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ブックオフ

2013年03月24日 15:05

 3月21日の備忘録。

 午後から、バスに乗って市内にあるブックオフに買い物に行く。とはいえ、なかなかバスが来ずに30分程度、バス停で待つハメに。

  

 ブックオフでは、以下の3点をメインに購入。

 まず、昨日に買いそびれた『月光条例』の19巻。それに、村上もとか『JIN―仁―』の20巻。それと、劇場版『涼宮ハルヒの消失』のDVD等。

 

  

 

 この巻のカバーの「おうちの方へ」の文章が興味深かったので抜書きすることにする。

  本巻のチルチルどもがよく叫んでいた呪文「アブラカダブラ」。

  昔からよく皆さんも耳にされると思いますが、起源の説が色々ある由緒正しき「悪霊を除くための文句」なのだそうです。

  曰く。3世紀初めローマ帝国皇帝のお医者さんが熱病を治すために使った。

  曰く。古アラム語で「このコトバ゜のように消えよ」。

  曰く。ヘブライ語の句で「あなたのイナズマを大地まで投げよ」。

  曰く。まったく無力なコトバだね。

  ほー。

  ……

 西原理恵子の『人生画力対決』によると、藤田和日郎もこの作品で取り扱いたい作品がかなりあるが、著作権との関係で断念したものが多いそうである。「涼宮ハルヒ」シリーズでキョンの名前が明らかにされていないように、『月光条例』の演劇部の名前が明らかにされていなかったのはこのような複線があったからなのか、と感心した。ま~、藤田氏は画がきれいではなく、ストーリーで読ませる作者なのでこのようなトラップを仕掛けていないといけないことは分かるのであるが。                    

 意外だったのは、TouTubeで流れていた「人生画力対決」で、藤田氏が他の漫画家の作品をきわめて上手く描けることであった。内容がブラッディーであり、線を多用するので画面が黒くなってしまうが、女の子の描写はきれいに描けいているので画の基礎はできているのか。であるとするならば、西原は美大を出ているのにデッサンの基礎ができなさ過ぎである。

  

  

 

 

 実は、震災前には引っ越したばかりの自宅の近くの古本屋で冲方丁『天地明察』や村上春樹『1Q84』等を買って読んでいたのであるが、震災後、ほどなくして店舗がなくなってしまった。おそらく、わたしが2度目の長期入院している間に閉店したと思われる。

 その他、いくつかDVDを買ったのであるが、それは内緒ということにしておこう。

 しかし、『JIN―仁―』の連載は長かったな~。最初に、このマンガの存在を知ったのは大藤君のお勧めだったから、はやくも10年たつのか。その間に、テレビドラマにもなった。

 とりあえず、帰宅後にコミック2冊を読んだ後、夕食をとって「涼宮ハルヒの消失」のDVDを鑑賞する。明日は、研究会みたいなので東京に行かなくては……。

 

 

駅前のOIOI

2013年03月24日 13:37

  3月20日の備忘録。

 午前10時過ぎに駅北口まで歩いてOIOIの文教堂に行く。

 

 今回、買ったのは藤田和日郎『月光条例』の20巻・21巻とである。しかし、コミックがビニールでラッピングされてしまっているので、実は19巻をすっ飛ばしていることに帰宅後に気づく。ビニ本といえば、わたしが学生時代にはエロ本のことを指していたが、宮崎くん事件以来、コミックもビニ本化してしまった。おかげで(皮肉)、重複本がコミックの場合多くなった。

  

  

 午後、昨日連絡のあった代引きの宅急便がアマゾンから届く。一つは、島本和彦の『アオイホノウ』の9巻であり、もう一つはマイケル・ナイマンのCDである。とりあえずは、お昼以降は上記のマンガ3冊を読んで部屋でおとなしく過ごした。しかし、『月光条例』も最終章に突入か。

  

  

 上記、CDのデスク1は下記のわたしの学生時代に買ったCD収録のものと同じで、デスク2の作品を聴くためにこのCDを購入したことになる。

  

   外は、休みの関係もありお花見客などでけっこうにぎわっていた。OIOIの文教堂には、12歳の文学の単行本は在庫が置かれていなかった。

 https://family.shogakukan.co.jp/special/12saibungaku/

臨時教授会

2013年03月24日 13:11

 3月19日の備忘録。

 午前9時過ぎにタクシーで三菱東京UFJ銀行に行ってお金を下し、マンションの家賃を支払う。そのまま待機させていたタクシーで午前10時前に本務タクシーで本務大学に向かう。午前10時前に、生協の散髪屋でおばちゃんに散髪してもらう。生協でおにぎりとサンドウッチを買ってきて、遅い朝食をとる。臨時教授会の開催は午後3時なので、それまでIT基盤センターでメールを読んだり、このブログの備忘録を書き足したりして時間を過ごす。

