母親のみならず父親も京都に出てくるということになり、両親に会う前に、まず宿泊先に行って荷物を置き、伊勢丹の休憩所で時間を潰す。両親が到着したのは、大体11時半過ぎであった。実際、わたしは病気以来、ここ三年間は実家に帰省していない。

 

 

  連泊するホテルはなかなか見つけることは難しかったが、近くに橘行平に由来の等善寺があり、それさえ分かれば道に迷うことはない。

  親子で久しぶりに、伊勢丹の美々卯で昼食をとる。

 

 

 午後1時半から午後3時半まで、京都駅前のカラオケで談話しつつ、カラオケも歌ってみる。

 

 

   

   

 

 

 

 

ニコニコ生放送では、10/11(金) 19時より
西原理恵子の人生画力対決ライブ
まいっちんぐサイバラ先生 vs エッチ漫画家3聖人を放送します。

【生放送情報】

10月11日に新宿ロフトプラスワンで開催される
第26回「西原理恵子の人生画力対決ライブ」を生中継でお届けいたします。

今回の対決は「まいっちんぐサイバラ先生vsエッチ漫画家3聖人」と題し
エッチな作品に定評のあるマンガ家集団に挑みます。

【出演者】
対戦相手 山本直樹先生 田中圭一先生 えびはら武司先生
司会進行 八巻和弘(小学館編集者)

 

 

 

 

 

 

東京へ

2013年10月15日 13:09

 10月10日の備忘録。

 

 (追記)

  法文化学会第16 回研究大会ご案内
拝啓
涼しさの増すこの頃でありますが、会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し
上げます。
さて、かねてよりニューズレターでお知らせいたしておりました法文化学会第16 回研究大会を、
下記の要領にて開催いたします。皆様におかれましては、万障お繰り合わせのうえご参集賜ります
ようご案内申し上げます。
敬具
法文化学会第16 回研究大会開催校
2013 年10 月10 日

