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創立記念日振り替え

2013年06月03日 12:05

 5月30日の備忘録。

 午前7時半に本務大学に到着。

 午前9時前に、学務の鯨井さんから今日は創立記念日の振り替え休日であることを知らされる。授業自体はないことは知っていたが、図書館をはじめとして大学の施設も休館なので大学にいても仕方がないので、一旦、駅前にまで戻ってくる。

 

  午前9時半発の高速バスにて、東京に出発する。

 

  下の施設にて、7月試験の手続きを完了。

 

  慶應義塾大学に行って資料収集を行い、紀要を貰って来る。

 

   三田図書館にて、文献をコピーする。

 

   午後5時前後に、駅前に戻ってくる。

   トランクルームの賃貸の話で、不動産屋と電話連絡。

 

日本鬼子

2013年05月29日 13:43

 5月29日の備忘録。

 午前7時半過ぎに、本務大学に到着。

 午前10時半に、下記の本を読破する。

 

 この本で面白いと感じたのは、「自炊の森」問題(p.141)と、燃えキャラとしての「日本鬼子(ひのもとおにこ)」の登場(p.150f.)の箇所である。前者についてはネット社会における偏狭さがあらわれ、後者については、その懐の広さを垣間見ることができると感じた。いずれも、わたしが大病で入院していた時期と重なっていただけに、話には聞いていたが今回、この本を読むことによってその全貌を知ることができた。これは、夏期集中講義の「情報と倫理」に使えるかもしれない。

 

 

 

  午後2時40分より、法学演習の講義を行なう。今日も公開授業参加者のである、オールド・ボーイの参加者は1人も休まずに授業を進めることができた。輪読箇所は、仲正昌樹『カール・シュミット入門講義』のp.50-60。ゼミナリステェンのKさんより、「細君は人の悪口を言うのは嫌いであるが、人の悪口を聞くのは好きだが、これはどのように解すればよいのか」との質問を受けた。これに対するわたしは理解は、仮にa(細君)、b(悪口を言う人)およびc(悪口を言われる人)とするならば、aとb、あるいはcとの関係性はなく、aは観察者としてbとcの関係性を観察することが好きだということになる。これをホワイトボードで図示して、「K氏の奥様は自分との関連性で悪口との関係性を嫌悪するが、他者間での悪口を聞くのは好きだということだから、一段高いところから下々の者が罵り合ったているのを聞くのが好きだということになるのでは」と回答しておいた。

  午後4時半より、学部応接室にて研究史栄委員会の会合があり、それに参加した。

NHK

2013年05月29日 13:22

 5月28日の備忘録。 

 

 午前9時前後に、大学事務室から自宅に電話あり。NHKから憲法改正について聴きたいことがあるそうなので、連絡を取ってもらいたいと言われ、NHK水戸局の井上記者に電話する。近時の安倍内閣の憲法改正の動きについての所見と、大学教育において憲法改正をどのように教えているのかということであったが、前者については先にブログで書いたように早急な憲法改正は百害あって一利なしであり、憲法体系の枠内での解釈によってカヴァーできるのでだから時期尚早であるとコメントし、後者については一般教養で三大原則の限界の話以上に、天皇制、平和主義および憲法改正については講義しないことが常であると回答しておいた。そもそも、NHKがどのようなコメントをわたしにしてもらいたいのかが分からないので、このような一般的な回答にしておいた。

 

 

 

法実証主義と自然法思想

2013年05月27日 13:54

5月27日の備忘録。

 午後2時40分より、共通11号室で「現代人権論/日本国憲法」の講義をおこなう。

 下記掲載は、その講義用のレジュメである。

 

現代人権論/日本国憲法(担当 中野 雅紀)      2013.0527

 

第3講 法実証主義と自然法思想

 

はじめに

 違憲立法審査権において法実証主義と自然法思想を語る意義

 まず、法実証主義は制定法が全てであるので「憲法」と「法律」の間に序列関係がない。したがって、違憲の「法律」を同等の「憲法」に照らして「違憲である」と宣告することができない。これに対処するためには、「法律」を超えた規範である「自然法」を承認し、その自然法を体現化した「憲法」という上位規範を設定することによって「下位」の「法律」を「上位」の「憲法」に照らして「合憲」か「違憲」かを判断するしかない。戦前の日本においては「法実証主義」が採用されていたので、改正の手続の硬性・軟性を除いては「憲法」と「法律」の上下関係がなく、当然のことながら「違憲立法審査権」は認められていなかった。しかし、法実証主義が採られていたのには理由があるのであり、それなりの歴史的意味があったことは否定できない。過去の歴史的過ちを、現代人であるわれわれが批判するのは「高慢ちきな」態度であり、それは慎まなくてはならない。そこで以下においては、自然法から法実証主義、法実証主義から戦後の再生自然法主義へとの流れを説明することにする。

 Ex.法実証主義において、戦前の治安維持法、ナチスの人種法は違憲と言えるのか。

 

  • 古代から中世までの自然法思想

自然法思想と法実証主義の歴史はソクラテス裁判にまで遡ることができる。

そこで議論の中心となったのは、「悪法も法」であるのかという本質的な問いである。

        『ソクラテス最後の弁明』や『クリトン』

中世キリスト教社会においては、「神の法」や「自然法」が支配した。しかし、仮に神が実在するとしても、果たして、その「神の声」を知ることが可能であるのか。反対にいえば、この「神の声」によって為政者が恣意的な支配や裁判権を行使することにならないであろうか。