 午後3時から午後5時半まで臨時教授会があり、途中、後期入試の合格者判定会議があったので、午後6時15分まで休憩が入る(前半の教授会の最後に、本年度退職される先生からのスピーチがあった。村松、安田、酒井、岡本、尾形、柳田、山根、中村等の各先生)。

 その間、久しぶりに大学正門前の大幸飯店で盛り合わせセットJを夕食としてたべる。

  

 午後7時前に教授会が終わり、バスで駅北口まで行ってOIOIによってから自宅マンションに午後8時過ぎに到着。

  帰宅後、ぐだぐだしていたら深夜になったので就寝した。

(追記)

 駅南口から帰宅の途中に、コンビニによってNTT東日本の電話料金を払い込んでおく。あっという間に、30,000円がなくなってしまった。WiFiの料金が込みで2か月分を払うとかなりお金がかかるナ~。

満身創痍

2013年03月19日 11:26

 

 3月18日の備忘録。

 明日は、午後から教授会があるので、おおよそ一週間のんびりDVD鑑賞やコミックを読んでいたが、それも今日でおしまいということになる。

 風邪を引いたのか、喉の調子が芳しくない。また、相変わらずお腹の調子がよくない。さらに、肩こりがひどい。

 なにか、外出はお弁当を買いに行くときだけという感じになってしまった。

 とにかく、明日は銀行に行ってお金を下ろしてきて、生協で散髪してもらってから、教授会に出席することにしよう。

 などと考えていたら、午前3時過ぎになっていた。それではお休みなさい。

コミック三昧

2013年03月18日 00:21

 3月17日の備忘録。

 以下のコミックを読む。

 

  

   

    

     

   映画版をDVDで先に観たが、コミック版と映画版ではかなりストーリー展開が異なる。特に、映画版のヒロイン上戸彩と原作のヒロイン小達さつきの役割がまったく異なる。ある意味では、映画版と原作は別作品として楽しんだ方がよいと思った。  

   

      

        

       

       

 以上の島本作品は、昨日観た「~ガイナックス流アニメ作法~」と話が被るのでなかなか面白かった。この作品の時代背景は主人公たちは大学生であり、わたしは高校生なのであるが、その当時から『SFマガジン』や『奇想天外』を定期購読していたSF少年であったわたしと趣味が同じなので学生時代を回顧することもできた。しかし、これって今の大学生や高校生が読んで面白いのであろうか。

   

  最初の入院のとき、買ったのはどうやら11巻であったみたいで、完全に12巻をすっ飛ばして13巻を読んでしまった。ま~、内容は旧作の映画版をベースにしているから「補完」できるが、これもコミックのビニ本化のせいである。なにか、最初から順番に読んでいかなければ損したような気がする。

  

  いろいろなところで話題の『ビブリア古書堂の事件帖』を読んでみるが、少なくともわたしにはぜんぜん面白くなかった。小説版を読まないで決定するのは酷かもしれないが、これは原作もわたしの感性に合わなさそうだと思う。

  母方の親戚の女の子が小学館の「12歳の文学賞」を受賞したそうである。小学館のHPによれば、「単行本『12歳の文学 第五集』が日本図書館協会の選定図書に!」にということなので、順調にいけば「第七集」にその作品が掲載され、全国の図書館で読めることができると思われる。

  なお、上記コミックの感想は随時補足していく予定である。

一日、ごろごろ

2013年03月17日 23:38

 3月16日の備忘録。

 YouTubeで、京都国際マンガミュージアムのトークセッション「~ガイナックス流アニメ作法を語る~」第1部・第2部がアップされていたので、昼食を挟んで2時間余り、それを観て過ごした。驚いたのは、京都国際マンガミュージアムの館長は養老孟司先生だということ。

 https://www.youtube.com/watch?v=wHblHgp8bJQ

 https://www.youtube.com/watch?v=w4Xe75ZLJgw

 

 

 養老先生が虫好きであることは知られているが、「エロス+虐殺」事件で有名なアナーキストの大杉栄が日本で最初に『ファーブル昆虫記』を翻訳したことは知らなかった。意外と、若い研究者の中には判決内容に詳しいが、その事件の当事者がどのような人物なのか知らないことが多いことが増えてきたように思われる。