日 時: 2013 年11 月9 日(土)
場 所: 立正大学大崎キャンパス11 号館7 階
住 所: 東京都品川区大崎4-2-16
昼 食: 昼食の用意はございません。
大会参加費:1500 円
懇親会:6000 円
ただし、10 月29 日までに事前にメールまたはFax(別紙)で申し込まれた方は5000 円としま
す。当日、会場にて集めさせていただきます。会場は、銀座アスター
ベルシーヌ大崎(〒141-0031
東京都品川区西五反田8-4-13,
ThinkPark
2F
TEL
03-5759-6051)です。
連絡先: 開催校連絡責任者・林康史
hayashi_y@ris.ac.jp
Fax: 0476-46-9755
以上
大会日程表
I.
午前の部
【自由論題】
09:30~10:25
報告①
畠山久志(中部学院大学経営学部教授)
「英国と日本の金融ADR 制度の相違点について――金融構造と自主規制の法意識」
【テーマ・セッション】
趣旨説明
10:30~10:45
林康史(立正大学経済学部教授)
「貨幣・通貨とは何か」
10:50~11:45
報告②
中野雅紀(茨城大学教育学部准教授)
「ジャン・ボーダンの国家の貨幣鋳造権といわゆる“プレコミットメント”
理論について」
休憩/理事会
11:45~12:30
II.
午後の部
12:30~13:25
報告③
木下直俊(東海大学文学部非常勤講師/国際金融情報センター中南
米部研究員)
「ドル化政策をめぐる法制度――エクアドル、エルサルバドル、パナマの事
例から」
13:30~14:25
報告④
歌代哲也(立正大学大学院経済学研究科博士課程)
「地域通貨の持続性モデル――貨幣の機能・保有動機の観点から」
14:30~15:25
報告⑤
黒田明伸(東京大学東洋文化研究所教授)
「歴史にみる貨幣たちの個性」
パネル・ディスカッション
司会:林康史
15:30~16:55
黒田明伸、山内進(一橋大学)、林康史、ほか(以上、予定)
「貨幣と通貨の法文化」
総会
17:00~17:45
閉会挨拶
17:45~
懇親会
18:00~21:00
報告要旨
自由論題
「英国と日本の金融ADR 制度の相違点について――金融構造と自主規制の法意識」
畠山久志(中部学院大学経営学部教授)
日本では平成22 年から英国の金融ADR 制度を模範に、金融商品取引法に指定金融ADR 制度
を移入したが、金融構造が基本的に銀行・証券が中心で、英国のような保険中心ではないこと、
規制監督がルールベースであり、自主規制の歴史が短いないし、なかったことから、業態ごと
にADR を設ける形となり、英国の業界横断型は取られなかった。そのほか日本独自の慣行が加
えられている。これらの差異について検証するともに課題を提起したい。
テーマ・セッション
趣旨説明「貨幣・通貨とは何か」
林康史(立正大学経済学部教授)
今回の研究大会及び叢書第13 巻は、「貨幣と通貨の法文化」をテーマとする。マネーは、経
済学や法学・歴史学・人類学などの分野において古くからの研究テーマであった。一方で、グ
ローバル化、ICT の進展にともなって、マネー研究は新しい展開を迎えている。また、認知科
学からのアプローチも盛んとなった。いま、改めて、マネーに関する問題・現象を法文化の視
座から捉えなおすべく、マネーに関する法文化を考察する。具体的には、特徴・性格、呪術性、
古今東西の貨幣制度、シニョレッジ、通貨危機、共通通貨、ドル化、通貨偽造、地域通貨、電
子マネー、等々を法文化の観点から取り上げたい。
「ジャン・ボーダンの国家の貨幣鋳造権といわゆる“プレコミットメント”理論につい
て」
中野雅紀(茨城大学教育学部准教授)
ジャン・ボーダンが君主主権論において国王の貨幣鋳造権について論じていることは有名で
ある。そして、ボーダンが貨幣鋳造権が国王の専権であることを認めつつも、貨幣鋳造権の濫
用を控えることを解いていることも、長谷部泰男教授の紹介などにより、法制史のみならず憲
法の研究家に広く知られるようになってきた。長谷部教授のボーダン理論の紹介は、いわゆる
「プレコミットメント」の説明のためのものである。しかし、その紹介におけるボーダンにつ
いての記述はわずかなものである。今回の報告は、つたないながらボーダンの原著を読みつつ、
長谷部教授の引用箇所を原典の前後のコンテクストから捉えなおすことを目的とする。
「ドル化政策をめぐる法制度――エクアドル、エルサルバドル、パナマの事例から」
木下直俊(東海大学文学部非常勤講師/
国際金融情報センター中南米部研究員)
ラテンアメリカ諸国のなかでは、エクアドル、エルサルバドル、パナマが、法定通貨を米ド
ルとする通貨制度(ドル化政策)を採用し、通貨主権を放棄している。ドル化政策について、
これまで実務的あるいは経済学の視座からの分析はあるものの、法的側面あるいは法文化とい
った視点からの研究はほとんどなされていない。ドル化政策実施の三カ国、また、他国のドル
化に対応すべく審議された米国の立法過程を分析し、各国の「おかね」(法定通貨)に対する
法意識を探る。
「地域通貨の持続性モデル――貨幣の機能・保有動機の観点から」
歌代哲也(立正大学大学院経済学研究科博士課程)
1980 年代以降、地域通貨の設立事例の多くが、設立以後の数年間で、活動停止に陥っている
ものも少なくない。本報告では、主として経済学的アプローチを軸として、地域通貨の持続性
について述べ、メリット・デメリットについて考察する。また、実際の並行通貨の事例から、
法貨と地域通貨の法的側面の相違を明らかにする。
「歴史にみる貨幣たちの個性」
黒田明伸(東京大学東洋文化研究所教授)
文明の始原にさかのぼるまでもなく貨幣は歴史上しきりに生成している。売りたい、買いた
いという相当数の主体に相応な自由が保障されていれば、貨幣は自律的に生成する。ただし局
地的に。物理的に転々とする通貨を作り出す場合や記帳の単位としてだけ働く場合など貨幣の
あり方には種差がある。そうした局地的な貨幣とそれを越えた決済のための貨幣とをどう関係
づけるかもまた貨幣たちに質的差異をもたらす。異質な関係を合算可能にすることが貨幣の効
用であるといえるのだが、貨幣たちの間の積算性が使用者たちの関係を均一化してしまうわけ
ではない。匿名性は普遍性に通じるわけではないのである。
Fax 送信表

e-mail をお使いの方は、できる限りメールでのご連絡をお願いします。宛先
は、hayashi_y@ris.ac.jp となります。件名に「法文化学会参加申込」とご記入く
ださい。
大会参加申込書
研究大会
午前の部

ご出席

ご欠席
午後の部

ご出席

ご欠席
総会

ご出席

ご欠席
懇親会

ご出席

ご欠席

10 月29 日までにお申し込みの場合は、懇親会費は5000円、当日お申
し込みの場合は6000円となります。多数のご参加をお待ちしております。
理事会
(理事、監事、幹事の方のみ)
11:45~12:30