        王権神授説⇒神によって国王は地上の支配権を与えられているのであるから、国王の権力行使はすべて正統化される

  • 近代市民革命(フランス革命)以降の法実証主義の進展(「神の法」から「紙の法」へ)

近代市民革命は、国王のオールマイティーな権力を奪い、宗教と世俗の分離を目指す。したがって、国家権力と市民の間の法律関係は単純に不可視の「神の法」ではなくて、自分たちの代表者が制定し、それを文章化した可視的な「紙の法」に基づくことになった。また、これは自分たちの代表者によって制定された「法律」の支配によるものだから、「自己拘束性」のあるものであり、さらに「可視性」の観点から「法的安定性」と「予測可能性」を担保し、資本主義の発展を促した。

     その最高潮は、ナポレオン法典の制定に象徴される

  遅れてきた、近代立憲主義国家である日本とドイツは近代法制確立のために、このフランスの法実証主義に倣うことになる。

  Ex.日独における法典論争

   グリム兄弟による、童話の収集および、その編纂はこの過程において行われた

  • 戦後における「再生自然法」思想の導入

第二次世界大戦後に、ナチス・ドイツによる「法実証主義」による残虐行為が明らかにされる。果たして、法律という名前が付いていれば「どんな悪法も法なり」と言えるのかという問題に直面することになる⇒法という名前が付いているだけではなく、その法の内容の妥当性が問われるようになる。

自然法的側面の再復興⇒再生自然法思想

ただし、ここで注意しておかなければならないのは、この再生自然法思想は中世の「自然法思想」の先祖返りではなく、原則としては「法実証主義」を採用しつつ、例外的に「耐えられない程度の著しい不法」が存在する場合にのみ、そこに「自然法的側面(道徳、倫理、宗教等の自然法)」を包含する憲法に照らして、悪法に対して「違憲・無効」であることを宣告することができるという考えであることである。

Ex.ラートブルフ定式:正義に対する矛盾があまりにも耐え難い「不正な法」は効力を有しない

  実定法と制定法の区別

 

  自宅マンションに帰宅後、「渡鬼2時間SP」前編を鑑賞する。

  相変わらず、橋田女史の聞きかじりの知識で書かれたシナリオが大爆発。

レオン・デュギーと岡倉大吉

2013年05月27日 13:44

 5月26日の備忘録。

 

 

 

 

 

 

 

ウテナとピングドラム

2013年05月27日 13:35

 

5月25日の備忘録。

 

 

BAKUMANと蒼天航路

2013年05月27日 13:12

 5月24日の備忘録。

 前にも書いたが、ここ3年間は体調の起伏が激しいので昔のように定期的に本を読んだり、DVDを観たりすることができない。したがって、知らない間に連載が終わり、コミックも完結してしまうことも多い。

 したがって、今日は2回目の入院前に読んでいた『BAKUMAN』の連載が昨年に終わっていたことを知り、その第18巻から第20巻までを読破する。

 

 

 

   BUKUMANを読んでいて、このストーリーで一番良い奴は新妻エイジのように思えてならない。

  つづけて、『蒼天航路』の第1巻から第10巻までを読破。

  

 

ストリート・オブ・ファイアー

2013年05月27日 13:01

 5月23日の備忘録。

    午後4時20分より、「法と社会」の講義で「ストリート・オブ・ファイヤー」を鑑賞する。

  ところが、指定教室のAV機器の不具合のために教務職員に操作を頼んだが、いつもセッティングをしている鯨井さんがいないために結局、指定教室でのAV上映環境は復旧せず、20分遅れでB312に教室を移動して授業を開始した。

 

     今回のこの講義のポイントは、ダイアン・レインの口パクを見破れるかどうか、また夜景のシーンがほとんど屋内で撮られているということに気づいたかということである。いかに、人は映像によって騙されるかということ、証拠は慎重に検討しなくてはならないことを理解してもらった。以上のことは、既に弁護士時代のリンカーンを一躍有名にしたアームストロング事件の解説で言及しているところである。ただポケッと映画鑑賞をしていればよいというわけではない。

  ちなみに、ヒル監督の最新作が映画館で上映されているそうだね。

  

  帰宅後、コミックで『ULTRAMAN』を読む。しかし、ハヤタは名前ではなく、姓だったんだね。

  

 

 

 

  確かに、二瓶さんはイデ隊員であったから、ハヤタだけファースト・ネームは特別扱いでおかしいと言われれば、そうであるのだが。しかし、早田進の息子が早田進次郎というのは小泉純一郎の息子の進次郎から採ったようでなんだかな~といった感じがしてしまう。

(追記) ウルトラマンつながりでは、

 

教授会と教職員懇親会

2013年05月27日 12:49

 5月22日の備忘録。

 今日は、久しぶりに教授会が開催された。わたしは、午後1時から午後2時40分まで出席。というのも、午後2時40分より公開授業で出席している社会人からのみなる「法学演習」の講義があったからである。

 

 午後4時10分にゼミが終了したので、教授会の会場に戻ったが、ちょうど入れ違いに教授会と研究科委員会が終了したところであった。

 今日は午後6時半から駅南のホテルで教職員親睦会が開催される予定であったが、原稿書きとパーティー参加による薬の飲用の不規則さから、出席を見合わせた。

定期健診

2013年05月27日 12:41

 5月21日の備忘録。

 

 

 

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