 そのあと、近くの本屋さんによってヤマザキマリの『テルマエ・ロマエ』Ⅰを買って来て読んでみる。以前、このブログに書き込んだように、わたしは原作を読まないで、映画をDVDで観たのであるが、原作と映画では登場人物の役回りが異なっている。これをどのように評価するのかは難しいところである。

 

   この表紙は問題になったようである。言うまでも無く、すっぽんぽんで所謂「局所」が描かれているからである。しかし、キリスト教倫理が確立されていなかったローマにおいては完全な肉体美を誇りにし、いろいろな像として残していたのであるから、作者のヤマザキマリ女史はあえてこの彫像を表紙にしたそうである。通常、本屋においてはこのコミックに帯が付くのでよいが、amazonは帯をとって商品の掲示をするので問題となろう。

  それと、コミックのとの映画の関係においては映画「テルマエ・ロマエ」の原作料としてヤマザキ女史に100万円しか支払われていないのは不当ではないのかという 議論があるそうである。岡田斗司夫氏によれば、通常の邦画の監督料が250万円であり、決して不当に安いわけでは無いそうであるが、宣伝費や俳優のギャラに映画作成費の大半が使われてしまうのであれば、それは唯でさえ作品の「質」が低下している日本映画界を益々劣化させるのではなかろうか。 

 午後9時頃に就寝するが、外で大声を出す酔っ払いがいたために午前3時半に目が覚めて眠れなくなってしまう。

 

やっと追いついた

2013年03月15日 16:07

 3月15日の備忘録。

  この日は大半は、このブログの備忘録の一週間分の書き込みに費やす。

 体調は依然、回復していない。

 うだうだやっていると、一日が過ぎてしまった。

 まさに、時間の浪費である。

接触不良

2013年03月15日 16:05

 3月14日の備忘録。

 LANケイブルの接触が悪いのか、インターネットの繋がりが悪いのでYAMADA電気の6階に3メートルのRANケーブルを買いに行く。

  

 全体的に、寝つきが悪く、あまり良い夢が見られない。

 「たわけ」の意味が、総領が出来が悪くて「田を分割する」ことから来ていることを初めて知る。

 

 ヤマト運輸から紀伊国屋に注文した洋書が届けられるが、そのまたすぐ後、アマゾンに注文したDVDが到着しアッという間に30,000円を出費することになる。

 実家に電話すると、母親が土曜から田舎に法事に帰るとのこと。

 毎日、取り立てて書く話題もなくなりつつあるので、今日のところはここまでということにしよう。

ウテナ

2013年03月15日 16:02

 3月13日の備忘録。

 昨晩は、院生のパーティーに参加して帰宅したのは午後10時前後であったが、やはり2日連続して8時間以上働くと病気の関係で翌日はほとんど動けなくなる。したがって、今日も原則的には疲れて寝込むということになった。

 まず、午前中にYAMADA電気で買ったDVD「刑事コロンボ 完全版 Vol.1」の中から「死の方程式」と「黒のエチュード」を鑑賞する。

 

   ロディ・マクドウォール(野沢那智)

   「クレオパトラ」のオクタヴィアヌス、「猿の惑星」のコーネリアス博士、はたまた「フライトナイト」のバンパイアー・キラー、ピーター・ビンセントまで幅の広い演技で知  られるマクドウォールが科学者にして法律家の御曹司役で登場。叔父を葉巻爆弾で殺したのだが、コロンボの嫌がらせ的なトリックで墓穴を掘る。

 

  ジョン・カサベテス

  訪問者の諸君は若いので知らないであろうが、カサベテスは俳優にして映画監督でも有名。奥さんのジーナ・ローランス主演の映画「こわれゆく女」や「グロリア」の監督。学生時代に、よく都内の名画座で彼の映画作品を観たものである。コロンボの犯人役では一二番を争うダンディーな俳優。

 

 

 わたしの師匠は、論文の書き方としてコロンボ風の「倒叙物」を使うことを教えてくれた。すなわち、最初に犯人を明確にして、そいつをどのように立証して追い込むのかということは、論文における「起」と「結」の繋がりに類似している。

 

 続いて、DVDで劇場版「少女革命ウテナ」を久しぶりに鑑賞。これはテレビ放送がわたしが本務大学に赴任する前であったので、かろうじて20話前後はリアルタイムで観ていた作品である。このアニメは主題歌よりも挿入歌の「絶対運命黙示録」の方がインパクトが強かった。

  絶対運命黙示録 絶対運命黙示録 出生登録・洗礼名簿・死亡登録 絶対運命黙示録 絶対運命黙示録 わたしの誕生・絶対誕生・黙示録 闇の砂漠に 燦場・宇葉 金のメッキの桃源郷 昼と夜とが逆回り 時のメッキの失楽園 ソドムの闇 光の闇 彼方の闇 果てなき闇 絶対運命黙示録 絶対運命黙示闇・黙示録 ◆もくし くしも しもく くもし もしく しくも ◆Repeat... 