ご出席

ご欠席

10 月29 日までに返信をいただけると幸甚です。

  

日本国憲法第二時間目

2013年10月09日 12:13

 10月9日の備忘録。

  午前8時50分から、教育D201で「日本国憲法/現代人権論」の講義を行う。

 めんどくさいが、出席をとる人数ではないので、受講者に講義の10分間与え、リアクションペーパーを提出させることにより、出席に代えることにした。

 今日の講義の内容は、そのリアクションペーパーによると以下のものになろう。

 「正直な話、法律のような難しい話は得意ではありません。さらにプリントに目を通すと、人が死んだり、放火されたりと決して聞いていて気分がよくなるものではない話をする機会が多くなると書いてあったので少し憂鬱です。

  しかし、プリントによく目を通すと、「おこ、激おこ」のようにユーモアにあふれた一文やとてもためになる情報が書かれているなど頑張れる要素が多くありました。また、先生の話も知的かつユーモアに満ちあふれているので、好奇心とやる気をもって講義に臨みたいと思います」(K君)

 「私は東北民なので先生の関西弁がとても記憶に残り、授業が楽しいです。運動会の話はひどい話だと思いました。わたしが教員になったら、適切な競争心は大事なので、つけるべき順位はつけるようにしたいです。ニュースを見るといつも頭が曖昧でよくわからないままなので、この授業で正しい知識を身につけたり、自分の考えを持てるようにしたいです」(Kさん)

 「ドラえもんの例などとても分かり易かった。友人にすすめられて、授業に来たが、来て正解だったと思う。社会主義がどうしていけないのか、今までぼんやりしていたが、納得することができた。自分の努力ではどうしようもないことで人を分けてはいけないと、差別の考えは明確な気がしたが、判例などを聞いて、なかなか難しい問題だと思う」(M君)

 「判決というものが判決、決定に分かれているということは知りませんでした。また、平等権というものを深く追究していって面白く興味深いと思いました。先生の出す例が分かり易くて理解し易いです。社会科なので歴史的な話もきけてうれしいです」(Fさん)

 「最初の小法廷と大法廷の違いを知らなかったので、よく分かりました。私は逆転裁判を全てやったので、裁判でのそれぞれの役割や、流れはなんとなく分かります。もちろん、ゲームと実際では違うところもあると思いますが、先生が例に出して下さったので、その考えで理解できました。

 法律学をやるのはほとんど初めてですが、1つ1つの事例をよく見ていきたいと思いました。

 よろしくお願いします」(Iさん)

 「生類憐みの令を例に用いて目的テストと手段テストについての説明をしてくれたので、すごく分かりやすかったです。今日の大きなテーマであった平等権についてですが、今まで習った平等権についてと、大きく見方が違っていたような気がします。こんな見方や考え方があるのかと思い、楽しくもなり勉強にもなりました。差別と区別の違いについても今までしっかりと理解していなかったけど、今日の講義で理解できました」(Kさん)

 「非嫡出子、嫡出子の相続分の問題で、法律を変えることで、解決される問題と新たに起きる問題があることを知りました。未来のことのみを定める形にしないと、今まで少ない相続分だった人が反発するというのに、私はなるほどと思いました」(T君)

 

 午後2時40分から、Nくんを加えて「法学演習」の講義を行う。

 今日は、『カール・シュミット入門講義』のP.168-180の講読を行う。  

 

  

定期健診

2013年10月09日 11:42

 10月8日の備忘録。

  前回の定期健診が8月20日であったから、久しぶりの定期健診である。体調不良のうえ、気温が高く、へとへとになって午前8時前後に共済病院に到着。いつも、午前7時前に病院に着いているので、今日は若干遅れ気味の病院到着。おもしろいもので、午前6時前に到着してもかならずお年寄りに先を越されているというのが現状。したがって、受付番号は二桁であったが、いつもよりは五番ぐらい後の番号であった。しかし、感染症検査も兼ねた血液検査のためか、担当医の検診が午前11時過ぎとなり、処方された薬を外の薬局で買っていたりすると、午後1時を過ぎてしまった。とにかく、体調がわるいのでそのまま自宅に直帰した。

  血液検査の結果、全体的には小康状態が続いているようだが、肝機能低下が向上せず、さらに血圧の下が高いという結果が出た。このあたりが、ここのところの倦怠感につながっているのかもしれない。

  

  

<< 161 | 162 | 163 | 164 | 165 >>