  しかし、全体的に意味不明の難解な作品であったことは間違いない。「カシラカシラ、ご存じかしら.....!」のE子とF子の影絵による校内放送等、極めて実験的なアニメであった。天上ウテナの声優の川上さんが死んでしまい、ブルーレイBOXも発売されるそうであるが、ガンジスの作品はかなり面白いものが多い。「世界の果て」からの脱出がテーマであるが(難しく言えば、「閉じられた内面的世界」から「開かれた外面的世界≒現実世界」への脱出)、この映画版の主人公はウテナではなくて姫宮アンシーということになっている。否、アンシーが魔女の疑念をかけられた段階で、王子である鳳暁生は魔法が解けて蠅となり、この世界の中心からいなくなった(兄殺しが想起される)。だからこそ、王子は車の鍵を探し回るのである。

     カシラカシラ、ご存じかしら?

     あれ理事長よ、うん理事長よ、そう理事長よ、
     お見かけしないと思ったら、
     主は冷たい土の中
     誰かに殺されたのかしら?
     だって埋められてたんだもん!
     では犯人はだれかしら?
     カシラカシラ、ご存じかしら.....!
     カシラカシラ、ご存じかしら.....!

 むしろ、BSアニメ夜話でこの映画を取り扱った回を見逃したことの方が残念である。舞台装置は乙女チックなのに、なにか大正・昭和初期の見世物小屋的要素が垣間見えるところが、わたしの好きなところである。

 なにか疲れてきたので、今日の書き込みはこれで終わりとしよう。

 脱出成功!!

 

後期入試

2013年03月15日 16:01

 3月12日の備忘録。

 昨夜、帰宅したのが午後10時半過ぎだったので疲れているのに、今日は本務大学の後期入試なのでうかうか寝てられないために、ねむい目をこすりながら午前6時半ごろに起床。午前8時半にタクシーで本務大学へ向かう。午前9時から午後1時過ぎまで控室入試監督として待機。細かい内容は、入試なのでここでは省略することにする。ただ、お昼のお弁当は―これは初めてだと思うが―「砂久保」のお弁当であった。

 午後1時半に過ぎに、バスで駅北口まで帰る。バス内で関西弁をしゃべる受験生が入試問題についいて話していたが、「君たちどこから来たの」とは言えないのでそのまま生協のカタログを見ながら駅前に到着するまで沈黙。

 YAMADA電気でDVDを買って、午後2時過ぎにいったん帰宅。疲れがたまっていたので、午後4時から午後5時過ぎまで仮眠をとる。

 午後5時過ぎに起床したのちは、入浴して下着を替えて久しぶりにネクタイなどを締めて正装する。

 午後6時半頃、自宅を出て大学院院生の謝恩会会場の水戸サウスタワー(YAMADA電気の入っているビル)に徒歩にて向かう。午後7時から午後10時まで、謝恩会に出席。院生それぞれの挨拶、教員の祝辞、集合写真および花束贈呈といった一連のセレモニーを挟みながらも、楽しい時間を過ごすことができた。院生のみなさん、修了おめでとう!

 

  会場は11階の常陸之國もんどころ。会費は5000円。参加教員は池谷、酒井、小野寺、村山、木村(勝)、大島、木村(競)、岩佐、中野。

 

  午後11時半から午後1時半まで、旧作の劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」を観て就寝する。

  

 ま~、アダモカダモンの代わりにリリスを使って不完全な個別たる単体である人類を完全な単体の人類に統合することが「人類補完計画」であるとすれば、カバラ神秘思想だけではなく、ハーバーマスのシェリング批判(『理論と実践』第四章 唯物論への移行における弁証法的観念論―「神の収縮」というシェリングの思想からの歴史哲学的推論)にも書かれており、いま考えてみると新規な発想ではないのだな~、と思った。

 

(追記)

 YouTubeで「のび太の人類補完計画」という二次創作を見付けたので最終話だけ貼り付けておく。

 https://www.youtube.com/watch?v=KCEaSVMH02M

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